新九郎、奔る! 8
著者 ゆうきまさみ
室町コミックブームの火付け役! 最新巻!文明五年(一四七三年)、新九郎のもとに伯父・貞親逝去の報が届く。それを皮切りに、応仁の乱のきっかけとなった人々が次々とこの世を去る...
新九郎、奔る! 8
商品説明
室町コミックブームの火付け役! 最新巻!
文明五年(一四七三年)、新九郎のもとに伯父・貞親逝去の報が届く。
それを皮切りに、応仁の乱のきっかけとなった人々が
次々とこの世を去ることに。
世代交代の波が押し寄せるなか、
新九郎は相も変わらず、自分の家の金策に頭を悩ませていた……
その矢先、姉・伊都が嫁ぎ先の駿河・今川家にて嫡男を出産。
父・盛定はお祝いを兼ねて、伊都への金策をしてくるよう
新九郎に駿河行きを命じるがーーー!?
乱の中心人物が不在でもなお、終わる気配のない天下の大乱。
そして荒れる関東。
時代はいよいよ戦国へと急速に向かい始める!
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東海へ
2021/12/02 16:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ZATO - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊勢新九郎が後世に北条早雲と呼ばれるような活躍をすることになるキッカケは、東海地方を基盤とする今川家の騒動を収めたことと言われてます。今集では新九郎が初めて東海地方を訪れる様子が描かれています。
しかし、さすがゆうきまさみさん。富士山の裾野や伊豆半島を訪れる新九郎一行のノリを、現代の修学旅行のようなノリとして描いていて、とても面白いし、共感が持てます。新九郎くらいの年齢で風光明媚な場所や歴史的ないわれのある場所に初めて訪れれば、戦の当事者でない限り、やはり現代と同様修学旅行のノリになるように思います。新九郎が歴史オタク(特に鎌倉幕府関連に興味を持っているよう)に描かれているのが面白いし、事実としてもそういう側面もあったのかもしれません。戦国時代の知識ある武人は多かれ少なかれ、鎌倉幕府を意識していたことは間違いないようですし。
今川義忠が落命するところで終わりますが、次集での新九郎の動向が期待されます。
成長
2021/09/24 23:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:CB1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の新九郎が周囲の状況に流されつつも、少しずつ当主としての行動をし、大人になっていることが窺えます。それでも北条早雲にはまだまだなので、今後更なる飛躍を遂げてくれるのかが大いに期待できます。
文字多めの部分も。
2021/09/12 11:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
話が込み入って来ているので、文字多めの部分も。 誰が誰やらでややこしい。
上洛する新九郎。
京では戦を始めたはずの宗全と勝元が相継いで...
公方様含め、それぞれに後を継ぐ者たちは...
勝元の息子、聡明丸に狂気を感じるのは。
新九郎は時代と父に翻弄されつつ、従兄、貞宗の誘いでとうとう運命の地、関東へ。
新たに登場した美貌の女金貸しはどう絡んでくるのか?
姉、伊都の夫、今川義忠。
先祖代々の土地、遠江に執着し、幕府の命に従わず、味方であろうと弓ひく...
そんな夫を持つ伊都は...昔の少女の様な面も残しつつ、母としての逞しさも持ち。
遠江にしか興味のない義忠、関東の未来を気に掛ける従弟の範満。
二人の方針の違いが伊都と息子、龍王丸も巻き込み...
更に新九郎まで巻き込まれ...かな?
駿河、伊豆で様々な出会い、知己を得る新九郎。
始まる駿河編と登場するは女武者伊都?
つるが残念なことになったので、再登場した伊都さんにも期待。
新九郎駿河へ
2023/04/15 23:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
今川家督争いで新九郎が駿河に下向する直前までの過程が描かれている。関東情勢の話も出てきて一気に舞台が広がった感じがしてワクワクした。
経験が生きる
2022/03/21 23:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニンゲンいきなり交渉とかできないから、自分の領地で練習できたのがよかったなと思える1冊でした。それにしてもお姉さまのだんなさまってどうなん?
「知らん。誰だそれは?」
2022/01/28 10:16
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦を始めた元凶が相次いで亡くなっていきますが、争いの火種はあちこちに…、まさに戦国時代突入。新九郎の関東行きはまだ先だよね。関東の勢力図、理解できません…、鎌倉公方?古河公方?関東管領上杉?何がないやら…、まっいっか。
動乱への序章
2021/09/15 21:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでも京での応仁の乱や権力闘争など描かれてきたが、新九郎が駿河へ下向し、主要人物たちとの邂逅を果たし、いよいよ新九郎が世に出る契機となる駿河動乱への序章ともいうべきストーリーが描かれる。