- 販売開始日: 2021/08/27
- 出版社: 亜紀書房
- ISBN:978-4-7505-1702-5
イン・マイ・ライフ
著者 吉本由美
年をとるって、かくも愉しく忙しい――。スタイリストとして70~80's『アンアン』『オリーブ』『クロワッサン』の草創期を駆け抜けた半生と、熊本ではじめた62歳からの仕事と...
イン・マイ・ライフ
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商品説明
年をとるって、かくも愉しく忙しい――。
スタイリストとして70~80's『アンアン』『オリーブ』『クロワッサン』の草創期を駆け抜けた半生と、熊本ではじめた62歳からの仕事と暮らし。
映画と雑誌が大好き、夢は自分好みの部屋に暮らすこと――。
18歳で始めた東京暮らし。初めて就職した『スクリーン』編集部での映画三昧の毎日。
憧れの大橋歩さんのアシスタントを経て、『アンアン』の編集見習いに。
そして流行発信の最前線でインテリア・スタイリストの草分けとして目まぐるしく駆け巡った日々……。
人生ってなんだか偶然と突然の連続。
還暦過ぎて地方暮らしを思い立ち、熊本へ帰郷。
転がり着いたこの地で新しい仕事もいざ始動。猫の世話、庭仕事も忙しい。
73歳となった一人暮らしの達人が、人生折々に見つけた“年をとる愉しみ”について綴るエッセー。
【目次】
■ はじめに
I 転がる石のように
1 住みたい部屋を思い描いて
2 東京の街 みちくさ歩き 60's
3 映画が教えてくれた 70's
4 スタイリストになる 70's~80's
5 暖簾を下ろして筆一本 90's
II あたらしい土のうえで
■ 家に帰って
■ 揺れる日々
■ 街をされく
■ 始まり
■ よりどころ
■ 私の朝は猫仕事から
■ 家を繕う
■ 我が家の庭のささやかな歴史
■ 母の器たち
■ 真夜中の新聞
■ 70歳の夜のひらめき
■ 老後の仕事 私の場合
■ ヒルデガルトの長いお話
■ 人生は小さな愉しみのつづれ織り
■ あとがき
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スタイリストとして大活躍の吉本由美さんも73歳。拠点を熊本に移してのちの暮らし方は?
2021/11/18 14:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑誌『オリーブ』『クロワッサン』で大活躍、その後、ユニークな著作も出して、いつも生き生きしている印象の吉本由美さん。そういえばどうしているんだろうなぁと思ったら、故郷熊本で暮らし、やはりそれなりに友人知人たちと、猫たちと楽しく暮らしてらっしゃるみたいです。
本書は、一人暮らしの女性が、還暦過ぎてから生活拠点を移し、それでもそれなりにいい感じに暮らすお手本みたい。両親を介護して見送った経験も、相続した家と庭は、維持を持て余しそうでさあどうしようか。いやそれより、ひとり暮らしの孤独をどうする?...etc。やや暗くなりそうな内容も、カラッと明るく粋に描いた、誰にもやってくる日々のために、手元に置いて何度も読みたい気がする一冊。