電子書籍
対談集
2022/11/26 00:37
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投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジェーン・スーが一度対談して、もう一度じっくり話したい人たちとテーマを特に設けずに話をするという形式の対談集。女性の生き方みたいなのは全員と話をしていたかな。後は対談相手の職業とかに絡めて話をしていた感じ。中野さんの回が一番長く、語っている事も専門的な方向な気がした。でも例えとか使っているので分かりやすい。あとがき読むと2,3年の間にスーさんの周りが色々変わっていて少し切なく感じた。
紙の本
40歳ぐらい以降の女性向き
2021/12/26 10:03
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が過去に対談して,もう一度話したいと思った相手を読んで対談した内容のまとめ。オバさんと呼ばれる年齢になった女性が何を考えているか,どういう風に社会と接しているかがわかります。田中俊之さんとの対談で,女性が軽視されがちな社会であることと男性が弱みを見せにくい社会であることは表裏一体で,どちらか一方だけ解消しても根本的な解決にならないという指摘が一番印象的でした。女性の権利がどうこうと声高に主張している人の中にはこの視点を欠いている人がいるように感じるので,そういう人がこの本を読むといいのになあと思いました。
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人間の想像力なんて、所詮それぞれの経験をベースにした演繹と帰納の繰り返しでしかない。
読み手にとっての「その先」を見せていくことに意義がある。
↑映画や文学だけじゃなく、身近な誰かに自らの姿を見せることもできるよなと。
効率とストレスは別。得意な方がやっていてもストレスはかかる。
↑他者と心地よく生きるために必要なマインドセット
男にとっての呪い=自分自身と対峙することを恐れること。自分を客観視できないこと。
↑飲みに行ったら会社のことと仕事のことしか話さないおじさんたちに感じていた違和感の正体。
「他者のためにならねば」という欲求は、「こんな自分も存在していいのだ」と自分に納得させるために湧いてきたもの。
↑お節介を焼く“良い人”が嫌いな理由。
できること、できないこと、やりたいこと、全部違う。
↑何か一つの尺度で全ての事柄を照射しようとする幼さへの自戒として。
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言葉選びのセンスが好みなのと頭の回転が速い方々の会話は聞いてて(読んでて)楽しい。面白かったです。
ゆるく話されてるけど内容は全くゆるくない…堅苦しくないけど真剣な、バランスが良いです。
中野信子さんのお話、説明とか例え話がとてもわかりやすくて。化城。意識より身体。日本は終わるんじゃなくて新しい日本になってる途中←ペシミストなのでこれは頭に置いておきたい言葉です。
ほんと、どなたもそれぞれ興味深かったです。「パッカーン!」と全員どこかしらでなってます。
あとやっぱり、本結構読んでらっしゃる、皆さん。「有閑倶楽部」は偉大です。
スーさん原作のドラマを拝見してて、こちらが丁度図書館にあったので久々にスーさんの文章に触れましたが、更に好きになりました。他の著書も読みます。
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私はあまりジェーンスーさんを知らず、外国の方だと思っており、面白そうなタイトルの本を出されているが、何となく今まで読まずにいた。
が、最近日本人だと知り、あえてジェーンスーと名乗っている人物像が気になり、予備知識ゼロで文庫本を購入。(44才の私にはタイトルもメチャメチャ突き刺さった!)
やはり頭の良い方同士の対談なので、私には少し難しいかしら…?と思いつつ、読み進める。もしかしたら、途中で挫折しちゃうかもなー、なんて思っていたのに、気付いたら読了。
普段あまり社会的なことやフェミニズムなんてあまり気にした事がなかったのに、少し考えるきっかけになった。男性学なんて、全く知らず、目からウロコ。読んで良かった…一生知らずに死んでいくところだった。
今度はスーさんのエッセイ読んでみようかな。
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スーさんはいつもラジオで話していることと同じなので新鮮さはないが、この頃はまだ同居人がいたんだなと時の流れを感じる。その先を今は生きているのが感慨深い。そして今回はいろいろな対談相手のことを少し知れたのがよかった。
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この本で「男性学」という存在を知った。女性の問題はいろいろなところで議論されるようになってきたけれど、男性の自殺というテーマはあまり語られなかったような気がする。「べき」論に疲れてしまった心にジェーンさんの視点は刺さるなあ。
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つまらなかった。。著者と世代が違うせいか共感することもなく。唯一、田中俊之さんの男性学は面白かった。
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すごく面白かった。
スーさんのエッセイも読んだことあるけど対談もお相手のカラーが如実に出て面白い。
酒井順子さんとの対談では、バブル世代のちょっと下の人達ってこんな風に考えてるのか、という参考になった。
「人生の目標を決めて生きていない」とか「少し上の世代の人が生き生きと生活していると励まされる」といったところは、氷河期世代より下はみんなそうじゃないかなと思う。
全共闘世代や若いSEALDsの世代の人達が主張がしっかりしてると言っているけど、SEALDsの人達はかなり少数派じゃないかな、、、。
能町みね子さんとの同居男性の話は笑ってしまった。
お二人とも家計をメインで支えているのは自分で、主に同居の男性が家事全般を実施し、ており、彼女たちが「昭和のおっさん」になってしまったと自認している。
仕事場でダラダラ仕事して、「今日は外で食べるからいいや」ってLINEして「5時以降に言われても困る」と言われたり。
たまには食器洗いをしようとしてスポンジの場所が分からず聞くと、「いいよ俺がやる」となるそうで。
性別の問題じゃなく、役割の問題なんだなーと考えさせられる。
他の多くの人もコメントしてるけど「悩みのほとんどは我儘か暇」って言葉は衝撃!
それと、女性の問題は男性の問題とコインの表裏一体であることはもっと認知された方がいいと思う。
お互い協力して解決していかないといけないのに相手側を非難するばかりでは、、、。
「3歳までは女性が育児すべき神話」と「男性が生涯働いて家計を支えるべき大黒柱神話」はセットなのでどちらかだけ解消は出来ない。
自殺に占める男性の割合は7割以上が10年以上継続している事実。
男は滅私奉公すべきという社会通念で40代男性が過労で自殺しても大きなニュースにはならない異常。
ENEOSの「安い電気に変えるか、稼ぎのいい男に変えるか」というCMは女性が差別される事に比べれるとあまり注目されない。妻は夫ほど稼げないという前提があるので女性も卑下にされているにも関わらず。
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オーディブルにて。
対談を文字起こししたものを朗読で聞くのもどうだろうと思ったけど、割と聞きやすかった。女性二人が話してるとどっちがスーさんかわからなくなるけど。
タイトルは犬笛のようなもので、アンテナが立ってる人に届くようになってる、という序盤の言葉に共感。タイトルにビビビときて手に取る人には興味深い本になってると思う。
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Audible にて。
光浦靖子さんや、「逃げ恥」の原作者さんなどとの対談。
タイトルに惹かれたが、男性との対談もあるのですべてがオバさん談義ではなかった。
光浦さんの「冤罪お局」という言葉が面白くて、わかりみが深い。
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面白そうなタイトルに惹かれて読んでみたが、ジェーンスーンさんを全く知らなかったので、いまいち内容が響いてこず。
対談は内輪ネタが多いように感じた。
特に「宇多丸さん」とは大学時代のサークル話に花を咲かせていたが、お二方とも初見の私にとっては置いてけぼり感満載だった。
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2022.4.18数人との対談集ということで、会話のテンポが文章に表れているなと感じた。印象深かったのは田中俊之さんの男性の生きづらさ、について。ジェンダーバイアスについて最近考えるが女性が生きづらいことの背中合わせとして男性の生きづらさがあることをもっと社会が認識していかなければならないのを痛感した。 また中野信子さんとは共著で別冊を出しているのでそちらも読んでみたい。
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オーバーザサンが好きで、スーさんにハマり本にも手も出したが、これは途中で読む気が失せてやめてしまった。内容は普通の対談で、特別何か面白い話しとは思わなかった。ラジオでの美香さんとの掛け合いは大好きなんだけどな〜、ざんねん。
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やっぱり私は対談や鼎談が好きではない。
誰かの会話を聞いて楽しむ事は基本的にはないため今回の書籍もやっぱり面白くなく途中でやめた。