サラバ! 中
著者 西加奈子
2015年本屋大賞2位!作家10周年作品。 両親の離婚、そして帰国。母の実家のそばに住む母子三人は、次第にバラバラになっていった。 母は頻繁に恋人をつくり、サッカーに興じ...
サラバ! 中
商品説明
2015年本屋大賞2位!作家10周年作品。
両親の離婚、そして帰国。母の実家のそばに住む母子三人は、次第にバラバラになっていった。
母は頻繁に恋人をつくり、サッカーに興じる歩は高校で同級生の須玖に影響を受けていく。姉は、近所に住む矢田のおばちゃんが宗教団体の教祖のように祀り上げられていくなか、次第にそこに出入りするようになった。
そして、阪神淡路大震災が起こった。それは歩の生活にも暗い影を落とし、逃げるように東京へ向かう。脳が蕩けるような学生生活を経て、歩はライターになった。だが、その先で、ある取材を依頼される。そこには変わり果てた姉が絡んでいた。
(底本 2017年10月発行作品)
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歩の家族はどうなっていくのか?直木賞・本屋大賞をとった文庫版2巻目です!
2019/05/28 14:19
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、文庫版の第2巻目です。両親の離婚によって家族がばらばらになってしまい、歩と姉は父親と離れ、帰国して母親の実家に暮らします。そこで、母親は頻繁に恋人をつくり、歩はサッカー部に打ち込み、姉は新興宗教団体にのめり込んでいきます。一体、この家族はどのようになっていくのでしょうか。読者ははらはらどきどきのストリーに目が離せません。
サトラコヲモンサマの秘密
2018/01/18 09:46
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投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻に引き続き、淡々と歩の心情と生活が描かれていて、読みやすい文体のおかげか、スイスイと読み進めてしまう。
幼い頃から周りに気を使ってきた歩が、徐々に殻を破りつつある感じが、興味深い。
終盤、とうとうサトラコヲモンサマの秘密が明かされるが、その正体にズッコケながらも、なんだか妙に説得力を感じてしまう。
これからの歩の人生、そして家族・友人との関わりが、どのようになっていくのか、下巻が楽しみ!
話の展開に期待
2018/01/07 09:12
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投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る
人との接し方の描写にリアル感がある。
家族一人一人は、あまりにも独特すぎるが、でも愛着が湧いてくるんだよね。
サトラヲコオモンサマの下りは、そおゆう事だったの〜と笑えた。
この話が、どうなっていくのか楽しみ
歩の青春か
2018/01/02 20:28
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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
両親の離婚が決まり、日本に帰国してから、歩は順調に目立たずいじめられもせず、高校ではサッカー部で活躍する。友達の須玖に影響受ける。姉は高校にも行かず矢田のおばちゃんの家に入りびたり、サトラコヲモンサマに心酔する。その後、阪神大震災が起こり、歩は東京の大学生活に入る。放蕩の一年生の生活から決別し、映画研究サークルで鴻上と出会い、男女の友達となる。アルバイトの延長で軽い読み物のライターとして生計を立てる。姉は父と暮らしていたが、巻貝アーティストになっていた。父は何故か離婚後も母や母の実家にも仕送りしている。母は再婚する。
歩の青春時代なのか。こんなに何となく生きて順調に行くものなのか・・・。下の展開が気になります。
歩のピーク
2017/11/16 19:11
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投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻で親友のヤコブと別れ、エジプトを離れた主人公の歩。ちぐはぐな家族の中で身につけた身の処し方で、目立たぬよう無視されないよう、そろそろと世の中へ踏み出してゆきます。遠藤周作の『私のイエス』の中の言葉を使うならば、おそらく善行にも悪行にも踏み込んでゆかぬ「ぬるき人」。それでも、うまく世を渡ってそれなりの仕事も得られるようになってきたところに、またしても姉の影が。「サラバ!」は対照的な姉弟の確執というか桎梏というか、そんなテーマなのかと思いつつ、歩に感情移入して読み終えた中巻。でも、これは下巻へ向けて一気に下って展開していく、ローラーコースターの頂上を描いているのだったかも。
思春期~大人へ
2017/11/04 12:11
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投稿者:tomtom - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもから大人へ。それでもまだ「大人」と言われるのに違和感を覚える時期なのかもしれない。
正しいのは家族の中で僕ひとりだけ…。って、誰もが思ったことがあるのかもしれない。いや、でもこのお話のご家族はちょいと常軌を逸しておられる様子。
[上]に比べて読むペースがグッと上がりました。面白かったからかな。個人的なコンディションの問題かな…。
親の離婚
2023/08/26 20:39
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
まぁ、この時代親が離婚している子供は多いけど、この母親だと子供は嫌だろうな。それと、新興宗教ねえ。上巻よりも遥かに情勢は動きます。その後の阪神大震災。どうなるのか……。
面白い
2019/08/31 17:38
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族がバラバラになってしまって、これからどうなるのか。歩や姉、母と個性的なキャラたちが素敵です。愛着がわきます。続きが楽しみです。
男子男性のきもち
2018/06/01 17:06
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投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の日本に帰国してからの学生時代・・・自分には男兄弟がおらずこんな学生生活を送るのか~と。自分の高校時代は共学だったけれど男子がこんな風にすごしていたのか・・・とか昔の遠い記憶をたどりながら感心した。
中休み
2017/12/16 22:34
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投稿者:てつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
西さんはそんなつもりはないだろうが上巻、下巻に比べると中巻は面白みに欠ける印象。だだ、言っておきます、下巻はいいです。goodです。殿堂入りの本になりますよ。だから中巻も読破しよう。
さらに続く歩君の物語
2017/10/27 14:17
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投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
う~ん。。。。
ここまで来たら下巻まで読むけど・・・
なんだかなぁ。。。
家族は選べないからしょうがない。
だからもっと大人になろうよ、歩君。って感じ?