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【電子限定おまけ付き】 夜啼鳥は虎王の褥で愛を育む 【イラスト付き】
【イラスト付き】男でありながら子を孕み、類い稀な美貌で人心を惑わすとされる“娼婦”。その徴を持って生まれた王子ルスキニアは、民の命と引き換えに故国を滅ぼした獣人王・アルア...
【電子限定おまけ付き】 夜啼鳥は虎王の褥で愛を育む 【イラスト付き】
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夜啼鳥は虎王の褥で愛を育む (リンクスロマンス)
商品説明
【イラスト付き】男でありながら子を孕み、類い稀な美貌で人心を惑わすとされる“娼婦”。その徴を持って生まれた王子ルスキニアは、民の命と引き換えに故国を滅ぼした獣人王・アルアクバルの元へと嫁ぐ。静謐な後宮で、残虐の王と噂されるアルアクバルの孤独に触れ、思いを通じ合わせた二人は互いを唯一の存在として、幸福な日々を過ごしていた。父王に忌まれ、温もりを知らず育ったルスキニアにとって、アルアクバルから注がれる惜しみない愛情は初めて味わうものだった。王のために、自分もできるだけのことをしたい――。そう願い、獣の子を産む番として、妃の役割を全うしようと大好きな氷菓子を控えたり、子供が出来やすいと言われる苦い薬を毎日欠かさず飲んだり・・・。夜床の内でも外でも子作りの努力を惜しまずにいたある日、ルスキニアの故国から一通の手紙が届いて――!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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「・・・あの、懐妊の、兆候が・・・」本文より。
2022/04/16 10:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ケモミミ虎王と孕める系薄幸王子の二冊目の新書」です(あとがきより)。
ネタバレがあります。
●獣の耳と牙を持ち始祖である神獣と同じ力を持つとされるイウサールの国王攻め・アルアクバル
●スペルビナの第二王子で17歳の受け・ルスキニア
●イウサールの典医でルスキニアの世話係・セヘル
本編はルスキニア視点、おまけはアルアクバル視点とリリアーナの推し活のお話。
母国を滅ぼされ、民の命と引き換えに敵国の王・アルアクバルの後宮に迎えられたルスキニア。はじめこそ体を奪われ王のことを恐ろしく感じていましたが、アルアクバルからの愛情に触れ、ルスキニアも惹かれ敬愛するように。そしてルスキニアはある願いを抱くようになります。
「子を、なしたい。
耳と尾を持つ王の子を、この腹に宿らせたら。」
アルアクバルの役に立ちたいという思いから、ルスキニアはセヘル協力のもと妊活を始めます。そんな時、故国から争いの火種となりかねない便りが届いて・・・
今作はちょっと天然が混じった妊活と、賢妃としての一歩を踏み出すルスキニアのお話がメインでした。
母国にいた頃は万事沈黙を保つことで身を守っていたルスキニアが、アルアクバルの深い愛情と信頼を寄せられたことでその沈黙を破り、進言するに至る展開!控えめなルスキニアを焦ったく感じていたけれど納得です。ルスキニアならアルアクバルを上手く諌めることが出来るようになるかもしれない・・・そうと思うと今後の変化も楽しみです。
「二人の妊夫生活や出産事情など、また書かせて頂く機会を頂戴出来ましたら」と、あとがきにあります。是非とも続きをー!どんな可愛らしい赤ちゃんが生まれるのか妄想が膨らみます。
紙の本
成長
2022/08/06 05:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
「夜啼鳥は漆黒の虎王の愛を孕む」の続編
なので「夜啼鳥は漆黒の虎王の愛を孕む」を読んでから
読んでください。
地雷があるのはわかっていたのですが、
前巻が良かったので買うことにしました。
地雷については踏み抜くことはなかったので
良かったです。
オッドアイとして生まれたせいでプロスティブラ(娼婦)とさげすまれた第二王子のルスキニア
ルスキニアの国を滅ぼした国の王で、ルスキニアを妃として後宮に迎えるアルアクバル
王と寵妃という関係ができあがっているので今巻はそこから。
アルアクバルの寵愛と嫉妬
ルスキニアの躊躇と嫉妬
そして際立つルスキニアの賢さと無鉄砲な行動力に
はらはらしてしまう展開は前巻同様
沈黙を守ることが身を守ることだったルスキニアが
囀ることを良しとした過程は納得ですし、
寵妃であると同時に賢妃の道を歩み始めた今作でした。
(そして、ルスキニアがプロスティブラである自分の周囲の感情を
見誤らない賢さは哀しくも冷静だなぁって感心しました)
お芝居の件や妊活の件に関しては
「子供を産みたい」という切なる気持ちと
それに向かって努力する行動にさることながら
くすりと笑わせる部分が良いアクセントになっていたと思います。
(っていうか・・・そのお菓子食べたのか!)
後、ルスキニアがアルアクバルのけも耳や肉球にきゅんとするあたりが好き
でアルアクバルがネコ科動物なんだなぁって仕草がまた良いです。
(単に耳と尻尾がついているだけではない・・・らしさと申しますか)
あと、簪を見ながらのアルアクバルのことを思うルスキニアにきゅんとしてしまいます。
次巻こそは地雷なんだろうなぁって思いつつ
今作が良かったのでやっぱり読んでしまうかもとは思います。
余談:
巻末の四コマは微笑ましく楽しませてもらいましたが
推しのSSはちょっと作品の世界観を壊す感じで楽しめなかったなぁと
個人的には思います。
☆4.5