国宝 下 花道篇
著者 吉田 修一
鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある──。芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文...
国宝 下 花道篇
商品説明
鳴りやまぬ拍手と眩しいほどの光、人生の境地がここにある──。芝居だけに生きてきた男たち。その命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をダブル受賞、『悪人』『怒り』につづくエンターテイメント超大作!
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
花道編より青春編の方がっ…て書評は嘘です
2025/06/24 23:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
花道編も波瀾万丈で読み応えがあって、ついつい何はさておき読み進めたくなりました。
喜久雄も苦労をこれでもかとしますが、俊介が出奔中した苦労話に、ハラハラします。
芸について語り合える近しい人がいなくなり、自分だけで高みを目指し、より孤高の人になった喜久雄。徳ちゃんの帰国が救いとなってくれることを願わずにはいられません。
歌舞伎の事をよく知らなくても充分楽しめます
2025/04/29 12:07
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
吉田修一久々の傑作です。歌舞伎の事をよく知らなくても充分楽しめます。この小説自体がひとつの舞台であるかのような感じです。ラストもばっちり決まってます。最後に載ってる解説が登場した歌舞伎のそれぞれの演目について、本筋に絡めて解説してありますので、とてもいい解説だと思いました。
正解のかたち
2026/05/20 00:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る
なるほど原作は映画とはかなり違っていたのだな。
これを映画でやろうとしたら倍の時間は必要だった。3時間でも短くなっていたのだな。盛り込みたいエピソードが多数あった。
上巻最初の違和感も、ずっと言及されてこなかったけれど、終わりで明かされて良かった。そして気になるエンディング。ここで終わるのが当然良いのだと思うので、幸せな結末だったと想像したい。
原作なので当然これが完成形ではあるのだが、映画も映画で素晴らしい作品だった。違うアプローチの正解が二つあるというのも、喜久雄と俊介のよう。どちらも素晴らしかった。
やくざと役者は一般人にはなれない
2025/12/29 11:10
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作を読んでから映画をみました。読んでから見て良かったというのが実感です。喜久雄と俊介が切磋琢磨して芸を磨いていく姿は素晴らしかった。万菊との出会い「きれいな顔で苦労する」 孤高の人間国宝からかけられた言葉に吸い込まれるように芸を研いて行った喜久雄の描き方が素敵でした。
伝統芸能の重み
2025/06/11 15:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
歌舞伎の事をよく知らない私でも楽しめました
華麗な歌舞伎の舞台とその裏側の役者の苦労
裏方の女性や会社の人々の人間模様が鮮やかに描かれる
歌舞伎を見てみたいと思った
人間の生涯×美しきものを描き切った作品
2024/05/15 21:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジャッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの登場人物も遠くにいってしまった。等身大の姿だった喜久雄は、二倍三倍と大きくなったと思ったら、私よりも小さくて繊細な姿にもなっていって、軽く狼狽えた。
芸人の華やかさと、背後にある壮絶な覚悟を描きつつも、その隙間にある世間の眼差し、社会の非情さが鋭く描かれていたので、時々ハッとさせられた。
何より、そういった醜いものすらも吸収し、狂気と紙一重の輝きを放つ人物としての喜久雄を描き切った最後のページに、すごく強くて大きな意志を感じて、胸がいっぱいになった。
