電子書籍
耳袋秘帖 南町奉行と火消し婆
著者 風野真知雄
江戸で火事が多発する折から、廻船問屋・徳州屋が開いた「おとな花火の宴」で怪事が発生。池の上の闇に二間(約三・六メートル)にも及ぶ真っ赤な顔面が現れ、やがて顔は燃え上がり、...
耳袋秘帖 南町奉行と火消し婆
南町奉行と火消し婆 (文春文庫 耳袋秘帖)
商品説明
江戸で火事が多発する折から、廻船問屋・徳州屋が開いた「おとな花火の宴」で怪事が発生。
池の上の闇に二間(約三・六メートル)にも及ぶ真っ赤な顔面が現れ、
やがて顔は燃え上がり、火花を散らして破裂した!
京都の怪かし・宗源火かと思われたが、根岸らの調べでからくりが暴かれる。
一筋縄ではいかない火事騒動の顛末は?
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醍醐味
2022/10/22 01:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
火事と喧嘩は江戸の華。
例年よりすこし多い火事。
原因を探っていくうちにだんだんと影が大きくなって。
「南町奉行」シリーズに入ってから
1巻完結である程度の規模の事件、という形だけれど、
今回は各キャラクターにスポットが当たって、
根岸肥前守の魅力もたっぷり。
長いシリーズではあるけれど、
根岸肥前守の仲間たちの歩みを知っていると
ニヤリとなるシーンも詰め込まれていて、
これぞシリーズ物を読む醍醐味だった。