ペッパーズ・ゴースト

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投稿者：302　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

図書館で借りたのに、なかなか読み進まずそのまま返却。
２度目も返却期限前日にやっと読みはじめた。私は長編でも一気に読むタイプだが、今回もサクサク読み進めることができず休み休み…半分くらいまでは何度もやめようかと思った。全体的に流し読みで読了。

内容は面白いと思うし、伊坂幸太郎作品は他にもたくさん読んでいるのに。
不思議。
まぁ、本も相性がありますよね。
いつかまた読んでみたら印象が違うのかも。

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投稿者：まこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

少しずつ読み進めたかったけど、もう少しだけ…もう少しだけ…とページをめくってしまい、読み終えてしまう。そのくらい引き込まれる作品でした。
最初は本の中で小説が出てきて、２つの小説を読んでる気分になれる！なんて思っていました。交わった時はとても驚きました。

猫の名前が出てくるので、緊迫した雰囲気の中でも少し和んでいました(笑)

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投稿者：るう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

テロ、猫虐待、先行上映、思惑が交差する野球場、怪しい二人組のムダ口…そんな要素を上手く練り上げたとことん伊坂幸太郎らしい作品。
嬉しいことにちょっとだけですが、緑のデミオが登場しますよ！

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投稿者：わーさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

中学教師の檀、ネコジゴハンターのロシアンブル、成海の3人の視点から書かれていて、3つの物語が平行して進んでいる感じだったのに、だんだん関係が分かってきたときのドキドキがとても面白かった！
終わり方も想像が膨らむ感じでよかったです。

伊坂幸太郎さんの本は初めて読んだけど、読んでよかったと思いました。

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投稿者：mk　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

伊坂幸太郎らしい不思議なようなリアルなような世界観の小説です。いつもながらやや残虐な描写もあるのが少し苦手でしたが、どんどん読み進めてしまう一冊でした。

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投稿者：hid　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

いかにも伊坂さんらしい小説。
ただ、飽きたと感じるのも、また事実。
いろいろとリンクして、虚々実々的な展開で。

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投稿者：びずん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

いつも、とても用心深くて心配事が多い人と楽観的でどこまでもプラス思考の人、少しぼんやりしているけれど大きな出来事の鍵を握ってしまう人などなど、が出てくる。でもそれは、伊坂さんの中にある１部分ずつで、わかりやすく一人一人に人格を与えてお話にしてくれたものを私たちが読んでいる。今、私が生きている世界は、本当は物語の中かもしれない。だったらこの後、どう行動するか。そんな風にふと、不思議なことを考えられる人間でいたい。と思わせてくれるお話しでした。

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投稿者：TOM　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

少しだけ不思議な力を持つ、中学校の国語教師・檀(だん)と、女子生徒の書いている風変わりな小説原稿。
生徒の些細な校則違反をきっかけに、檀先生は思わぬ出来事に巻き込まれていく。
作家生活20年超の集大成と銘打たれたこの作品。

伊坂幸太郎さんが得意なもの全部乗せと表現された通りの伊坂幸太郎ワールド全開でした
会話の掛け合いがいつもながら好きです

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投稿者：なま　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の中学の国語教師である檀という人には、ある特殊能力があるという設定に、ワクワクしながら読むことが出来ました。過去と未来が絡まりながら話が進み、意外な結末を迎える展開はさすがだと思いました。

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投稿者：なっとう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

中盤ぐらいまで、不思議な感覚と並走しながら読むという感じでしたが、
物語の断片が噛み合った瞬間からは、ものすごい勢いでより一層惹き込まれました。
伊坂さんの描く女性キャラクターは、どこかあっけらかんというか、清々しく、心の強い人物が多く感じていましたが、今回は腕っ節も強くて、これまた魅力的でした！

ニーチェの「ツァラトゥストラ」も読んでみたいと思います。

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投稿者：higassi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

伊坂幸太郎ワールド全開の新作！ネコジゴハンターの2人の巧妙なやり取りが良いですね。ありえないのにありそうな世界を満喫できました。「ツァラトゥストラ」＝学生時代に耳に残ったけどほとんどの人はよく知らない単語...その使い方も伊坂作品にピッタリです！

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投稿者：じゃび　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あまりに「いつもの」感が続くので正直ちょっと面食らったのだけど、デビュー20周年の集大成として作者自ら狙ったのだとわかり納得した。作中小説かと思っていたらなんと、という驚きが楽しく、成海彪子の独白の意外性も面白かった。

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投稿者：nekodanshaku　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

辛いことがあり、気持ちが沈んでしまう時、少しでも明るい話題がないかなと思うならば、自らが行動を起こして、喜ぶことを生み出さないといけない、と思い至らせてくれる小説だった。ニーチェのツァラトゥストラが、その底流にあるらしいが、未読であり、そうなのかもしれないと読み進めたが。

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投稿者：エムチャン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

父と子の２代にわたって、未来が見えるという特殊能力……。教師の主人公は、その力で未来の事故を知ったが、結局、防げなかったことを後悔します。ラストは、まぁ……