- 販売開始日: 2022/04/19
- 出版社: PHP研究所
- ISBN:978-4-569-85185-3
ロシア点描
著者 小泉悠(著)
「ロシアとロシア人の魅力を、衣食住の面から伝えたい」という本書の内容は、プーチン大統領の蛮行によってその色合いを変えた。新型コロナウイルスの蔓延下、ロシアを観光で訪れるこ...
ロシア点描
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商品説明
「ロシアとロシア人の魅力を、衣食住の面から伝えたい」という本書の内容は、プーチン大統領の蛮行によってその色合いを変えた。新型コロナウイルスの蔓延下、ロシアを観光で訪れることはかなわない。何より頭をよぎるのは突然、ロシア軍の攻撃によって同胞を失い、住む家、町、国を離れざるをえなくなったウクライナ人の悲しみだ。日本人のロシアやロシア人に対するイメージも、好ましくないものに転じたかもしれない。しかし、だからこそこの本を手に取っていただきたい。もちろん「ロシア政府とロシア人は別」と簡単に割り切ることはできない。では両者の関係がどうなっているのかということを、なるべく柔らかく、わかりやすく説き、「ロシアという国は何か」について、理解を深める必要がある。著者は執筆にあたり、次のように語った。「自分のロシアへの『愛』を伝える作品にしたい」。その真意を、一人でも多くの読者に感じていただければ幸いである。
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ロシアの人々の生活 プーチン、中国、インドの思惑
2023/02/05 07:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロシアに暮らす人々の暮らしを温かみのある言葉で紹介
ロシアというとわかりにくい国だと思っていたが、人々はたくましく生きていると思った
ソ連時代とロシアになってからの暮らしの変化も興味深かった
プーチンの思惑
中国の思惑
インドの思惑
も興味深い
ロシアの街角の光景から、プーチンの思惑まで
2022/09/17 12:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りりお - この投稿者のレビュー一覧を見る
やわらかい優しい文体で、筆者が体験したロシア(主にモスクワやサンクトペテルブルグ)の人情、生活、インフラ、建築について綴られています。そこに影響する歴代の政権についても簡単に触れられています。筆者は、何気ない街角の光景や庶民の言葉にあらわれる、時代のうごきを的確に切り取って文章にしています。
さらにはロシアからみた日本についても語られています。
興味深かったのは、ロシア人とインターネットに関する項目に書かれた、筆者が支持する「オープンソース・インテリジェンス(OSINT)」に連なる事象です。
この本を読むと、厳しい環境で強いリーダーを求めるロシアの人々と、何事も穏便にしましてしまいがちな日本の国民が煮え切らないリーダーを選んでしまうのは、似た構図があると感じてしまいます。
誠実です
2022/06/29 20:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロシアがウクライナに軍事侵攻してから、TVなどでロシアの専門家や軍事の専門家の方が解説をしていただいてますが、著者の解説が一番わかりやすいと思ってました。とても頭のよい方だとも思ってました。
著者の作品は『現代ロシアの軍事戦略』に続き二冊目です。
『ロシア点描』は著者のロシア紹介の本です。
楽しく読ませていただきました。
しばらくロシアに入国できないからこのような作品は書けないと、宣言されています。
その誠実さに感激しました。
ロシア入門書として読みました
2022/06/06 10:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミオン - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯の通りの疑問があって手に取りました。ウクライナへの侵攻がなければ手に取らなかったかも・・・ですが、面白く納得しながら読めました。
ロシア
2022/05/22 19:19
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投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウクライナ問題は、古くからの因縁だということ。プーチンの絶大なる権力欲への執着。世界は、ロシアをどうしたいのか。ロシアはどうするのか。ロシアの生活事情もわかり、サクサク読ませてもらいました。
ロシア側の世界が少しわかる本
2022/10/02 17:26
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投稿者:MACHIDA - この投稿者のレビュー一覧を見る
英米経由の情報が圧倒的に多い現在の日本で、ロシアの様子を知る機会はなかなかない。しかもウクライナ侵攻が始まって以降はなおさらである。現地での生活も経験しロシア人と結婚した筆者ならではの、ロシア人気質や社会の様子などがこの本からはよく伝わってくる。それにしても延々と続く近年稀に見る大規模な戦争がいつ終わるのか、複雑な読後感を覚える。
ロシア
2022/06/27 07:52
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投稿者:中村 - この投稿者のレビュー一覧を見る
と言うよりは、プーチンが、危険ですね~
ロシア人の生活が、今、どうなってるか?が、
心配ですね!