日本人にとってキリスト教とは何か 遠藤周作『深い河』から考える
著者 若松 英輔(著)
神とは、信仰とは、どういうものか? 霊性と宗教は矛盾しないのか?批評家、随筆家、そしてNHK「100分de名著」で最多の指南役を務める著者が、自身と共通点も多いキリスト教...
日本人にとってキリスト教とは何か 遠藤周作『深い河』から考える
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商品説明
神とは、信仰とは、どういうものか? 霊性と宗教は矛盾しないのか?
批評家、随筆家、そしてNHK「100分de名著」で最多の指南役を務める著者が、自身と共通点も多いキリスト教文学の大家の作品から、「日本人とキリスト教」を考察する意欲作。本書の軸になるのは、遠藤最後の長編『深い河』。著者はこの作品を「遠藤周作一巻全集」と呼ぶべきもので、遠藤の問いがすべて凝縮されている重要作と語る。神、信仰、苦しみ、霊性、死について……。それら一つ一つを章タイトルに据え、登場人物の言動を丹念に追いながら、そこに『沈黙』や他作品を補助線として用いることで、遠藤や著者自身はもちろん、多くの日本人キリスト教者が追究した大テーマ「日本的霊性とキリスト教の共鳴」を可能にする。
はじめに 日本的霊性とキリスト教
第1章 神について
第2章 死について
第3章 出会いについて
第4章 信仰について
第5章 告白について
第6章 苦しみについて
第7章 愛について
おわりに 復活について
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終始退屈な内容は致し方なし
2021/10/11 16:46
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本人とキリスト教のあり方を、著者がクリスチャン小説家・遠藤周作氏の代表作の文章や話の展開から示した1冊です。
やはり簡単には説明できないテーマを取り上げているので、終始退屈に感じてしまう内容です。ですが、遠藤周作氏という小説家の作品に触れる機会をいただいたことには読んで良かったです。
おそらく、当書は「ハマる人にはハマる内容」ではないかと思います。