リバーサイド・チルドレン
著者 梓崎優(著)
カンボジアの地を彷徨う日本人少年は、現地のストリートチルドレンに拾われた。「迷惑はな、かけるものなんだよ」過酷な環境下でも、そこには仲間がいて、笑いがあり、信頼があった。...
リバーサイド・チルドレン
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商品説明
カンボジアの地を彷徨う日本人少年は、現地のストリートチルドレンに拾われた。「迷惑はな、かけるものなんだよ」過酷な環境下でも、そこには仲間がいて、笑いがあり、信頼があった。しかし、あまりにもささやかな安息の日々は、ある朝突然破られる――。彼らを襲う、動機不明の連続殺人。少年が苦悩の果てに辿り着いた、胸を抉る真相とは? 激賞を浴びた第5回ミステリーズ!新人賞受賞作「砂漠を走る船の道」を巻頭に据え、連作化した『叫びと祈り』で2011年本屋大賞にノミネートされた俊英が放った、渾身の第一長編。第16回大藪春彦賞受賞作。/解説=吉田伸子
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カンボジアに日本人のストリートチルドレン?
2023/08/27 01:54
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投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
カンボジアでストリートチルドレンとして暮らす日本人の少年岬が巻き込まれた連続殺人事件。
序盤は岬と仲間たちの日々の生活や境遇がじっくりと描かれ、ヴェニイが黒に殺されてからは次々と物語が進んでいく。
何事も「ストリートチルドレンだから」で片付けられてしまう現実…
馴染みのない設定も犯人とその動機が明らかになり納得。
一見破綻したような論理も彼の境遇だったらそう考えてしまうのかと思った。
そもそも何故日本人の岬がいるのかについては経緯が明かされたものの、それは腑に落ちず、中学1年ならストリートチルドレンになる前にもうちょっと対処できたのでは。
最後の彼の決断も将来後悔しないといいけど…