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電子書籍
おひとりからのしずかな京都
著者 柏井壽
コロナ渦で一変した京都の街に賑わいが戻り始めているという。京都が以前とおなじ「喧騒」に満ちるのも時間の問題かもしれない。ならば、「しずかな京都」に出会える癒やしの大人旅を...
おひとりからのしずかな京都
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おひとりからのしずかな京都 (SB新書)
商品説明
コロナ渦で一変した京都の街に賑わいが戻り始めているという。
京都が以前とおなじ「喧騒」に満ちるのも時間の問題かもしれない。
ならば、「しずかな京都」に出会える癒やしの大人旅を提案しよう。
生粋の京都人の著者がこっそり伝授する、
地元の人しか知らない名所、行事や文化、美食の店をご堪能あれ。
【はじめにより抜粋】
京都が本来の姿を見せる場所や時間、物語をご紹介しましょう。
春秋のトップシーズンを除けば、心静かに京都の街を愉しめるはずです。
その代わり、と言ってはなんですが、いわゆる〈映え〉は期待しないでください。
今話題の、とか、今人気の、や、予約困難とか行列必至といった冠詞が付くような、
SNSで自慢するようなスポットとは無縁のものばかりですから。
化粧を落とした素顔の、とでも言えばいいでしょうか。
よそいきではなく、普段着の京都はこんな感じですよ。と言いたくて書き連ねてみました。
目次
- はじめに
- 第一章 しずかな京都の歩き方
- 元来しずかな街だった京都
- しずかな京都歩きは今出川辺りから
- 三条通の洋館と看板
- 奥深い魅力を湛える京の店
- 上賀茂のおいなりさん
- 片岡山の裾野を歩く
- 地名と職業を思い浮かべながら歩く
- 歴史を辿りながら歩く
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紙の本
静かな京都
2022/12/05 21:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
観光客がたくさんいて賑やかな京都はもう飽き飽き。静寂と落ち着きの中で自分を見つめなおしたり、心を綺麗にする、そんな空間を体験したい。そんな紀行文。
美味しいものもちゃんと紹介してある。
紙の本
しっとりした京都は静かな時に限る
2022/07/06 10:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雑多な本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者は京都生まれで京都に住む歯科医であるが、京都を紹介する本を次々出している方である。
インバウンドで溢れ、騒がしかった京都が、コロナ禍で落ち着きを取り戻したような今は京都の素顔を見ることができるかもしれない。観光に関わる仕事に従事されている方にとっては大変だと思うが、「しずかな」京都を味わえるチャンスともいえる。
第1章で、「しずかな京都の歩き方」を勧める。 京都歩きのポイントを示す。古い町名が残る京都では、地名と職業を思い浮かべながら歩いてほしいという。一般的に歴史を辿りながらであるが、筆者なりのアプローチを示している。また、京都では豊臣秀吉の影響が大きい。応仁の乱で平安京の姿が消えうせ、その後の京都の姿を決めてきたことを提示する。また、京都の喫茶店でコーヒーは欠かせないが、紅茶の魅力も伝える。
第2章で、「しずかな神社仏閣をめぐる」で、シーズンや時間など、少し外した訪問を推奨する。また、庭の美をどう楽しむか。その話題は尽きない。触れるところは少し深掘りするが、そこで止めるところがいいのでしょうか。
第3章で、「京の言葉遣いを知る」で、京都人の姿を伝えようとする。決して「いけず
」ではないことも。
第4章は期待の「しずかな京都を味わう」で、筆者なりのお店を紹介する。ガイドブックにも掲載され、よく知っている店もあれば、地元の人しか知らないであろう店の紹介もある。最後に高級旅館の紹介も出てくる。
京都へは、今がチャンスかもしれない。ただし、暑い京都となるが。
紙の本
加担
2023/03/26 05:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都案内本だが著者自身がオーバーツーリズムを批判しているわけだがこの本自体がその助長になっていることを自覚していないようだ。店の紹介よりももっと文化的生活的な紹介を読み手は望んでいるのに。