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電子書籍
さらば、欲望 資本主義の隘路をどう脱出するか
著者 佐伯啓思
グローバリズムの矛盾が露呈し、新型コロナに襲われ、ついにはプーチンによる戦争が始まった。一体何が、この悪夢のような世界を生み出したのか――自由、人権、民主主義という「普遍...
さらば、欲望 資本主義の隘路をどう脱出するか
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さらば、欲望 資本主義の隘路をどう脱出するか (幻冬舎新書)
商品説明
グローバリズムの矛盾が露呈し、新型コロナに襲われ、ついにはプーチンによる戦争が始まった。一体何が、この悪夢のような世界を生み出したのか――
自由、人権、民主主義という「普遍的価値」を掲げた近代社会は、人間の無限の欲望を肯定する。欲望を原動力とする資本主義はグローバリズムとなり、国益をめぐる国家間の激しい競争に行き着いた。むき出しの「力」の前で、近代的価値はあまりに無力だ。隘路を脱するには、われわれの欲望のあり方を問い直すべきではないか。稀代の思想家による絶望と再生の現代文明論。
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紙の本
稀代の思想家による、現代日本に関する考察の書
2022/08/07 05:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:デーモン - この投稿者のレビュー一覧を見る
稀代の思想家による、現代日本に関する考察が、示唆に富んでおり、大変、参考になる本です。民主主義、資本主義に関する指摘がするどいと、思います。
紙の本
行き過ぎたグローバル化
2022/06/25 09:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞や雑誌に過去書かれたものをまとめているので、必ずしも一つのテーマで書かれたものではなく、その時々のトピックをとらえて書かれている。極端になりすぎた現在のグローバル化・資本主義・ビッグテックのことを、全体としては、問題視して取り上げている。
それらの根底には、個々人の、より多くを求め続ける際限のない欲望とそれをよしとする意識があるのでは、ということも書かれている。では、どうしていけばよいか、ということを考えさせられる。
紙の本
文章が難しく書かれている感がしました。
2022/06/22 12:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が新聞や雑誌などで連載していたショートショート式コラムを、当書新書1冊にまとめ上げたものです。
著者の主張したい内容は分かりましたが、いささか文章が難しく書かれている感がしました。読み進めるのに時間がかかりそうな1冊です。