「海の民」の日本神話―古代ヤポネシア表通りをゆく―(新潮選書)
著者 三浦佑之
古代日本、「ヤポネシア」の表通りは、いかなる世界だったのか。筑紫、出雲、若狭、能登――『古事記』等の文献は勿論、考古学や人類学も含めた最新研究を手掛かりに、海流に添って古...
「海の民」の日本神話―古代ヤポネシア表通りをゆく―(新潮選書)
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商品説明
古代日本、「ヤポネシア」の表通りは、いかなる世界だったのか。筑紫、出雲、若狭、能登――『古事記』等の文献は勿論、考古学や人類学も含めた最新研究を手掛かりに、海流に添って古代の世界を旅すると、ヤマトに制圧される以前に、この地に息づいていた「まつろわぬ人々」の姿が見えてきた。三浦版「新・海上の道」誕生。
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日本海交易圏
2021/11/14 11:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
律令国家以前の日本という国を、いわゆる日本海文化あるいは交易圏を、古事記や日本書紀などの歴史書や神話、遺跡研究をもとに、解き明かす物語である。そして、中央集権国家を目指した大和と、それ以外のネットワークを主として共存を計った地域との対比をすることにより、コロナ禍の世界のあり様を窺い知ろうとする試みのようにも思える。「陰」はヒカリでもある、山陰から北里道は。
日本海側の古代
2024/10/05 22:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
記紀の伝承をもとに日本海側(本書では表ポリネシアと称す)の出雲から高志まで相互の交流、大陸との交流などヤマトを介しない別の視点から古代史を見ており面白い。
ワタツミ
2021/12/17 15:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヤマトの都との距離感や朝鮮半島との関係を絡ませながら、北九州や出雲を経て、日本海を古事記や日本書紀等を手掛かりに古代日本を旅するという空想旅ロマン。