新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VIII
いがみ合う王子たちを馬上槍試合をもって仲裁したコル。ウィンフィール王国内での争いが終息したのも束の間、コルたちの前に使者が現れる。使者の目的は八十年ぶりに開催される公会議...
新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VIII
商品説明
いがみ合う王子たちを馬上槍試合をもって仲裁したコル。ウィンフィール王国内での争いが終息したのも束の間、コルたちの前に使者が現れる。使者の目的は八十年ぶりに開催される公会議に、“薄明の枢機卿”の出席を請うものだった。 公会議開催の真偽確認をカナンに任せ、コルとミューリは聖典印刷の計画を進めるべく、資材の確保と新大陸の情報を求めて大学都市へ向かう。 そこはかつてコルが放浪学生として過ごした街。だが、その街を二分する大騒ぎが勃発し、その中心には"賢者の狼"と名乗る人物までいて――!?
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狼よ
2022/09/21 01:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コルとミューリの旅の物語としては、
感情の行方がわかりやすく表現されていて、
とてもいい回だった。
一方で、
世界観的に狼はこれでいいのかというか、
他の「人ならざる者」がそれなりに皆折り合いをつけて暮らしているのに比べて、
たしかに広がりすぎた風呂敷の一端を担ってもらうのに
これ以上の適任はいないとはいえ、
みんな揃って「現状に固執して周囲に迷惑をかける」生き方ばっかりが
狼という存在になってしまっているのはもったいなさを感じる。