紙の本
失敗をさけていたら、何もできない
2021/12/03 22:23
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投稿者:しゅうろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「P280 失敗を通じて学習をし、そしてその学びからより確度の高い渾身の一手をすぐに打つこと。」の言葉のように、色々なことに挑戦できる、そしてフォローできる組織は強いのだろうと、思わせてくれた。
電子書籍
そういう製品・サービスもあったなぁという感じ
2022/05/07 21:58
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投稿者:忍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
そこそこ成功したと思われるものや、発売したけれど期待外れに終わったもの、発売にすらたどり着けなかったものなど、いろいろあり面白かったです。いわばオワコンの図鑑といったところ。そういう中で、GEのプレディックスだけが唯一BtoBに関係するものであり、少々異色の存在でした。
電子書籍
倒産ほどは面白くなかった
2021/10/27 20:04
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投稿者:藤咲 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソニーのアイボの事例だけ失敗じゃなかったような感じなのが気になりました。というかソニーならもっと凄い失敗あるのになぜアイボ?
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久しぶりにちゃんと本を読んだ。
世界の名だたるプレーヤーでも失敗すること、そして失敗がもたらす新しい視点が次の成功に繋げられれば企業は生き残れること。
その経験や、豊富な事例こそが、ビジネスパーソンに、深さや奥行きをもたらすこと。
そんなことを、気軽に楽しく学べました。
一つ一つのプロダクトについて短く記載されているので、細切れでも読みやすく、かわいいイラストや定型フォーマットでのまとめもわかりやすい作り。
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1985年発売のニュー・コークの話が一番印象に残りました。企業がライバルペプシを意識しすぎるあまり、アメリカの消費者にとってコカ・コーラがドリンク以上の価値を持ったシンボリックな存在に成長していることを忘れて、味、名前を変えたとき、消費者の抗議に会う。消費者とのコミュニケーションやコカ・コーラがこれまで築いたストーリー以上に大切なものはないと気づきすぐさま元に戻る対応ができたことで現在に至る。ますます世界の食卓でどっちが愛飲されているのか、チェックが楽しみになりました。
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可愛らしいイラストもあり、とても読みやすい。
失敗から学ぶ事は多い。
これだけの大企業においても大失敗を経験しており、その当事者は失敗するとは思っていなかったと思われるので、メタ認知して失敗を回避することがいかに難しい事である事が分かる。
失敗を恐れずに挑戦して、失敗から学んだ事を、次の製品に活かせる企業が成功できると考えるべきなのだろう。
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ざっくりと、欧米、IT系は損切りが早くてダメージコントロールに優れているような。
事例は成功のために必要だった、感じが多め。
P52- フェイスブックホーム
P54 フェイスブックホームはアプリ?
P55 フェイスブックホームはミドルウェア?
P64- Google+
要はGmail、Youtube等を人質にして加入させるというITお得意技。
P78 スキップ
青果、鮮魚は難しいのは常識でしょ?つくるのも売るのも。
P90- Windows Phone
正直期待してました。買ってないけど。
Google+と被ってません?あと、WindowsのOSたち、Xbox群……は生き残ってますけど?
P146- HD DVD
BDの方はキズに弱いとか、カートリッジ式だったり。
P176- 7Pay
「内製なわけがない」と仮定して、二段階認証、二要素認証の提言はあったはず。というか、こういうトラブルの素を規制しない/できない経産省の存在意義を言及すべき。
おかげで、PayPay等の銀行口座も使えなくなり、不便になりましたとさ。
P246- ニュートン
アップル=りんごなので、ニュートンなのね。たぶん。
AIBOとかぶるような。
P272- パブリカ
ここに出てくる失敗商品、1988年まで生産は知りませんでした。
パブリカはカローラ店なのに、スターレットはオート店ってどういうこと?
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Amazonファイアフォン
スマホと買い物を合体。消費者はそこまで望んでいない。amazonの描く未来に縛られたくない。反省とともにamazonエコーを作った。
フォードエドセル
中型車市場への切り札。GMに逃げていく顧客を取り戻す使命。デザインやコンセプトがよくても、クルマとしての完成度が低い。顧客の好みは調査やマーケティングではわからない。その後、アイアコッカがマスタングを作って大ヒット。
コカ・コーラニューコーク
半年で撤退。顧客の持つストーリーを無視した。すぐに撤退したことは、むしろコカ・コーラが顧客の声を聴く企業であることを体現した。
Facebookホーム
アンドロイドのホーム画面を乗っ取る計画。ハードがない宿命。Googleプラスへの対抗策。顧客はそこまでFacebookに拘泥しない。いつも動いているのは邪魔。
Googleプラス
拘り過ぎて、避けられた。後発ゆえの焦り。
ファーストリテイリングスキップ
生鮮食品は品揃えが難しく欠品続き。プロダクトのレンズを外せなかった。その後、GUで、若者やスタッフの声をよく聞くことで成功体験に切り替えた。
マイクロソフトWindowsフォン
初期にモトローラに採用されず、後々もアンドロイドの牙城を崩せず。出遅れ。
任天堂WiiU
サードパーティが開発コストが高かったためついてこない。
ドコモNOTTV
iモードとは同じではなかった。ハードが必要なものは、すでに不要だった。iフォンなどでは見られない。
ナイキのゴルフ用品
アパレルと道具では違う。タイガーウッズとともに盛衰。その後ゴルフ不況で撤退。アパレルとシューズに専念。
東芝HDDVD
ブルーレイディスクへの対抗策
セガドリームキャスト
半導体不足で商機を逃す。構想はいいが実行力が伴わない。
セブンペイ
自社ならできるという思い違い。
ソニーAIBO
注目を集めたが、ソニーショックで撤退を余儀なくされた。未来商品に稼ぎを求められた結果。
ネットフリックス クイックスター
DVDレンタル事業との分離。構想は、『イノベーションのジレンマ』によれば正しい。時期尚早。マスコミのリークによって反対が多かった。反対意見が言いにくい雰囲気。その後、新しいアイデアには反対論を考慮することが掲げられた。
サムスン自動車
自動車は念願だった。日産との提携でスタートするはずだったが、経済危機でとん挫。起亜自動車の買収も叶わず、ビッグディールで、電子関係の専業に。しかし自動車のコントロール機能により、再度参入なるか。
GE プレディックス
少し市場より速かった。顧客の準備が整わず失敗。
appleニュートン
スカリーの構想。本体事業の不振と、機能とハードが追い付かず撤退。
モトローラなどイリジウム
携帯電話の課題を解決するため衛星電話を考案したが開発している間に、課題がなくなった。課題の賞味期限の見誤り。
パブリカ
大衆車構想。高度成長期で、開発中に顧客のニーズは高級化していた。高度成長期の成長スピードについていけなかった。
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有名な企業もこんな大失敗していたのですね。
知らない製品もありました。
短期間の販売だったのですね。
こういう失敗があったから その後に続くのですけど
やはり 大企業だから
これだけの 大赤字を出しても立ち直れたのですよね。
これからもこのような 失敗を重ねて
人びとの生活が向上するのですよね。
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妻からお勧めされて読んでみました。いかに自分に「失敗」製品の知識がないのかに恥じいる気持ちになりましたが、それはさておいても、読んでいてかなりしんどくなりました。
事例が多すぎて、「で、全体として何が言いたいのか」がぼやけてしまっているように思います。私の読解力(というかキャパシティ)の問題も大いにありますが、それ以前に情報量が多すぎることがあると思います。
一章がそこそこ長い割には一言でまとめられるレベルの学びであったり。であればいち事例2-3ページで纏めて学びを大きな字で書く程度のほうがよかったのでは?個人的には、「私たちへのメッセージ」と「失敗でわかる3つのポイント」が冗長に感じました。挿絵も見づらく、正直なところ素人の挿絵だなと思ってしまう。
編集のことばかり気になってしまいこういったコメントになりましたが、ビジネス知識として内容は密度が高かったと思うので3点です。が、僕はあまりお勧めはできません。
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具体的な失敗事例が多々掲載されていて、それが自身も知っていることが多く、面白く読んだ。今から思えば、なぜそんなことをしたんだというものが多い。
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Wii UやNOTTVやAIBO、セブンペイなど、様々な商品やサービスに関する20の失敗例を紹介した本。
ただ、この本に紹介されている企業の多くは、これらの失敗を乗り越え、成功へと結びつけており、失敗は成功の母であることを実感できる本です。
とはいえ、失敗から学ぼうという姿勢がなければ、失敗が成功の母にはなり得ないのも事実。
商品やサービスのリリースにおいて、成功法則はないと思っていまして、自分たちができることは、過去の失敗事例を踏まえ、同じ失敗をしないことだけだと思っています。
そういう意味でも、この本は、いろんな企業にとって、参考になる本だと思います。
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失敗事例が20あるものの、結構不可避な失敗事例が多いように感じた。これをやれば成功した?等々、の具体的な対策がもっと示されていれるば参考になったかと思う。その辺りが少し残念な内容。
ただ、トヨタしかりコカコーラしかり失敗を教訓に挽回したストーリーは勉強になった。失敗の次の一手が重要ということ。
ファストリの野菜事業についてもその失敗した責任者が今やGUの立役者というところは意外だった。そのまま退任すると思いきや、、、復活を遂げたところはファストリの強さなのかとも感じた。
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章立てがわかりやすく、さらっと読めました。いろんな製品が、どんな立ち位置で世の中に送り出され、去っていったのかが理解できました。失敗を単なる失敗とせず、活かしていくことが大切。
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記憶にある、あんな製品・こんなサービス。あれって一体どうなったのか知らん? …を追うのに面白いと思って読んでみた。ビジネス書として良書なのかも知れないが、既にIT業界から抜けて、しがないマンション管理人となった身にはピンと来ない。あー、ありがちなんだねぇ…と思う程度。