- 販売開始日: 2022/07/12
- 出版社: 祥伝社
- ISBN:978-4-396-63629-6
やっと訪れた春に
著者 青山文平
男は、生きるのがどこまでも下手だ。二人の藩主を擁する橋倉藩。割れて当たり前の藩を割れさせぬ――重すぎる命を課された近習目付たちの命運は。名もなき武家と人々の生を鮮やかな筆...
やっと訪れた春に
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
男は、生きるのがどこまでも下手だ。
二人の藩主を擁する橋倉藩。
割れて当たり前の藩を割れさせぬ――重すぎる命を課された近習目付たちの命運は。
名もなき武家と人々の生を鮮やかな筆致で映し出す。
橋倉藩の近習目付を勤める長沢圭史と団藤匠はともに齡六十七歳。本来一人の役職に二人いるのは、本家と分家から交代で藩主を出す――藩主が二人いる橋倉藩特有の事情によるものだった。
だが、次期藩主の急逝を機に、百十八年に亘りつづいた藩主交代が終わりを迎えることに。これを機に、長らく二つの派閥に割れていた藩がひとつになり、橋倉藩にもようやく平和が訪れようとしていた。
加齢による身体の衰えを感じていた圭史は「今なら、近習目付は一人でもなんとかなる」と、致仕願を出す。その矢先、藩の重鎮が暗殺される。いったいなぜ――隠居した身でありながらも、圭史は独自に探索をはじめるが……。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
67歳の活躍
2022/09/20 21:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて、途中、イチバンに思ったのは、67歳って若い!でした!本当に若いです……。お家騒動も大変そうだし、周りを固める側近が、それぞれ個性的で。これで終わりなのかしら?もっと続きあるのうつかな?