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電子書籍
かぞえきれない星の、その次の星
著者 重松清(著者)
さみしさは消えない。でも、希望は、あるかぞえきれないものを、ときどき見たほうがいい。ぼくたちは皆、また間違えてしまうかもしれないから――感染症がひろがり休校になってしまっ...
かぞえきれない星の、その次の星
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かぞえきれない星の、その次の星
商品説明
さみしさは消えない。でも、希望は、あるかぞえきれないものを、ときどき見たほうがいい。ぼくたちは皆、また間違えてしまうかもしれないから――感染症がひろがり休校になってしまった春、子どもたちのためにこいのぼりが企んだのは・・・・・・。 「こいのぼりのナイショの仕事」「こいのぼりのサイショの仕事」大切で大好きな相手であればあるほどいまは会えない。父と娘は、画面越しで会話する。 「天の川の両岸」ミックスルーツのリナはお母さんと二人暮らし。「日本人らしい」っていったい何だろう――。 「コスモス」「星のかけらには、さみしさが埋まってる」夜空にちりばめた、11の小さな星たちの物語「誰かに会いたいと思ってるとき、ほんとうはもう会えてるのかもしれないな」収録作品:こいのぼりのナイショの仕事/ともしび/天の川の両岸/送り火のあとで/コスモス/原っぱに汽車が停まる夜/かえる神社の年越し/花一輪/ウメさんの初恋/こいのぼりのサイショの仕事/かぞえきれない星の、その次の星雑誌「小説 野性時代」掲載作に書き下ろしを加えた、全11篇
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紙の本
星という名前に込められたもの
2022/12/28 13:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:永遠の鉄道オタク - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品でも重松清特有の目線から話が進んでいっているような気がします。重松清感が満載の面白くもどこか泣ける話でした。
紙の本
気持ち良く「泣ける」一冊です
2021/11/03 07:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
重松清さんの新作短篇集。コロナ禍での人々(時にこいのぼりやかえるの置き物も)の思いの描き方が秀逸でした。「さみしさがつくる明るさや元気だってある。カラ元気とか強がりじゃなくて、さみしくて明るい人や、元気でさみしい人が、俺は、好きだ」の一言こそ、著者が書き続ける意味なのかなと思いました。
紙の本
新型コロナに負けず強い人生を送って欲しいとエールを送る物語
2023/03/10 17:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日本代表、WBCで優勝だ!48 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新型コロナが出回り始めた頃書かれたと思われます。 鯉のぼりの子供たちが人間の子供や、生まれてくる 赤ちゃんたちを励まそうとする姿が良かったです。
紙の本
離れていても届く
2023/01/02 03:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
人と人とのつながりの温かさを描いてきた重松清さんだけあって、「天の川の両岸」は転換期になりそうですね。リモート時代ならではの親子の愛情が伝わってきました。