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恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション
著者 恒川光太郎(著者),坂東眞砂子(著者),宇佐美まこと(著者),小林泰三(著者),朝宮運河(編者),竹本健治(著者),小松左京(著者),平山夢明(著者),服部まゆみ(著者)
ショッキングな幕切れで知られる竹本健治の「恐怖」を筆頭に、ノスタルジックな毒を味わえる宇佐美まことの図書館奇譚「夏休みのケイカク」、現代人の罪と罰を描いた恒川光太郎の琉球...
恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション
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恐怖 (角川ホラー文庫 角川ホラー文庫ベストセレクション)
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商品説明
ショッキングな幕切れで知られる竹本健治の「恐怖」を筆頭に、ノスタルジックな毒を味わえる宇佐美まことの図書館奇譚「夏休みのケイカク」、現代人の罪と罰を描いた恒川光太郎の琉球ホラー「ニョラ穴」、誰からも省みられないホームレス男性の最期を描いた平山夢明の衝撃作「或るはぐれ者の死」など、現役の人気エンタメ作家による力強い作品と、小松左京のアクロバティックな発想が光る怪奇小説「骨」、土俗的恐怖とフェミニズム的視点を融合させた直木賞作家・坂東眞砂子の「正月女」、耽美的なゴシックミステリーで没後も熱烈なファンをもつ服部まゆみの和風人形怪談「雛」、昨年11月惜しくも急逝した小林泰三氏渾身の一作「人獣細工」などレジェンド級の名品が、ホラー小説の豊かさをあらためて提示する。心霊・怪談系の作品が多かった『再生 角川ホラー文庫ベストセレクション』に対し、『恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション』にはSFや犯罪小説、ダークファンタジーなどの発想を用いた作品も収録。この二冊合わせ読むことで、日本のホラー小説の神髄を味わうことができる。
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紙の本
色々な意味で考えさせられた
2021/10/14 19:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラーのアンソロジーなんだけど、再読の作品もあったりして、改めて色々と思った。
「怖い」のベクトルがアイデンティティ方面な作品が多かったかなぁと…。
短編小説を組み合わせてアンソロジーを編むことの面白さがあったと思う。
既読の『或るはぐれ者の死』(平山夢明)読んでたら泣けた。自分も年を取って主人公のような社会的価値の無い存在になったからだと思う。
小林泰三も良かった。この方の新作を読めないことが哀しい。この主人公の苦悩もまた、JJの存在することの哀しみに通じるものがあると感じた。いつ死ぬか分からない病気になった女の思いも、雛人形を売る老婆にも、もう普通の社会に戻れないと分かっている、という哀しみがある。
もしかしたらホラー小説というのは、そういった人の哀しみを、何かの形にするものなのかもしれない。だから私はホラー小説が好きなんだな、と分かった。
紙の本
ゾワゾワ
2021/10/29 17:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
角川ホラーベストの第二弾。
心霊の恐怖というよりは人の怖さという感じで、ゾワゾワしました。
本当に怖いのはオバケではない…