紙の本
すぐに解決する能力
2023/02/25 13:29
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投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第2段、テンポ良く解決する時計屋の主人は、かわいい印象がある。こんなに簡単にアリバイ崩しができるわけないと思っても、ついはまってしまう。刑事さんとの関係も今後どうなるか気になる。
紙の本
さらっと読める
2024/04/07 21:11
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投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
深く考えず、さらっと読めるミステリ。
むしろ考えてしまうと粗が気になってしまうので、このお話は時計屋探偵がいかに鮮やかに解いていくのかを楽しむのが正解。
紙の本
テンポの良い短篇集
2022/06/02 14:28
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「アリバイ崩し承ります」シリーズの続編。テンポの良い短篇集です。複雑なアリバイを、短篇できちんと解決していく作者の手腕もさすがです。テレビドラマでの浜辺美波さんもピッタリでしたね。
電子書籍
スピーディ
2023/08/21 00:05
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
展開がどのお話もスピーディです。テンポよく進むので、読んでいて、苦にはなりませんが。しかし、やはり、安易に解決し過ぎの感は否めません。こんなにうまくいかないだろ、と言いたくなる場面が多々あって……。
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久々のシリーズ第2弾。嬉しい。
時乃のアリバイ崩しの能力、素晴らしい。
多すぎる承認のアリバイ、私が真っ先に浮かんだトリックは、あっという間に否定されてたw
二律背反のアリバイは、犯人のずるがしこさがにぞっとする。よくも、まぁ。
アリバイ崩し「だけ」は先輩に認められている若手刑事クン、いつか、自力でアリバイ崩しができて、時乃ちゃんとの仲も進展するといいね。
ということで、第三弾もお待ちしていまっす。
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アリバイを崩す時の着眼点がすこい!被害者を共犯にする事でアリバイを作ったりと発想に驚かせれた。だかアリバイを崩すヒントは容疑者の証言の中にあり、それを根こそぎ拾えるのが真似できない
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巧妙&凝ったアリバイを崩す時乃の推理は相変わらず胸がすくような面白さでした。今回は一筋縄ではいかない仕掛けもあったりと前作以上に楽しませて頂きました。やっぱりこのシリーズ大好きです。
もっと時乃のアリバイ崩しを読みたい!
ドラマも続編希望!
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主人公若手刑事の僕と時計屋の若い女性店員の時乃が事件を解決する短編集。
人気シリーズの第二弾。
時乃は祖父の影響でアリバイ崩しが大好物で大得意。簡潔な短編集でミステリーの中でも血生臭くなく比較的読みやすいストーリー。
1話1話が続いており、時乃に恋する僕との関係も描かれている。続編もあるようなので次巻も是非手に取りたい。
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全作読んだわけじゃないけど、大山誠一郎さんの本はどれも必ず面白い。
刑事が事件の大事なところだけを話し、それを元に時計屋の主人が推理をする形を取っているので、時計屋の主人と同じ目線で謎解きに参加できる。
とはいえ、今作は前作よりも謎解きもパワーアップしていたように思う。
ひとつも解けなかった…。
続和も是非出して欲しい。
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美谷時計店の店主・時乃はアリバイ崩しの依頼を5千円で請け負う。新米刑事はコッソリと時乃にアリバイ崩しを依頼する…
毎度見事なアリバイ崩しです。話を聞いただけでトリックも難なく解いてしまう時乃が凄い。そして、いつも事件のアリバイ崩しを依頼する刑事と良い関係に進んで欲しいけど、今一歩及ばずヤキモキしてしまいます。
次巻も期待しています!
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前作もめちゃくちゃ面白かったので期待度MAX。
読後、MAXの期待度大充足。満足満足。いやぁ、面白いったら面白い。
祖父から受け継いだ古い時計屋の店主時乃。名前までいいよね、「時乃」。
彼女のもう一つの仕事は「アリバイ崩し」。そしていつも依頼に来るのは新人刑事。事件を解決するために必要な「アリバイ崩し」を一般ぴーぽーに依頼するって大丈夫か!なんて野暮なことはいいっこなし。
完璧に見える「容疑者」たちのアリバイを、「時を戻して」「崩す」。いやはやお見事。
読みながら自分も一生懸命崩そうとするのだけど、全然崩れません。ヒントはたくさんあるのにね。でもヒントのかけらに引っかかってはいたのだよ!と言い訳したくなる(誰に
今回は時乃が高校生の時に初めて出会った「アリバイ崩し」も書き下ろされていてよき。
第4話の二律背反アリバイ崩し、は圧巻。
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書店に行くと、『アリバイ崩し承ります』の続編を発見した。前作はとても読みやすかったし、探偵役である時計店の若き女性店主など、キャラクターも魅力的だったと記憶している。全5編はやや少ないが、早速読み始める。
第1話。初っ端から、被害者を車ごとダムに沈めるという荒っぽい手口。これほど苦労したアリバイ工作を、聞いただけであっさり崩してしまう店主。というか、このくらい見抜けなくていいのか那野県警? 自分もろくに考えていないけども。
第2話。証人は政治家のパーティーに出席していた500人。自分が知る限り、ミステリー史上最多では。アリバイ工作が主目的とはいえ、色々な本格の要素が絡む、興味深い1編。しかし、これではあまりにも浮かばれないよなあ…。
第3話。うむ、こういうアリバイ工作は前例があるのだろうか。少なくとも自分には画期的に思える。アリバイ崩しに長けた探偵役がいてこそ成り立ったわけだが、彼女がいなかったらこの事件はどういう幕引きになっていたのか。
第4話。同時刻に、離れた場所で発生した2件の殺人事件。容疑者は同一人物だった…。第1話以上に手間暇かかっていて苦笑するが、彼女がいなければ、那野県警は警視庁に押し切られたのでは。それにしても呆れた男である。
第5話。彼女が祖父から店主を引き継ぐ前の話。唯一殺人事件ではないとだけ書いておこう。元々聡明で、素質はあったのだろうけど、アリバイ崩しの経験を積んできたから今がある。「常連」の若手刑事は、想像するしかない。
彼女の本業はあくまで時計店であり、1回5千円のアリバイ崩しだけでは食べていけないだろう。そもそも、「常連」以外に依頼者はいるのか? というより、彼女がアリバイ崩しをしているのを、何人が知っているのか? 謎は尽きない。
アリバイ崩しに特化しているため、簡単に量産はできないのだろうけど、読みやすさとマニア受けを両立するミステリーはなかなかない。続編は気長に待とう。
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パーティ出席者500人
全員が証人!
時乃はアリバイを崩せるのか! ?
今、日本でもっとも愛される
本格ミステリ作家が贈る「至極の作品集」
時を戻すことができました。――アリバイは、崩れました。
難事件に頭を悩ませる新米刑事は、
美谷時計店の店主・時乃にアリバイ崩しを依頼する。
湖に沈められた車のアリバイ、
パーティ出席者500人が証人となった政治家のアリバイ、
容疑者の親族3人がもつ鉄壁のアリバイ……。
時乃の推理はいかに?
時乃が高校生時代に挑んだ
「夏休みのアリバイ」も特別収録。
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時乃さんのアリバイ崩し、前作同様あっという間すぎないか、という気はするが、那野県警捜査一課の刑事の僕がついつい頼りたくなってしまうのも仕方がない。なんといってもその洞察力と着眼点がピンポイントで絶妙なのである。さらに今回は、時乃さんが中学生の頃の初めての実際の事件のアリバイ崩しの顛末も語られ、いまに至る成長ぶりも垣間見ることができてお得である。次の展開も愉しみなシリーズである。
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新米刑事がアリバイ崩しに困って、時計屋の時乃さんに依頼するという、中身は本格的な謎解きですが、体裁はユーモアミステリー的でもある、アリバイ崩し短編集の2作目。
お話し1つ1つがアリバイ崩しに特化されて、巧妙な伏線とその解決がアッと驚く仕掛けたっぷりで楽しく一気に読めました。時乃の過去の出来事も収められ、いよいよ新米刑事と時乃の行く末は、今後の成り行きやいかに・・・。
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好きな作家さんの1人。連鎖短編集で、時計店を営む女性が事件の容疑者のアリバイを崩していくというもの。
事件の背景の描写も簡潔で読み易く楽しめた。