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電子書籍
姑の遺品整理は、迷惑です
著者 著者:垣谷美雨
郊外の団地で一人暮らしをしていた姑が、突然亡くなった。嫁の望登子は業者に頼むと高くつくからと自力で遺品整理を始める。だが、「安物買いの銭失い」の姑を甘く見ていた。至る所に...
姑の遺品整理は、迷惑です
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姑の遺品整理は、迷惑です (双葉文庫)
商品説明
郊外の団地で一人暮らしをしていた姑が、突然亡くなった。嫁の望登子は業者に頼むと高くつくからと自力で遺品整理を始める。だが、「安物買いの銭失い」の姑を甘く見ていた。至る所にぎっしりと詰め込まれた物、物、物。あまりの多さに愕然とし、夫を駆り出すもまるで役に立たない。無駄を溜め込む癖を恨めしく思う望登子だが、徐々に姑の知らなかった顔が見えてきて……。誰もが直面する“人生の後始末”をユーモラスに描く「実家じまい」応援小説。
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電子書籍
内容が身近すぎてあたたかい
2022/08/01 10:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mmee - この投稿者のレビュー一覧を見る
姑の突然の死で始まる遺品のかたづけ。
自分の体ももう若くないからとてもしんどい主人公の気持ちがよくわかります。
でも、その2か月間に、自分の実家を弟夫婦が手放す話もかさなり、姑、実母の知らなかった姿を知り、また、周りのあたたかい協力も得て、無事かたづけが終わる。
これから私が経験するだろうことだろうし、最中でもあります。こころ温まります。自分の死んだあとのことも想像してしまいます。
紙の本
万人にお勧め
2023/05/04 06:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
団地で一人暮らしの義母が亡くなり、独りで遺品整理をする羽目となった主婦の物語。予想以上の遺品の物量に途方に暮れる主人公。誰かが部屋に忍び込んでいる形跡もあり、無事に短期間で「実家仕舞い」は完了できるのでしょうか?次々と判明する義母と隣人の間との意外なエピソードやある意味どんでん返し的な退屈させないストーリー展開に、一気読みしました。実体験がないと、ここまで書けないだろうというくらいのリアルさがあり、経験のない方も疑似体験ができます。とにかく面白くて、大変役に立つ、万人にお勧めできる小説でした。
紙の本
ゾッとしました
2022/05/05 09:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よもぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これはまさしく私の事だと恐ろしくなってきました。家の片付けをしなくてはと真剣に考えています。
紙の本
まいりました
2022/04/26 08:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
姑さんから残された荷物。
片付けるのは大変だぁ。
半世紀前の祖母の遺品は、高齢になってから引っ越して来たこともあり、びっくりするほどはなかった記憶がある。年末の社会鍋で有名な団体に相談したところ欠けてない食器まで持っていってくれて助かったことを思い出した。
望登子が通うちに、段々姑の生きていた日々が分かり元気で楽しい日々が分かってくる。翻って実母はどんな日々を送っていたのか?
なんだか切ない。でもうさぎを飼うことにして、夫婦とご近所の関係も生まれなんだか最後は明るくなって来た。
紙の本
面白かったです
2024/04/14 15:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にわなずな - この投稿者のレビュー一覧を見る
嫌だったお姑さんが亡くなってから、遺品整理するにつれ、その人となりに気づいていく。いろんなものが見えてくる。自分自身にも向き合う。
すごく楽しかったし、人との交流がいいなぁと思いました。
私は、義母健在の今、義母の家の片付けをしています。大喧嘩してる私には、じゃあ、亡くなってからでいいのかなとか思ったりもします。
とはいえ、本来は自分ですることですよね。
そうなると、この小説の実母のように何か味気ないものになってしまうんでしょうか。
でも、ものが多量にあるからといって、必ずそんな素敵な物語があるわけではないのが現実。
やっぱり、生きてるうちに片付けてほしいし、私自身も片付けておこうと思います。
紙の本
片付けをしなくては
2022/12/17 15:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
姑でなくても、遺品整理は大変です。
昔は簡単に捨てられたものも、だんだん捨てるのが大変になっています。
片付けをしなくては、と思いながらも、なかなか・・・・・・
紙の本
想像以上に面白かった
2022/04/25 16:06
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投稿者:ぱんださん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに加え、『どうしてそんなに詰め込むの?』という帯に惹かれて、ついつい買ってしまいました。頑張り屋さんできちんとした性格の主人公、地方の旧家、人にも自分にも厳しく始末のよい実母、真逆の性格の姑。いまの、女性の、いえ、男性も含め、都市に暮らすあらゆる世代の人生が詰まっていて、ノンストップで読みました。
始末がいいのも考えもの、かといって捨てられないのも問題。
結局、「日々、整理整頓」なんでしょうね。
今回、垣谷さんの作品を初めて読みましたが、他の作品も読んでみようと思いました。面白かったです。
紙の本
姑って
2023/10/08 10:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
明るい語り口調で遺品整理。っていう話題なんだけど暗くならずに読める感じ!
私は結婚しないから姑って存在いないんだけど、
家族とは違って、でも何か不思議な絆がある存在なんですね。
電子書籍
断捨離しよう
2022/07/06 00:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
そして、親にも、断捨離を勧めよう……自分の死後に、遺族に迷惑をかけては、いけませんよね……。本当に、こういうところは、自分にもあるなぁ……。多分、物置や押し入れ開けたら……。落ち込んでしまいました。