稲盛さんに通ずる生き様がよくわかる
2022/01/23 17:23
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投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
稲盛さんよりもより人間臭い生き様が感じられる。若干時代にそぐわない感もあるが納得の一冊。
・人生とは運が7割、努力が3割。ただし膨大な努力をしたうえで運を掴む必要あり。
・二番でもいいと考えたら、あっという間に三番以下に成り下がってしまう。
・プロのピアニストは、練習を1日休めば音色がおかしいと自分でわかる、2日休めばパートナーの奏者にわかる、3日休めば聴衆にもわかるという。
・三大精神:すぐやる、必ずやる、出来るまでやる
・電車はあえて追いつかれる普通列車に乗って、特急の乗り継ぎをする、不測の事態に備えるため出来るだけ近くに進む
・人は時に人を裏切るが、努力は決して裏切らない
・足下悲観、将来楽観:今を悲観していれば必ず将来は明るい
・上司から叱られない人はまだ三流、一日に五回叱られるようになったら、やっと二流、十回叱られてやっと一人前
・成功を手にする者は挑戦の分母が桁違いに多い
・ゆでガエルになる人間の特徴は、マンネリ・あきらめ・怠慢・妥協・おごり・油断
・箸よく盤水を回す:コツコツと根気よく回し続ければやがて大きなことになる
・大きな課題も千切りすれば必ず出来る
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種を蒔かないと花が咲かない様に、
成功する為には挑戦する分母を増やす必要がある。
当たり前の事を言われているのですが、
なるほどなぁと自分の胸に突き刺さりました。
永守さんが生きている限りe-Axleでも、
世界一の企業になるんだろうなと感じます。
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電子書籍を購入し読了。
永守氏の経営には以前から興味があったが、反省の回顧録のように読めたことで頭に入って来やすかったと感じる。
なるほどと思ったこと:
・一番を目指す。会社で1円や1秒を削りに行く真剣勝負、という表現を聞いたことがあったが似た意図を感じた。
・人を動かす。やはり経営というのは各個人の思いをぐっと一つにして動かせるよう、心の通うような風土づくりに意を砕いているのだということ。
・人を育てる。大学教育にしろ企業買収にしろ人は変われる人が全てだと意識変革に注力していくこと。
・3%の自燃型、80%の他燃型、17%の不燃型。不燃型が20%を超えると組織が崩壊すると。
・若い頃は猛烈に働いていたが10年で1時間ずつ働く時間を短くしていったこと。
・大声試験、早飯試験、早着試験など。
・人生は苦しいことと楽しいことのサインカーブ
・eqを高めるのは成功体験(試行錯誤や努力など苦労をして掴んだ結果なのだと解釈した)
いまいちピンと来なかったこと:
・家庭への貢献度はどうしても奥様に任せがちになるのだろう。致し方ないとは思うが、現代においてはもう少しバランスしたいとも感じた。
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一番以外はすべてビリ。常に一番を目指しそのために人より2倍以上の努力をする。困難は解決策とともにやってくるという考えのもと諦めずに成し遂げる。やや古い考えも含まれるが、日本電産がここまで大きくなった所以がこの書籍には詰まっている。不安定な時代であるいまだからこそ、リーダだけでなくすべてのビジネスマンが読了すべき。
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何かを成し遂げるためにはそれ相応の覚悟と時間と熱量が必要。
そのことを改めて思い出させてくれた一冊。
今の時代どうしてもワークライフバランスなどが言われ、働き方改革が言われているが、本当に成し遂げたいならやらなければいけないことも多い。
また、自然性、他燃性、不燃性の話がとても印象に残った。
指示待ち人間でなく、自分で考えこうどうできる人間、自分でチャレンジできる人間がこれからの不確定の世界では大切になってくると思った。
答えのない問いを見つけられる主体性と思考力そして忍耐力を兼ね備えた人間を自分自身が目指し、子どもたちに伝えていく。
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日本電産の創業者であり、半世紀の経営者人生を送ってこられた永守重信氏の経営論が詰まった一冊。自伝のようにも感じられた。
半世紀の経営者人生ということは、昭和、平成、令和と日本の経済、企業を引っ張り続けてきた人だということ。
もちろん中には、現在の価値観にそぐわないものがあると思われる部分が何箇所かあったが、未来を見据えてこれからの社会人に必要な力とそれを育てようと私財を投じているところは、素直にカッコいいと思った。
《個人的に心に残ったこと・これから身につけたい力》
これからの人材に必要な能力
・雑談力
・ディベート力
・自ら課題を見つけ、それに向けてひたすら前進する力(主体性、粘り強さ)
・3P(proactive・professional・productive)
これらをこつこつと積み上げることで「成しとげる力」が身につくのではないか。
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困難は必ず解決策を連れてくる。困難さんに飛び込んで、ポケットの中にある解決策を取り出す。
仕事ができる者は、食事が早く、声が大きく、早く出社するもの。採用基準にした。大声試験、早飯試験、試験会場に来た順に採用、など。
人生は運が7割、どう呼び込むか。
会社四季報を愛読書委する。
稲盛さんのアメーバ経営に対し、事業所経営。
「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」
夜2時間遅く仕事をする人より、朝30分早く会社に来る人を信用する。
仕事でたまったストレスは、仕事で成功することしか解消できない。ゴルフでは解消できない。
「足下悲観、将来楽観」
社員に年3回手紙を添える。褒める。600人を超えるまで続けた。
鳥の目と虫の目で見る。
大きな課題も千切りすれば必ずできる。大きな目標をできるだけ小さく刻んで、それを道標にする。
井戸掘り経営=水は必ずほり続ければ出る。
ケチはだめ、始末屋はOK。
自分ごと、になると人生が変わる。器が大きくなる。
どんな困難も自分ごととして受け取れば成長できる。
自燃型、他燃型、不燃型、せめて他燃型。不燃型が20%いると組織はつぶれる。自燃型は3%ほど。
鯉の群れにナマズを入れると必死に泳ぐようになる。
オムロンの立石さんや京セラの稲盛さんはトンガリ人材。
これからの日本は実力次第で羽ばたける。
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プロローグ
半世紀の経営者人生を振り返って思うこと
困難は必ず”解決策“を連れてやってくる
とにかく一番をめざせ、と私がいい続ける理由
働く人の意識を変えれば会社はよみがえる
人生「七割の運」をどう呼び込むか
「成しとげる力」をつける人の法則
第1章 一番をめざせ!力はあとからついてくる
つねに一番をめざして夢をかなえてきた
母から学んだ勝つことへの気概と執念
社長になりたいという思いが芽生えた瞬間
いまは「一番」が”一人勝ち“する時代
強みを活かし、1番になれる場所を見つけよ
己の実力を知ってこそ、頂に立つことができるエジソンの時計には、なぜ針がなかったのか「できない」と思うよリ先に「できる」と百回となえよ
「すぐやる」習慣が、命運を大きく分ける
あとから来る急行より、先に出る普通電車に飛び乗れ
素早く、粘り強くチャンスをつかみ取る
明るい言葉を使えば、明るい未来が見えてくる
価値のないことは' いっそビリでもかまわない
第2章 苦労に飛び込め!やがて人生は輝く
大洪水のとき、なぜ「逃げるな」と命じたのか
苦境のなかでこそ、人も会社も真価が問われる
悪いことの次は必ずよいことがやつてくる^
荒海に漕ぎ出していくような会社の設立
反骨の心に火をつけてくれた"恩人"たち
闘争心を糧にして努力する者が成長する
苦境のなか手を差し伸べてくれた経営の恩師- 気概と執念で困難を突き破ることを教わった- 料理人の修業に学ぶ「下積み」の大切さ
ぎリぎりまで重ねた努力が運を呼び寄せる
神前への"誓い"が新たな力を呼び起こす
足下を悲観していれば、将来は明るい
苦しみに飛び込んでこそ、生きる喜びを味わえる
第3章 機微をつかめ!人の心はこう動く
母が教えてくれた、心の“機微”をつかむこと
叱ったぶんだけの「心のケア」が必要
ほめることと叱ることのパランスが大切
人との関係はどれだけ時間をともにしたかで決まる
やる気に火をつける叱り方と受け止め方
チャレンジした人が評価される"加点主義"を貫く
飯を食わしてくれる人に人はついていく
先陣を切って敵陣に突っ込むのがリーダ—,
リーダ—は「千回言行」を実践せよ
地位や肩書きでは人は動かせない
失敗談と夢を語る人に人は惹かれる
トップは自ら進んで「御用聞き」となれ
なぜ「羊の集団」が「狼の集団」に勝てるのか夢を語ってこそ、心でつながる同志が集まる
第4章 変化をとらえよ!大きく見て小さく歩め
世の中を見る「鳥の眼」と「虫の眼」をもて
地道な調査と情報収集が成功に結びつく
千の種をまいて三つの花が咲けばよい
これからはモータが産業の"コメ"になる
ゆでガエルになるな、時代の変化に対処せよ
長時間労働から知的ハードワ―キングの時代へ
「現場・現物・現実」を見ることなく経営を語るな
陰の極"までやり抜けば、劇的に好転する
大きな課題も「千切り」にすれは必ずできる
会社経営は、家計のやりくりと変わらない
��生時代の塾経営と株取引で学んだこと
ケチではダメ、めざすべきは「始末屋」
第5章 人を育てよ!時代は大きく変わる
型やぶりの入社試験がなぜ功を奏したのか
成功の条件は「頭のよさ」以外のところにある
会社員ながら破天荒を貫いた私の経歴
これからはEQ"の高さが求められる
人間としての器を大きくする' こんな方法
すべてが「自分ごと」になると、人生が変わるなぜ' いま「人を育てる」ことに力を注ぐのか
グロ—バル社会で活躍できる人材を育てるために
すぐに踏み出した教育改革への第1歩
食事をしながらの懇談会が効果的な理由
コィの群れに放たれる"ナマズ"になれるか
まず学生たちに気概と自信を取リ戻すこと
国際社会では雑談力がものをいう
「実践的英語」は世界共通インフラになる
実力しだいで羽ばたける時代がやってきた
エピローグ
決めたことをきっちリ守る私の習慣
未来への新たな取り組みも始まっている
母の教え、妻の協力あっての人生だった
人生というドラマを悔いなく生きるために
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稲盛和夫さんの本に親しみがあるのでやはり経営陣の方は皆同じ思考を持っているんだなぁと思った。
今の世を生きる人はどうやって時間の部分を犠牲にしてきた昔に取ってかえればいいんだろうな。
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永守さんの実体験に基づく経営哲学が詰まった一冊。
本からエネルギーがあふれている。
突飛な事は無いが、驚くほど物事を突き詰めている。
一番になるためにひたむきに行動すること、
人を育ててさらに事業を拡大させること、
特に、人を育てることに対する情熱が印象的。
相手の心理を考えたり、わかりやすい言葉で説明したり、様々な努力をしている。
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2022年31冊目。275ページ、累計8693ページ。満足度★★★☆☆
No.1を目指して、とことん人より努力して頑張る
これを徹底してきたから、現在の永守さんがある。そんな感じの本
Audible版で聴くに適しています。
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flier要約
https://www.flierinc.com
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永守重信(ながもり しげのぶ)
1944年京都生まれ。職業訓練大学校(現・職業能力開発総合大学校)電気科卒業
73年、28歳で従業員3名の日本電産株式会社を設立し、代表取締役社長に就任
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内容はもちろん間違ってるって言う事はないが、個人的な感想としてなんとなくメッセージが古いというか昭和っぽいって言うような印象を受けた。
変化のスピードが速い時代の中で、やり抜く、成し遂げると言うことは(もちろん大切だと思うけど)今の時代に合っているのかというと合っていないというのが私の意見。
なぜならやり抜く、やり切る、成し遂げる前に状況が変わってしまうのでやり切らないことや柔軟に変えていくと言うことが必要だと思うためである。
(もちろん柔軟に変わりながら成し遂げていくと言われたらそこまでではあるが)なんとなくやっぱりあんまりしっくりこないメッセージだと思ってしまった。
さらに「一番を目指せ」と言うメッセージも心に響かないというか若干反発した言葉である。
一番にならなければ意味がなく2番3番はすぐに4番以降に転がり落ちるって言うような感覚だと思うが1番じゃないと意味がないって言うようにはやっぱり思えない。
現状維持を目指すと現状維持さえできないと言うニュアンスだとわかってはいるがやっぱりなかなか感覚として受け入入れられなかった。
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食事が早く、声が大きく、早く出社する人間は、仕事ができる!
すぐやる、必ずやる、できるまでやる!!
後からくる急行より、先に出る普通電車に飛び乗れ!急行に追いつかれる駅で乗り換えれば良い!万が一、急行が止まった場合のリスクヘッジ!!
運が7割!しかし、運をつかむために徹底的に人事を尽くす!運を呼び寄せるのは、あくまで努力の積み重ね!!人は人を裏切ることがあるが、努力は決して裏切らない!
77歳の永守さんが、50年計画を立てているとのこと、自分も、負けてられない!
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いちいち納得できる内容。エネルギーがあって実行力を伴ってこそできるが、見習いたい。しかし、あまりに下のことに口出ししすぎて、部下の事業部長にとってはやりにくいのでは?
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地元の新聞やニュースなどで知っていたが、本を初めて読んでみた。
さすが、一代で世界的企業を作っただけあって、すごい熱量。
医者も早食いの人が多いって聞くが、早食いは身体には良くないが、如何なものか。
NHKラジオビジネス英語の杉田先生も雑談が大事って言ってるな。雑談って苦手〜。