前世聖女だった私は薬師になりました
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主人公の押しつけがましい正義感が苦手だった
2022/11/15 01:42
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
聖女として人々を救い続けた結果若くして亡くなった主人公は、死の間際に聖女の力は命を削るものだったと知る。
記憶を持って転生した彼女は、一人の力では命を削っても多くの人を救うことはできないと気付いて薬師になり万能薬の開発を目指して宮廷薬師になった。
新たに現れた聖女が命を削りすぎないように声をかけるが嘘つき呼ばわりして拒絶されたりするものの、前向きに頑張り続ける少女の物語。
基本的に善性なんだけど、正しくて誰かのためを思った行動なら自分の正義を押しつけても許されると思っている主人公の傲慢さが読んでて嫌だったな。
新たな聖女ミランダが、聖女の力を使うことで命を削られたとしても、彼女の承認欲求が満たせた上で人が救われるならそれでいいと割り切るなら、主人公の傲慢な親切の押しつけはうざったいだけだなぁ。
自分が命を削って力を使った前世を後悔しているから、同じ後悔をさせたくないと聖女の力を使うことをやめさせようとするの、本当に勝手でびっくりするし、伝え方も頭悪い。
結果的には全部良い方に話が展開していくのもご都合主義的だし。
読みやすくはあったけど。それにそこそこ綺麗にまとまっているのに二巻に続くのか。
ちょっとげんなり。