- みんなの評価
- あなたの評価
評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- 販売開始日: 2022/06/28
- 出版社: 幻冬舎メディアコンサルティング
- ISBN:978-4-344-93113-8
診断治療の質を上げる ペイシェント・ベイスド・メディスン
著者 宮田和典
環境的要因と遺伝的要因から最適な治療を導く。医療の質を向上させる新たな概念「PBM」とは-----------------------------------------...
診断治療の質を上げる ペイシェント・ベイスド・メディスン
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
環境的要因と遺伝的要因から最適な治療を導く。
医療の質を向上させる新たな概念「PBM」とは
--------------------------------------------------------------
1990年代にカナダで提唱された「エビデンス・ベイスド・メディスン(Evidence-based Medicine:以下EBM)」は
エビデンスに基づく医療によって、より良い治療を目指そうという考え方です。
今日ではEBMは広く医療の場に普及し、医師のみならずコメディカルの間でも当然の治療法として受け入れられています。
EBMの普及によって医療の質は大きく向上しましたが、これ自体は標準化された治療方針で
患者個々の出身地や遺伝情報などの背景は考慮されていないため、
EBMだけでは最適な治療法が提供できないことがあります。
著者の病院は眼科の単科病院ではありますが、年間10万人を超す外来患者が受診しています。
著者は膨大な患者のデータから出身地や生活歴などに焦点を当てた臨床研究を行い、
その結果を利用してより良い治療を目指すという
「ペイシェント・ベイスド・メディスン(Patient Based Medicine:以下PBM)」という考えを提唱しています。
地域包括医療で地方ごとの医療体制の強化が進む中、
その地方で起こりやすい疾病と原因を医師が患者のデータから分析するPBMが、
医療の現場で一般的に受け入れられれば、医師は患者一人ひとりに適したより良い医療を提供できるようになるのです。
本書では、現役の眼科医が分かりやすく図版を豊富に使って、
一人ひとりの患者と向き合うペイシェント・ベイスド・メディスンについて解説していきます。
医師だけでなく、医学生や眼科を専門としていない医療従事者にも読んでもらいたい一冊です。
目次
- はじめに
- 第1章 年間10万人の患者を治療して見えてきた、従来のエビデンスに基づく標準治療の限界
- 東京では15年で3件しか手術しなかった病気が、宮崎では毎日のようにやってくる?
- 全国の感染性角膜炎の3割が南九州に集中
- 盛んな畜産業でふるさと納税は全国トップクラス
- 先人たちが残してくれた貴重なデータ
- ぶどう膜炎の原因の3割を占める3大ぶどう膜炎
- 眼科医の常識を覆すオリジナルの患者データ
- 南九州のぶどう膜炎はHTLV-1によるものが最多
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む