スタイリストとして大活躍の吉本由美さんも73歳。拠点を熊本に移してのちの暮らし方は?
2021/11/18 14:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑誌『オリーブ』『クロワッサン』で大活躍、その後、ユニークな著作も出して、いつも生き生きしている印象の吉本由美さん。そういえばどうしているんだろうなぁと思ったら、故郷熊本で暮らし、やはりそれなりに友人知人たちと、猫たちと楽しく暮らしてらっしゃるみたいです。
本書は、一人暮らしの女性が、還暦過ぎてから生活拠点を移し、それでもそれなりにいい感じに暮らすお手本みたい。両親を介護して見送った経験も、相続した家と庭は、維持を持て余しそうでさあどうしようか。いやそれより、ひとり暮らしの孤独をどうする?...etc。やや暗くなりそうな内容も、カラッと明るく粋に描いた、誰にもやってくる日々のために、手元に置いて何度も読みたい気がする一冊。
投稿元:
レビューを見る
前半は作者の忙しくも輝かしい毎日が、昔のことなのに、今起こっていることのように新鮮で、とても楽しくスピード感をもって読めた。
後半は移住後の緩やかな暮らしが綴られており、人生を楽しめる人は何歳でも楽しめると、未来に希望を持った。
投稿元:
レビューを見る
誰もが通る老後への道。かつての華々しい活躍から年を取り実家の熊本へ。いろいろあったにせよ自分のペースでの生活に落ち着いた著者。人生はまだまだ分かりません。
投稿元:
レビューを見る
18歳で上京、インテリア・スタイリストからやがて故郷熊本に戻る人生。まだ残る人生を楽しみつつ人生を振り返る。
映画雑誌の編集部のアシスタントから女性誌のインテリア・スタイリスト、作家としての活動から両親の介護をきっかけとした帰郷。
駆け足で過ごした20代から、振り返ると人のつながり、ちょっとした偶然が人生に大きな影響を与えている。そして60を過ぎての帰郷。知り合いもほとんどいない中、これも偶然知り合った方々との縁を機に新たな人生が広がっていく。
淡々とした文章の中、忍び寄る老いも含めち、人生悪くないと思わせるエッセイ。
投稿元:
レビューを見る
字が多くて、読むのに時間がかかりました。
後半の方が面白かったです。
東京でバリバリ楽しそうに働き、独身で過ごしてきた人って、引退したらどんな生活を送るんだろうと思っていたので、参考になりました。
リバースモーゲージっていうのがあるのを知らなかったので、気になりました。
投稿元:
レビューを見る
ずっとフリーランスでやってきて、人との縁で仕事をし続けられるってすごい。仕事も含めた信頼関係や人間関係を作るのが自然と上手くできちゃうんだろうな。もちろん沢山の努力があってなんだろうけど、それを楽しそうにやっていて、でも悩んで違うステップへ進んだりして。これが人生を謳歌してるってことだなと感じた。こんなに好きなことがあって軸がしっかりしているなんてとてもステキな人。
投稿元:
レビューを見る
18歳から東京に出て
がむしゃらに働いて、素敵なインテリアや人に囲まれて暮らしていたのだろうなぁたいうことを想像した。
羨ましかった。
でも、そこから帰郷してふるさと熊本での暮らし。
華やかな世界からのんびりと。しかも、60になってから。その勇気に感銘を受けた。
私もいくつになっても新しいとこに行き、そこで暮らし、生活を楽しめるかなぁって思った。
老後の一人暮らしについて書かれていた
豊かというまでもいかなくても、ちょっとは面白味があるものになるかは、自分の人生をどう終わらせるかを企画し、演出するかの気力によるっていう言葉が心に刺さった。
先もちょっとイメージして、今を生きられるようにしたい。
投稿元:
レビューを見る
スタイリストって、服だけではないということを知りました。
卒論のテーマだったトリュフォー映画関連話は懐かしさを感じながら、後半は、自分のこれからの生活を考えながら読み終えました。
投稿元:
レビューを見る
読書紹介のインスタみて、気になって図書館で借りた本。
何に気になったんだっけなぁ…
吉本由美さんを知らずに借りました。
こちらの本で、父とほぼ同じ世代と知る。
.
吉本さんの学生時代も描かれているが、父から聞いてた学生時代の真逆にいる人だということがわかった。そちら側から見た父のいた世界(学生運動)を見れたのもまた面白かった。
.
吉本さんがご実家に戻られてからのお庭との格闘〜完成部分を読んでいる時に、吉本さんのインスタで庭が荒れ放題という投稿が入ってきて、思わずコメントしたらお返事頂いて嬉しかった。
「人生って、生活って、小さな愉しみ、喜びが重なり合って出来上がっているのだなと思う」
.
「やる気とは、じふんのじんせいをどうおわらせるかを企画し演出する気力である。その最後の力を振り絞り、たとえひどい人生だったとしても、最終章で笑みを浮かべられたら素敵じゃないか」
.
「『クロワッサン』が火をつけた雑誌ブームは結局モノに溢れた世の中を作り、読者の購買欲を煽るような自分の仕事に嫌気がさした。」
.
この本を読んでいて、学生運動の時期って今と似ている気がした。
若い人たちから沢山の価値観が湧き上がって、今までの価値観だけではないと主張する。ファッションや音楽も色々なジャンルが出てきた時代。それがベビーブーム世代なだけにかなりの割合を占め、変えていくことができた。数は偉大だ。
これから少子化、むしろベビーブーム世代が高齢者、数は偉大がまだベースにあるなら、なかなか若者に優しい日本にはなりにくいよな。
少ないけれど一つ一つのパワーが大きければ変えていくことができるのだろうけど。
投稿元:
レビューを見る
憧れの世界にいる方。
どんな人生を歩んでこられたのか興味津々読んだ。
才能、運、人間的魅力があり、
夢中になる力で、その憧れの世界に辿りつかれたのだな、と
感心して読む前半。
後半は、そんな世界から遠く離れた故郷に帰り、
年を重ねる大変さに直面されながらも
やはり、創るひと、つながっていくひとに
なって人生を楽しまれているご様子にまたまた感心。
誰でも年を重ねていく。
若い時のように生きられないし、
新しい生き方を求める時がくる。
かなりのスピード感で進まれる中に
芯のある自分を発見されていく姿。
いいなぁ、と共感し、また違う憧れをもった。
投稿元:
レビューを見る
前半は、東京での煌びやかな世界での話。行動力もあるし人脈に恵まれている人だなと思った。それは人柄もあるだろうし、1番は自分の好きなことを理解してて、行動出来る所からくるんだと思う。
後半は、熊本での話。若いときには想像しなかったような事が好きになってるの分かる!その年代に合わせて自分の好きに合わせて人生を謳歌してる。この人の人生、多分いろいろあるとは思うけど幸せだと思う。
投稿元:
レビューを見る
⚫︎感想
こちらの本が出た時の著者は73歳ということで、歳をとり、生活が変わることや、どんなことを楽しみにして生きていけばいいのかなどのヒントになるかと思い、読んでみた。私は人生を楽しんでいらっしゃる年上のお姉さん方が好き。吉本さんの過去のその時その時の生活が垣間見られた。猫の世話を猫仕事と呼んだり、庭にまつわるあれこれや、楽器、物書きなど、自分のペースで人生を面白がったり、楽しんだり、好きなことを好きにする前向きな姿勢が大切なんだと改めて思った。
⚫︎あらすじ(本概要より転載)
年をとるって、かくも愉しく忙しい——。
スタイリストとして70~80's『アンアン』『オリーブ』『クロワッサン』の草創期を駆け抜けた半生と、熊本ではじめた62歳からの仕事と暮らし。
映画と雑誌が大好き、夢は自分好みの部屋に暮らすこと——。
18歳で始めた東京暮らし。初めて就職した『スクリーン』編集部での映画三昧の毎日。
憧れの大橋歩さんのアシスタントを経て、『アンアン』の編集見習いに。
そして流行発信の最前線でインテリア・スタイリストの草分けとして目まぐるしく駆け巡った日々……。
人生ってなんだか偶然と突然の連続。
還暦過ぎて地方暮らしを思い立ち、熊本へ帰郷。
転がり着いたこの地で新しい仕事もいざ始動。猫の世話、庭仕事も忙しい。
73歳となった一人暮らしの達人が、人生折々に見つけた〝年をとる愉しみ〟について綴るエッセー。
投稿元:
レビューを見る
両親がいなくなった実家に一人いると襲ってくる寂しさ。もしかしたら自分も近い将来同じ寂しさを味わうかもしれないと初めて思った。
投稿元:
レビューを見る
ご実家の大きな庭に苦労されている様子が随所に見られて、大変だろうなあと思いながらも何だか可笑しくてくすくす笑ってしまった。
"これまでの私の人生、夢の多くは叶わなかったが小さな喜びは随所にあって、まあ、全体的に見れば愉しかったな"と思えるような生き方をしたいなあ。
投稿元:
レビューを見る
なかなか良かった かつて、「スタイリスト」としての吉本由美さんのお名前を雑誌でよく拝見していた。
いつも見る名前だなぁと思っていた。
それが突然、スタイリストとしての名が消え、文章を書かれるようになり、若かった私は非常に傲慢に「面白くなさそう」と決めつけた。
あれから何十年経ったのだろうか。
吉本さんも歳をとり、私もまた歳を取った。
彼女の、東京での暮らしと熊本に帰ってからの暮らしを綴ったこの半自伝的エッセイは非常に面白く、共感し、なるほどと深く頷くことになる。
吉本さん、面白くなさそうなんで決めつけてすみませんでした。
これから御著をたくさん読みます!!