食卓のつぶやき
著者 池波正太郎 著
ほんとうにうまい大根は、「ほんとうに、うまいねえ」 むかし、三井老人が、よくいっていたものだ。(本文より)四季折々の味を慈しみ、土地土地の食を堪能する、たべものエッセイの...
食卓のつぶやき
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
ほんとうにうまい大根は、
「ほんとうに、うまいねえ」
むかし、三井老人が、よくいっていたものだ。(本文より)
四季折々の味を慈しみ、土地土地の食を堪能する、たべものエッセイの神髄。
幼き日の海苔弁当の思い出から時代劇の食べもの、卵のスケッチ、そして大根の滋味に目覚めるまで。あるいは東京下町から奥多摩、仙台、湯布院、さらにフランス、スペイン、インドネシアまで――。古今東西の味と人をめぐるおいしい話の数々を、時代小説の大家にして食エッセイの達人が味わい深く描く。
〈巻末対談〉荻昌弘×池波正太郎「すきやき」
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
良いですね
2024/04/28 17:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
池波正太郎さんの作品の中で食べ物がよく出てくるのは、失われつつある日本の季節感を現すためとのこと。今読むと、昔の方が贅沢なものを食べてるような気もしますね。
美食にかける意気込み
2023/03/17 18:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
鬼平犯科帳の作家ヮ殊の外、
うまいものに目がなかったようですね。
美食を求めて国内ヮおろか、
言葉の通じそうもない南欧くんだりまで、
平気で出掛けていくあたりに、池波氏の
生き方の一端を垣間見る気がします。
昭和の名店
2022/04/23 16:36
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベニテングタケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
鬼平のイメージが強くて、つい軍鶏鍋や二八蕎麦を連想しがちだったけど意外とお若い頃は大食漢だったようで驚いた。勝手に武士らしく出されたものを黙々と食すイメージがありました。気学の話は面白く感じませんでした。それにしても、嘘をついてまでお土産にした焼き鳥は食べてみたかった!