- 販売開始日: 2022/07/12
- 出版社: 東京創元社
- ISBN:978-4-488-01114-7
呑み込まれた男
著者 エドワード・ケアリー(著) , 古屋美登里(訳)
巨きな魚の腹のなか。乗っていた舟ごと魚に呑み込まれたジュゼッペは、そこにあった朽ちかけた船で発見した航海日誌に、自分の来し方を綴っていく。彼が創った、木彫りの人形ピノッキ...
呑み込まれた男
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商品説明
巨きな魚の腹のなか。乗っていた舟ごと魚に呑み込まれたジュゼッペは、そこにあった朽ちかけた船で発見した航海日誌に、自分の来し方を綴っていく。彼が創った、木彫りの人形ピノッキオに命が宿ったこと。学校に行って戻ってこなかったその子の行方を探し、小さな舟で海に漕ぎだしたこと。そして彼の手記はさらに遡り……。絶望的な状況下、ジュゼッペ老人は何を思い、何を綴ったのか。鬼才ケアリーが描く、もうひとつのピノッキオの物語。
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よく呑み込めなかった。
2022/08/01 17:02
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
1)本書のタイトルに引っ掛けている分けではありません。最初から最後まで読んでみましたが、本当に内容がうまく呑み込めなかった、のです。
2)人間は、「 退屈 」 を嫌う生き物だと思いますが、本書の主人公ジュゼッペは、日誌を付けたり、モノを作ったりすることにより、退屈を免れ、たった一人で生きることができた、のでしょうか。
3)残留日本兵の横井庄一氏と小野田寛朗氏、彼らのことが頭をよぎりました。彼らお二人はなんと三十年近くもの長きに渡り、たった一人で過ごしていたのですから、どのような毎日だったのか何を思っていたのか、想像を絶するものがあります。