戦場の希望の図書館 瓦礫から取り出した本で図書館を作った人々
著者 デルフィーヌ・ミヌーイ(著) , 藤田真利子(訳)
2015年、シリアの首都近郊の町ダラヤでは、市民が政府軍に抵抗して籠城していた。政府軍に空爆されるなか、人々は瓦礫(がれき)から本を取り出し、地下に「秘密の図書館」を作っ...
戦場の希望の図書館 瓦礫から取り出した本で図書館を作った人々
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
2015年、シリアの首都近郊の町ダラヤでは、市民が政府軍に抵抗して籠城していた。政府軍に空爆されるなか、人々は瓦礫(がれき)から本を取り出し、地下に「秘密の図書館」を作った。ジャーナリストの著者は、図書館から彼らが得た希望を記録していく。図書館に安らぎを、本に希望を見出した人々を描く感動のノンフィクション!
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
戦争と暴力に抵抗するには、文化と教育の力が必要だ。 知ること、そしてまず何か行動すること。 そこにしか、平和への道はない。
2023/03/01 10:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争ほど、残酷なものはない。
戦争ほど、悲惨なものはない。
だが21世紀の現代でも、世界の各地で戦争が続いている。
中東シリアの町ダラヤには、市民がアサド政権に抵抗して籠城していた。
狂信者のレッテルを貼られた市民に対して、繰り返される爆撃。
その爆撃を受け、血だらけで抱えられている子どもが、テロリストだというのか。
瓦礫の中から本を集め、若者たちは「秘密の図書館」を作った。
学ぶことを禁じられ、世界から隔離された青年たちは、本を通じて知識と智慧と生き抜く力をつけていく。
著者は現地を訪れる事は出来ない。
戦火に覆われ、封鎖されているからだ。
世界に唯一開かれたインターネットによって、ダラヤの青年たちと著者は交流を続ける。
「書くこと、それはこの不条理を理解させるために真実のかけらを寄せ集めることだ」
中心者の一人、アフマドは力強く語る。
「町を破壊することはできるかもしれない、でも考えを破壊することはできない」
戦争と暴力に抵抗するには、文化と教育の力が必要だ。
知ること、そしてまず何か行動すること。
そこにしか、平和への道はない。
戦争ほど残酷なものはない。 戦火に覆われるシリアの町ダラヤに作られた秘密の図書館。 戦争と暴力に対抗するには、文化と教育しかない。
2023/02/27 09:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争ほど、残酷なものはない。
戦争ほど、悲惨なものはない。
だが21世紀の現代でも、世界の各地で戦争が続いている。
中東シリアの町ダラヤには、市民がアサド政権に抵抗して籠城していた。
狂信者のレッテルを貼られた市民に対して、繰り返される爆撃。
その爆撃を受け、血だらけで抱えられている子どもが、テロリストだというのか。
瓦礫の中から本を集め、若者たちは「秘密の図書館」を作った。
学ぶことを禁じられ、世界から隔離された青年たちは、本を通じて知識と智慧と生き抜く力をつけていく。
著者は現地を訪れる事は出来ない。
戦火に覆われ、封鎖されているからだ。
世界に唯一開かれたインターネットによって、ダラヤの青年たちと著者は交流を続ける。
「書くこと、それはこの不条理を理解させるために真実のかけらを寄せ集めることだ」
中心者の一人、アフマドは力強く語る。
「町を破壊することはできるかもしれない、でも考えを破壊することはできない」
戦争と暴力に抵抗するには、文化と教育の力が必要だ。
知ること、そしてまず何か行動すること。
そこにしか、平和への道はない。