- 販売開始日: 2022/08/13
- 出版社: 朝日新聞出版
- ISBN:978-4-02-263121-3
「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう”子どもたちの孤立
著者 村上 靖彦
小学生の15人に1人が「家族の世話」を担い、社会問題として顕在化したヤングケアラー。一般のイメージとは異なり、精神疾患の母親のケアをするケースも多い。こうした事例を含めヤ...
「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう”子どもたちの孤立
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商品説明
小学生の15人に1人が「家族の世話」を担い、社会問題として顕在化したヤングケアラー。一般のイメージとは異なり、精神疾患の母親のケアをするケースも多い。こうした事例を含めヤングケアラー経験者たちの語りから実態を読み解く。
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ヤングケアラーとは
2023/04/30 17:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ヤングケアラー」という言葉が広まって久しい。
家族の世話などに追われて自身の勉強や生活が犠牲になっている子どものこと、だと認識していた。しかしその「世話」や「犠牲」とは、考えてみれば線引きが難しい。
直接的な労働をしなくても、家族のために気を揉む/心配する(それもケア)あまり自分へのケアが不足する子どもは、ヤングケアラーと呼び得る、と筆者は言う。
ヤングケアラーについて多面的に教えてくれる。
インタビューからの分析
2023/01/12 17:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
他のヤングケアラーに関する本は、専門家や、経験者の話をわかりやすくまとめたものが多い。
これは当事者の話し言葉のまま書かれており、その癖や表現からも内面を分析している。
話し言葉のまま、しかも当事者も自分と向き合いながら話している内容であるため、文章としては読みにくいが、その分状況や想いが伝わってくる。
薬物など重い状況の話が多いため、重く苦しい気持ちになってしまい少しずつ時間をかけて読んだ。
子どもは親を守りたいという気持ちから、必然的にヤングケアラーになっていることが改めてわかった。