- 販売開始日: 2022/08/08
- 出版社: エムディエヌコーポレーション
- ISBN:978-4-295-20410-7
マイルド・サバイバー
著者 たくきよしみつ
※本書はリフロー型の電子書籍です。 【東京一極集中の限界!それでも、まだ都会暮らしを続けますか?】マイルド・サバイバルとは何なのか?私たち「普通の人」が政治や社会体制に怒...
マイルド・サバイバー
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商品説明
※本書はリフロー型の電子書籍です。
【東京一極集中の限界!それでも、まだ都会暮らしを続けますか?】
マイルド・サバイバルとは何なのか?
私たち「普通の人」が政治や社会体制に怒ったり、間違いを指摘したりしても、それで社会が急によい方向に向かうわけではありません。景気の悪化、物価の上昇、災害…どんなにひどい社会になっても、自力で生き抜く術を構築していくしかないのです。そのためには従来の生活スタイルや価値観を見直して、合理的な方法を見つけ、実行していく必要があります。マイルド・サバイバルは無理なこと、実行不可能なことではありません。悪化していく社会環境の中で、どのように正気を保ち、幸福感を維持できるかというささやかな方法論──ゆるく、賢く生き抜く「普通の人が普通に生きる」ための術なのです。
〈本書の構成〉
序 章 二度の震災被災で学んだこと
第1章 間違った「常識」こそが日本を滅ぼすモンスター
第2章 まずは今の自分の身を守れ
第3章 都会を脱出せよ
第4章 移住するなら北関東
第5章 田舎物件の選び方
第6章 田舎暮らしに必要な技術と道具
第7章 柔軟で持続性のある分散型地域経済を作るには
〈本書の内容〉
・生き延びたければ「都会脱出」
・移住するなら北関東
・年代別、タイプ別の移住先選び
・「衣・食・住」ではなく「食・住・通」
・リタイアしてから考えるのでは遅い
・リゾート空き家物件の注意点
・農村に隣接した新興住宅地は狙い目
・一人で始められる商売を考える ……ほか
〈著者プロフィール〉
たくきよしみつ
1955年、福島県生まれ。作曲家・作家。1991年、『マリアの父親』(集英社)で第四回「小説すばる新人賞」受賞。執筆ジャンルは小説の他、狛犬アートの研究やデジタル文化論など多岐に渡る。50代から福島県双葉郡川内村に居を移すも、東日本大震災で被災し日光市に移住。「緊急時避難準備区域」で全村避難した村の自宅に戻って普通に生活をしながら詳細にリポートした『裸のフクシマ』(講談社、2011年)が、各書評、メディアで話題になった。著書に『デジカメに1000万画素はいらない』『医者には絶対書けない幸せな死に方』(いずれも講談社現代新書)、『介護施設は「人」で選べ 親を安心して預けられる施設とは?』(講談社)、『3.11後を生きるきみたちへ』(岩波ジュニア新書)など。
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人生危機を生き延びたのは、発想の転換と生活を変える決断力。
2022/09/18 19:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おじゃもんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名からして、筆者は若者かと思っていたら。
私よりも年上の、六十代後半の方なのね。
筆者は、東北の大震災を福島で経験。
この世界は、「グレート・リセット」に突入しているとの事。
「今までの常識が通用しなくなり、多くの人は生き残れず脱落し、まったく新しい秩序の世界になりますよ」と言う宣言が、グレート・リセットだそうな。
それを乗り切るのが、「マイルド・サバイバル」の精神と定義。
都会暮らしは楽な反面、人口密集によるリスクが大きい。
地震や台風等の災害時のリスクが大きく。
災害時には、コンビニやスーパーから食料品が無くなる。
世界規模の食糧危機も、都市部はモロに被害を受ける。
そして、都市部は物価が高い。
「生き延びたければ、都会を脱出」
「それでも、まだ、都会暮らしを続けますか?」と言う事で、田舎暮らしを実践中。
東京圏在住から、色々移住を体験して。
お勧めは「北関東」だそうな。
リタイアしてからは遅く、若いうちからの維持融和お勧め。
移住場所選びから、空家の物件選びを丁寧に解説。
土地を買うのでは無く、あくまで中古物件を買うことの大切さ。
「衣・食・住」では無くて、「食・住・通」で考える事。
通とは通信の事で、現社会ではWi-Fi環境は必要との事。
電動アシスト自転車の活用。
移住者と地元の人との関係作り。
田舎暮らしに必要な道具等々。
「マイルド・サバイバー」の手引書としての一冊ですね。