- 販売開始日: 2021/08/13
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-901037-8
憑き物ごと愛してよ
僕の身体に巣喰う、強大な憑き物を祓ってほしい――18歳になったら憑き物の花嫁として孕まされ、殺される運命を背負う温(ゆたか)。並みの術師では太刀打ちできず、一縷の望みで最...
憑き物ごと愛してよ
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
僕の身体に巣喰う、強大な憑き物を祓ってほしい――18歳になったら憑き物の花嫁として孕まされ、殺される運命を背負う温(ゆたか)。並みの術師では太刀打ちできず、一縷の望みで最後に縋ったのは、最強の憑き物落とし・陸海(くがみ)。「たとえ1億積まれても、俺は助けない」冷たく拒絶する陸海の元に、諦めず通い詰める日々。ついに根負けした陸海は、「このままじゃ寝覚めが悪い」と渋々引き受けてくれて!? ※口絵・イラスト収録あり
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
かなり好き
2021/12/13 14:48
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タナカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
めっちゃくちゃ面白い!レビュー少ないので、みんな読んで欲しい!!温の事が可哀想で泣いてしまう!この2人のバディで是非続編希望!!
面白かったです
2023/04/11 23:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
珍しい設定なので、引き込まれるように読みました。上手に作られたお話だなあと感心しました。憑き物の祓い方が素晴らしいし、どうなるんだろうとドキドキしながら迎える後半、とても面白かったです。
退魔年の差BL
2021/08/29 05:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kurage - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の方も書いてますが、読み終わった後にタイトルを見ると、なるほどそういうことか、とわかるタイトルでした。
浮世離れした受けが、内心ではもう人を殺したくないと必死にあがいてるのが健気で、そういう部分に気づいたら、もうそっけなくできなくなっていく年上攻めがよかったです。
日用品の買い出しや、料理(二人ともできない)でちょっとずつ仲良くなっていく過程にもほっこりしました。
シリアス
2021/08/08 17:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桜橘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルが表紙絵とあって無いような…?と思って読み始めたら、表紙絵の感じであってた。タイトルから少し軽い話かな?って思っていて。
憑き物祓い屋の陸海(くがみ)と代々憑き物を使役してた家の最後の当主になってしまった温(ゆたか)。
3ヶ月後18才に成ると自身に憑いた憑き物の子を孕まされてしまうのを止めたい。と陸海に依頼する温 。一度は断られるも再度依頼に行き…とはじまる。
憑き物の主になったからと完全に箱入りで外界と隔離されてきた温だけど、一族が絶えたからやっと外界を知り、出てはこれた。
でも、少しでも自分が何かを望むと憑き物が人外の感覚でどんな方法でも叶えてしまうから、と何も強く望まないようにしているのが悲しい。
災いをなすことを憂えて、最後の頼みの綱が陸海に憑き物を祓ってもらうことだった。
陸海も憑き物祓いの仕事をしている内に身内を全て亡くし、廃墟の様な一軒家で一人生きてた。
最後あたりになって温に陸海を紹介したって祓い屋が出てきたけど、ま~クズい大人だった。
淫靡なのにシリアスで
2022/08/13 15:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
300年に渡り代々憑かれた受けの憑き物は史上最強だし、攻めは家族も愛する人も憑き物とそれを利用する人間に殺されていて、それらを憎んでいるのだからタイトルの「憑き物ごと愛してよ」は到底無理な話だと序盤を読んで思った。
案の定淫靡なのにシリアスでせつなく胸が痛くなるような展開。どう決着がつくのか予測がつかなかったが取り敢えずは一安心。
今後の彼らの様子も読んでみたい。
憑き物
2022/04/04 06:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
作者さん初読み
タイトルに惹かれて手にとりました。
(タイトルって大事)
心霊BLって銘打っていたのをどこかで見たのですが
そんな感じです。
憑き物の古久喜家の当主の温
憑き物落とし・陸海の話
代々憑き物によって繁栄していた古久喜家の有り様とか
(一族の末は因果応報ですけど)
両親や姉を憑き物によって失った陸海の有り様とか
温のそれまでの生育環境とかが本当に酷い
その中で「人間が好き」っていう言葉は彼の存在からするととても重い。
もろもろ重たくねっとりとしているのに、
読み心地は良く、するすると読み進むことができます。
あ、淫靡なシーンはねっとり感保たれていて良かったですし
陸海が噛み砕くのもある意味新鮮な方法でした。
越阪部は何か絡んでくるかと思いましたが
そうきたかーって感じで。
そして肝心の憑き物に関してはどうする気かって思っていたのですが
「そうくるかー」って感じでした。
やるなぁって思ってしまう感じというか、感服いたしました。
温の気持ちが切々と伝わってきましたし。
余談ですが
スーパーでの中年女性が印象的
私はこの立ち位置ですね(笑)
ここらへんのシーンはその後の流れに向かう大事なシーンだったと思います。
☆4.5
ホラー?
2022/01/28 19:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:蛍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者買い。飲み始めてから、この作者さんはホラーチックなものがたまにあったな……と思い出しました。流れからも、憑き物はおとされるんじゃないの?と訝りながら読み進めたのですが、そこはさすが。タイトルに偽りなし。憑き物ごと愛されてました。