旅鉄BOOKS048　鉄道廃線トンネルの世界　トンネル探究家厳選！歩ける、通れる110

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著者は子供のころから時刻表好きで、旅行会社に勤め、定年の年にこの本をものした。鉄道好きとして極力鉄道と公共交通機関で行けるトンネルを主に掲載。

花田流トンネルの楽しみ方は、面構えを見る、闇を楽しむ、往復の自然に触れる、トンネルカードを集める。”トンネル愛”が伝わってきます。

廃線後の現在として、
「公道となったトンネル」
「参加者限定のイベントなどで歩けるトンネル」
「遊歩道・自転車道になったトンネル」
「観光利活用や保存されたトンネル」
に分けて紹介。

・公道になったトネルでは、旧国鉄長野原線の中沢のトンネルが目を引く。現在も草津温泉に行く駅としてある「長野原草津口」から北に延びる鉄鉱石を運ぶ貨物専用線があった。群馬鉄山の鉄鉱石を運ぶため、終戦の年に貨物専用線として開設。昭和46年廃止。その「太子（たいし）駅」が現在資料館となっており、石積みのアーチ柱が何本もあり”廃墟”といった面持ち。

表紙は横川～軽井沢間の碓氷峠のトンネル。”第４トンネル内から第３トンネルが見え、トンネル好きには至福”とある。ここは一般社団法人安中観光機構による「廃道ウォーク」が2018年から開催され、参加者のみが歩ける。このトンネルは軽井沢に行く時、廃止前に通ったはずだ。アプト式の運行も記憶に残っている。横川～軽井沢間の開通は明治26年。新幹線による廃止が平成9年。

日本初のトンネルは明治13年、京都～大津間で、旧逢坂山トンネル。トンネルの映画として「萌の朱雀」を紹介。主人公の少女の父が奈良でトンネル工事に携わっていたという設定。・・みたことがあるがそれは印象になかった。横須賀はトンネルのまち、などコラムも充実。

2021.10.23初版第1刷　図書館

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＜目次＞
第１章　　公道となったトンネル
第２章　　参加者限定のイベントなどで歩けるトンネル
第３章　　遊歩道・自転車道になったトンネル
第４章　　観光利用や保存されたトンネル

＜内容＞
鉄道好きの著者が、JR全線乗車後のライフワークとして見つけたのが、鉄道はもちろんそれ以外の道においても旧道などのトンネルをめぐること。この本では、現在使用していない鉄道トンネルのうち、訪れることのできるところをチョイスして紹介している。ただし、引くほどの”トンネル愛”が溢れているので、読む人は要注意！

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もっと写真があると嬉しかった。

こんなにもトンネルって深いものなのかと思った。
覚えたことはイギリス積み。

どうしてもトンネルって怖いイメージが。
そして、廃線のトンネルとなると…
見てる分には素敵な建物に思えるが実際に行くのは怖い。

ツアーで行くなら平気かな？

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よく考えると、鉄道廃線トンネルを歩いて通れるって凄い事なんだよね～(^o^)♪現役だと列車に乗って、あっという間に通過するだけだもんね(^^;)コンクリートも良いけれど、煉瓦だと明治、大正あたりの雰囲気で素敵！(ﾟ▽ﾟ*)