- 販売開始日: 2022/02/18
- 出版社: 晶文社
- ISBN:978-4-7949-7164-7
舌を抜かれる女たち
メドゥーサ、ピロメラ、ヒラリー・クリントン、テリーザ・メイ…。歴史上長らく、女性たちは公の場で語ることを封じられ、発言力のある女性は忌み嫌われてきた。古代ギリシア・ローマ...
舌を抜かれる女たち
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商品説明
メドゥーサ、ピロメラ、ヒラリー・クリントン、テリーザ・メイ…。歴史上長らく、女性たちは公の場で語ることを封じられ、発言力のある女性は忌み嫌われてきた。古代ギリシア・ローマ以来の文芸・美術をひも解くと、見えてくるのは現代社会と地続きにあるミソジニーのルーツ。軽やかなウィットをたずさえて、西洋古典と現代を縦横無尽に行き来しながら、女性の声を奪い続けている伝統の輪郭をあぶり出す。
著者紹介
メアリー・ビアード
- 略歴
- ケンブリッジ大学古典学教授。ニューナム・カレッジ特別研究員。英国学士院会員など。アストゥリアス皇太子賞受賞。大英帝国勲章受勲。著書に「SPQRローマ帝国史」など。
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西洋社会の古典から。
2020/07/10 09:48
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イギリスの古典文学者が、女性が発言する、権力を持つことがどのように描かれているか、古代ギリシャの文学から始まって、現代の女性政治家が批判というより揶揄される姿までを紹介し、女性が表に出ない、或いは潰される由来を探る。
女性の視点からくるとそうなるが、果たして男性は? 「バカな女が下らないことを抜かしている」なんて言わず、知的な分析を基に反論してもらいたい。