読割 50
電子書籍
藤原仲麻呂 古代王権を動かした異能の政治家
著者 仁藤敦史 著
古代王権が安定した奈良時代に現れた異能の権力者・藤原仲麻呂。叔母・光明皇后の寵愛の下、橘奈良麻呂の変などで兄や他氏を粛清し実権を掌握。中国への憧憬から官職名をすべて唐風に...
藤原仲麻呂 古代王権を動かした異能の政治家
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
藤原仲麻呂 古代王権を動かした異能の政治家 (中公新書)
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
古代王権が安定した奈良時代に現れた異能の権力者・藤原仲麻呂。叔母・光明皇后の寵愛の下、橘奈良麻呂の変などで兄や他氏を粛清し実権を掌握。中国への憧憬から官職名をすべて唐風に改め、藤原氏嫡系に「恵美」姓を賜り准皇族化を推進、自ら恵美押勝と名乗った。養老律令の施行、新羅への外征計画を進める中、怪僧道鏡を慕う孝謙上皇と対立。武装蜂起を試みるが敗死する。息子らを「親王」と呼ばせ、皇位簒奪をも目論んだ生涯。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
追い詰められて簒奪を目指したのか?
2021/11/03 21:50
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
恵美押勝の乱で氷上塩焼を天皇として擁立し、自分の息子達を皇族に授けられる品位を授けたというのは勝利者である称徳天皇の記録による続日本紀からだろう。王莽以来の禅譲劇を仲麻呂が学んだのか、藤原氏を天皇家と並ぶ一族として扱い、ゆくゆくは簒奪を目指していたような感じがする本だが、恵美押勝の乱での行為は孝謙上皇によって追い詰められて自暴自棄になって行ったようにも見える。
紙の本
それにしても、孝謙天皇って・・・
2021/10/02 22:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔、昔、読んだ教科書では「道鏡、藤原仲麻呂といった人たちが縦横無尽に振る舞う様に懲りた朝廷は、都を移そうと考えだしました」と簡単に藤原仲麻呂について記述しているだけだったので、この本はとても分かりやすく彼のことを学ぶことができた。それにしても、孝謙天皇って・・・