- 販売開始日: 2021/10/20
- 出版社: 新紀元社
- レーベル: モーニングスターブックス
- ISBN:978-4-7753-1954-3
養蜂家と蜜薬師の花嫁 下
幸せは蜜蜂が運んでくれる。苦労人の養蜂家イヴァンと蜜薬師の花嫁アニャのもとに、新しい家族がやってきた──!?イヴァンとアニャ、ふたりの結婚を賭けて蒔かれた蕎麦の種は見事に...
養蜂家と蜜薬師の花嫁 下
商品説明
幸せは蜜蜂が運んでくれる。
苦労人の養蜂家イヴァンと蜜薬師の花嫁アニャのもとに、新しい家族がやってきた──!?
イヴァンとアニャ、ふたりの結婚を賭けて蒔かれた蕎麦の種は見事に芽吹き、アニャはようやく結婚を受け入れた。家族となったアニャとマクシミリニャンに、山暮らしの知恵や山の養蜂技術を教えてもらいながら、イヴァンの山暮らしはますます充実していく。
そんなある日、山の麓にある村マーウリッツァに向かったイヴァンとアニャは、お世話になっている草木染め職人の老婦人、ツヴェートが倒れているのを発見して…!?
苦労人な養蜂家と蜜薬師の新妻が、幸せいっぱいに送る山の日々。自然の恵みいっぱいの食卓に心がはずむ癒しの新婚物語、完結巻!
4万字大ボリュームの書き下ろし番外編収録!
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いつまでも続けてほしいくらい、素敵な物語
2022/02/17 21:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山奥に棲む蜜薬師の娘アニャに婿入りした養蜂家イヴァンの話下巻。
山での暮らしや、祖母のように慕う染織家ツヴェートさんを迎え入れる話、新婚旅行をかねて里帰りした際の騒動、それからアニャのためにみんなで花嫁衣装を作る話。
大きな事件はそう多くないけど、日常生活に多くのドラマがある。
でもイヴァンとアニャが本当に楽しそうに生きていて読んでいてほっこりする物語だった。
お義父様頼りがいがありまくるのに可愛くて好きだ-!
そして事あるごとにアニャにメロメロなイヴァンの内心が微笑ましい。
ベタ惚れってこういうのだよね。
なんかこう、独占欲とか執着とかヤンデレ的な要素がなくても、溺愛って描けるんだなぁと再認識した。
二人でいれば、みんなでいれば、幸せなんだっていうのがとても伝わってきた。
これがハリウッド作品だったりしたら、アニャの無月経症が治って子供ができるところで終わるんだろうなぁ。
でも、この話では二人には子供ができないし、それを苦しみ悩みながら抱えて受け止めて乗り越えていく話なんだよね。
本当に素晴らしくて素敵な話だけど、完全無欠にハッピーエンドなめでたしめでたしではない。
そういう苦さも含めて非常に良作でした。
結構シビアな設定に驚きます
2023/03/29 21:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
蜜薬師アニャと結婚した養蜂家のイヴァン。
辛そうなので実は上巻読んでないんですが、結構シビアな面も描いた物語だったのでちょっと驚きました。
辛い状況の青年が美少女に会ってラブラブになってめでたしめでたし…では終わらないあたりが。
アニャは子どもが出来ない体質なので、いずれは夫婦どちらかが先に亡くなり、残された方はひとり、山で残りの人生を過ごす事になる。
それをイヴァンは「自分の願い」だと言うんですね。
アニャを看取ること。自分が最後に山に残ること。
作中ではラノベっぽいギャグシーン?などもあったので、こんな現実的な部分が描かれるとは思わず、ちょっと不意打ちでした。
甘い部分だけでもなく、厨二っぽく変に病んでる人もいない。
この作者さんはもっと硬めの物語も書けそうな気がします。
楽しみに待ちたいです。
2巻
2021/11/17 17:30
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
山の暮らしが見れるのが楽しいですねー!
お父様って呼ばせてるしそうじゃないかと思ってましたがやはり…。
3巻もあってもしかしたら子供ができるかもなーとか思いつつ楽しみにしてます