あの男の初登場作品
2023/06/02 14:15
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投稿者:沈丁花 - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐々木事務所シリーズ第2作。
例のあの男の初登場作品です。これを読んでから続編の聖者の落角を読むことを強くオススメします。
ホラーなのに、顔がいいってのは(文字通り)罪だなぁと思わされました。
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投稿者:まかゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラー好き
あらすじを読んで気になったので購入
予想通り面白かったです
同じ作者様の他の作品も是非よんでみたい
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漆黒の慕情/芦花公園
漆黒のBL。大事なことだから2回。BLです。
敏彦様が幸せならオールオッケーでーす!
7つ目だけいやに詳細な学校の七不思議と、化け物系ストーカー(リカ?リカなの?)に悩まされる絶世の美青年という、元ネタの違う話と見せかけて…!?なところが芦花公園さんらしい構成。
個人的に物部の屈折具合が素晴らしいので、是非スピンオフとして物部主人公の怪異譚が読みたい、希望します!
異形や怪奇現象のビジュアルを文章で描くのは大変だと思うけど、芦花公園さんは映像や情景が浮かんで相変わらず恐怖を書くのがお上手だなぁと思いました。
BLごっちゃんでした!(語弊)
追記
カクヨムに物部のスピンオフ公開されているそうです!
最近のルッキズム問題についてもかなり言及されていました。
絶世の美青年って大変だよなぁって、あらためて。美しいだけが価値観じゃない、それはわかる。で?っていう。モテる=うらやましいという単純図式のいびつさ。
まぁ私も、もし身近に敏彦様がいてしまったら絶対に間違いなく不可避で好きになるのでなんも言えないです。好きになってすいません。
警察の人がいい味出してて最高でした。あの警察の人の立ち位置すごくいい。
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るみと青山が今回解決に乗り出すのは、絶世の美青年をつけ狙う不気味なストーカーの影と小学生の間で広まる「ハルコさん」の奇妙な夢の噂。その二つがどう絡まるのか…るみの過去も垣間見えてハラハラドキドキ。
前作と違う現実寄りの案件だが、作者が操る独創性あふれる登場人物たちによってこれでもかと掻き回され、一線も二線も超えた次元に運ばれた気分。
片山の悪魔っぷりに嘆息し、ホッと安堵した解決後に投下された爆弾に呆然。青山も物部さんのような苦悩を背負っていくのか。
怖さは高みへ、このシリーズの魅力は深みへ、もう抜け出せない。
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うーん(^◇^;)
主たる登場人物の精神が破綻しているようで、私はどうしても受け入れられませんでした。
で、ラストシーンで私とは合わない作家さんなのだなと。
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前作から続けて読みました。
この方は、ややエロというか、肉欲が混ざった描写が見られるホラー作家さんですね。意外といないですよね。実際、人を闇に落とす怪異がいたら、肉欲は外せないと思うのでアリだと思います。やりすぎは成人向けになっちゃいますが。
敏彦というとんでもキャラが出てきて、思わぬラストに行きます。黒幕は察していましたが、あのラストは読めませんでした。敏彦と佐山、二人の今後が気になります。
ただ、全体的に説明描写が多く、その割には怪異の描写が少なかったかな。この作者さんは言葉の羅列でゾワッとさせてくれるので怪異が少ないのは残念です。
物部さんは好きなキャラなのでまた出して欲しいです。
るみと青山には今のところ思い入れがわきません。
もし次作で物部、または敏彦と佐山が出てきそうなら読みます。
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美少年の顔を想像しながら読むの、楽しいね。
前作同様、全体的に、「愛」が歪んでいて面白い。
容姿主義な思想や視点ばかり出てきて読んでいて疲れてしまう部分はあった。
青山くん、お気に入りです。
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「青山君は私の母になってくれるかもしれない人だ」
こんなシャアみたいなこと言う奴がヒロインという世界
青山くん以外は奇人、狂人しか出てこない
事件の黒幕は当然ヤバい奴だけど、被害を受けてる側はそれを超えてくる
癖強キャラ達の影に隠れた真実は"見えなかった"
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ホラーとしてもミステリとしても面白かったし、めちゃくちゃ恐かった。絶世の美青年が理不尽な目に遭う話はなかなか見かけないので、その辺りも新鮮で良かった。ただ、片山の人間関係をBLと表現するのは安直過ぎる。片山からは興味関心しかないのだから。相手が可哀想な結果にしか見えないけれど、片山の方も『普通じゃない』から何が起きても気にしない、というのはなかなか上手い締め方だと思った。おもしれー作者。最後、るみの事情と七菜香の真実が明かされ、だからるみが優しかったのか、という理由がわかってしまうのも上手かった。
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シリーズ第2弾。今回もすごかったです。今回は「絶世の美青年」である片山敏彦が謎のトラブルに巻き込まれたり身近で不穏なことが続いたりするお話。始終展開にドキドキしながら一気に読み切りました。続編希望。
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「絶世の美青年」と称するに相応しい美貌を持った男・片山敏彦。老若男女関わらず虜にしてしまう彼の魅力は幼少の頃より彼の人生を歪ませていった。“普通になりたい”、嫉妬、羨望、好奇、怨嗟、あらゆる注目の目に慣れ、人並みの生活を求める彼の元に黒髪の女の無視することのできない視線がべっとりと貼り付く。
異端の祝祭に続き、佐々木心霊事務所の二人によるカルトホラー作品であり前作はほぼ必読。
その類稀なる美貌による世間からの特別視により人生を達観している片山敏彦。そんな彼の元にかつてない黒髪女の視線が突き刺さります。おおよそ人間の所業とは思えない現象に佐々木事務所の扉を叩きます。心霊に強く、美貌にも興味を示さない佐々木るみさんは今回の相談にうってつけなわけです。同じ頃、小学生の七菜香の周りではハルコさんという都市伝説が流行っているようです。教会に通う七菜香から話を聞いた青山は事務所にその話を持ち帰りますが、そこで都市伝説と黒髪の女の視線の奇妙な符号が見つかります。物語は片山につきまとう視線の正体と都市伝説の発端に焦点が当てられ進んでゆきます。
さてさて一体誰がどんな思いで呪いをばらまいてるのでしょうか、まともな人間の仕業ではないようですが。あまり心霊とか呪いとか非現実なものばかり見ていると、、、。
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片山敏彦が美しいのはもう分かったよ!と言いたくなるぐらいしつこい。
しかしこの気持ちの悪さは癖になる!
私もすっかり敏彦担。
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前作未読の状態で読み始めました。とても面白かったです。
登場人物の能力や過去エピソードは必要な範囲できちんと説明されているので、前作未履修でも全く問題ありませんでした。
オチの付け方が特に最高でした。黒幕は序盤で検討がついていたのですが、それは全く読めなかった。完全に油断していた……。
今作の主人公、片山がある意味狂人なのも、物語の不気味さを加速させていてよかったなぁと思います。
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片山敏彦のクセが強すぎる(ほめてます)
絶世の美青年なのに絶妙に気持ち悪いキャラ造形してるところが良いですね。この先も「良からぬものに目をつけられる美しいもの」の役割を期待しちゃうよね。
そしてこの読後感。ホラーはこうじゃなくちゃね。