電子書籍
中絶がわかる本 MY BODY MY CHOICE
著者 ロビン・スティーブンソン,塚原 久美,福田 和子,北原 みのり
シーラ・A・エゴフ児童文学賞受賞!女性の権利の視点から中絶を考えるティーンエイジャー向けの性教育と人権の本。もっと安全な中絶を! 私のからだは私が決める!世界中で毎年何万...
中絶がわかる本 MY BODY MY CHOICE
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
中絶がわかる本
商品説明
シーラ・A・エゴフ児童文学賞受賞!
女性の権利の視点から中絶を考えるティーンエイジャー向けの性教育と人権の本。
もっと安全な中絶を! 私のからだは私が決める!
世界中で毎年何万人もの女性たちが危険な中絶のために命を落としています。
中絶の歴史と今がわかる女性たちの戦い。
カラフルな写真やイラスト、引用文、マンガでわかる安全な中絶について知っておくべきことがたくさんつまっています。
あらゆるジェンダーの10代から読むことができる新しい性教育と人権の本。
読み終わった時にはエンパワーされた気分になること間違いなし!
リプロダクティブ・ライツについて学ぶ教科書として、子どもから大人までの必読書。日本の現状もあらたに加筆してお届けします。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
負担の少ない中絶にたどり着きたい
2022/01/08 12:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カシミヤマフラー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ
※ 読了後の個人的感想
イラスト、マンガ、写真、スピークアウトのメッセージが満載で各ページの色彩にも活気を感じる。ムック本のようなところに惹かれた。海外では賞をとった児童向けの本を、自分は更年期の身だが読めて良かった。
〜 以下はメモ 〜
※中絶制限、避妊制限、禁欲主義教育がなされる期間に中絶は減るか?
※ 安全な中絶を受けたくても受けられない人を作らないように。中絶希望者達の中に優劣やマイノリティを作らないように。
※ 植民地時代から始まるアメリカの人種別人口調整の歴史から読んでいくと、中絶は「選択権」では不十分であるとわかる。
※ 中絶手術を受ける際に手術希望者は時間的/経済的/心理的に過剰な負担を強いられ自責自罰的な状態に追い込まれている。
( なぜ上記コストのかからない中絶が必要なのか )
※ アメリカとカナダ
中絶の権利が認められ中絶手術が合法化すると、中絶希望者は自らが中絶手術を受けるに値するとの証明を求められたので、中絶手術希望者の負担はなかなか軽くならなかった。一方、中絶を行うクリニックも厳しい条件を突きつけられてきた / 突きつけられる。
→ 読み進めると、アメリカで中絶の権利に対して過酷なほどの義務を伴わせるように制度が修正されてしまう経緯が見えてくる。
また、日本にいるとNGOとアメリカの役割が重なっているように見えるが、グローバル・ギャグ・ルールの記述を読むと整理できる。
※ アメリカとカナダ以外の国についても書かれている。