紙の本
猫にも心があるよ。
2020/10/14 12:19
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コウモリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫が家にいます。家にいる猫は感情を伝えてこようとします。お帰り、お腹すいた、早く寝よう、おはよう。いろんな仕草で、心を寄せてきます。そして、こちらが応えた時はやはり、満足そうな顔をしています。どんな猫にもそんな仲間や人間がいるといいのにと願ってしまいます。
紙の本
クロネコ
2021/01/27 18:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
クロネコちゃんは誰にも気づかれないように生きていたけど・・・。
誰かがいることで自分を見つけることもあるんですね。
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いしころだなんてさびしいよ。
そうおもいながらよんでいたら。
うん。そうだよね。
よかったね。
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主人公は、黒猫です。黒猫は、ふつう、あまり人からは好かれないようです。不気味だからかもしれませんね。この主人公の黒猫は、自分が無視される存在であることを知り、石ころに心を通わせます。
愛の反対は、無関心だと言った人がいました。黒猫がどんな思いで野良になっているのか、だれも関心を持たない。そして黒猫も、それが当たり前だと思ってる。さびしいなんて、思ってないさ、とでも言うような、そんな絵本の黒猫の、このまなざし。
しかし、黒猫はいつしか、自分の本当の気持に気づくのです。その凍えた心を変えたのは……?
石ころにすぎない自分の価値を認めてくれる人がいる。その幸せに気づいたとき、黒猫のおさえられたものが発露するシーンには、心を打たれます。
安易に絶望してはいけない。
そんな気持にさせられる絵本です。
#ぼくはいしころ #NetGalleyJP
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イラストがもう我が家の黒猫と重なり、それだけでうれしくなった。我が家の猫たちがこれまで以上にとてもいとおしくなった。薦めてくださった同僚の方に感謝です♪。
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道端にポツンとある石ころと自分は同じだと思っている黒猫。
「じっとだまったまま やがて いなくなる だれもきにとめない」
ある日「こんばんは」という声がしてーーーーー。
………………………………
坂本千明さんの紙銅版画がすごいです。
心に直接飛び込んでくるかのよう。
猫飼いの皆さんに激しくおすすめしたい絵本です。
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「だまっていれば ぼくらは へいわだ」感情を閉ざして生きてきた猫の心をひらいたのは温かな声かけだった。イラストもにゃんとも素敵。
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評価が高いので、ネコ好きなこともあり読んでみた。正直このレベルの話ならいくらでもある。もう少し長くて、黒猫の寂しさや生きる辛さが書き込まれていれば、最後が感動的になると思うのだが…。
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くろねこがかわいくて。
「だまっていればぼくらはへいわだ」
さみしいね。
つながることってお互いにこころを開かなきゃね。
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絵柄や色味に、なにか懐かしいものを感じてしまう。
猫の愛嬌ある細かい描写がユーモラスながら、ときに、はっとさせられる。瞳の色の美しさが印象的。
猫が主人公だが、人間に通じるものもあると思う。
内なる声に気付くことで、周りの景色が全然違って見える。
精一杯の生きる証を見せてくれたような気がした。
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一人ぼっちでいるのが当たり前だった黒猫。
道端の石ころも、空き地の草も、ただじっとそこにいるだけで、しゃべらない。そしていつかはいなくなる。
「だまっていれば ぼくらは へいわだ」
そう思っていたけど、ある日優しい人間に声をかけられてから、誰かと言葉を、心を交わすことの喜びを知った。
コロナ禍で仕事は在宅ワークになって、友達にもなかなか会えない日々の中で、一日中誰とも話さない日もある。
誰かとつながって、自分の心を開いて、相手の心も受け入れて…。
今まで何気なく過ごしていた日々を、大切にしたいと思いました。
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黒猫の絵がとても可愛い。
ずっと1人で生きてきた野良猫が、居場所を見つける話。
これまで道端の石ころと同じように、声を上げず誰にも気づかれず、ただひっそりと静かに生きていました黒猫でしたが、あるとき本当は自分の心の中には寂しい、嬉しい、悲しい、怖い、ご飯が食べたい…色んな感情があったことに気がつき声が溢れ出します。
こんな風に野良猫たちが生きているかと思うと胸が苦しくなります…
全ての猫たちが幸せになってほしい。
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自分はひとりぼっちだと思っているノラネコ。
そう、道端に落ちている石ころと同じように。
クロネコの毛の繊細さが美しい♪
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息子7歳1ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り)
ちょうど良いボリューム ◯
その他
いしころでいるのは、つまらない。
声をあげるのには勇気がいるけれど、ほんのちょっとの勇気で世界がかわる。
息子には少しむずかしかったかな。
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先日買った高橋和枝「うちのねこ(もらわれた先に時間をかけて少しずつ 少しずつ居場所を作るお話)」の前日譚のようなお話らしい。
だれにも気にかけられない石ころのような存在だったねこを気にかけてくれる人が現れて…ねこの心情の変化が手にとるように伝わってくる、詩のような作品だった。