まぼろしの「日本的家族」
著者 早川 タダノリ
2012年に自民党が発表した「日本国憲法改正草案」に明らかなように、改憲潮流が想定する「伝統的家族像」は、男女の役割を固定化して国家の基礎単位として家族を位置づけるもので...
まぼろしの「日本的家族」
商品説明
2012年に自民党が発表した「日本国憲法改正草案」に明らかなように、改憲潮流が想定する「伝統的家族像」は、男女の役割を固定化して国家の基礎単位として家族を位置づけるものである。
右派やバックラッシュ勢力は、なぜ家族モデルを「捏造・創造」して幻想的な家族を追い求めるのか。
「伝統的家族」をめぐる近代から現代までの変遷、官製婚活、結婚と国籍、税制や教育に通底する家族像、憲法24条改悪など、伝統的家族を追い求める「斜め上」をいく事例を批判的に検証する。
目次
- はじめに 早川タダノリ
- 第1章 「日本的家族」のまぼろし 早川タダノリ
- 1 日本国憲法が「一家の団欒」を破壊した?
- 2 「食卓崩壊」?
- 3 「食卓」像の謎
- 4 国策としての「食卓の団欒」
- 5 「日本国憲法」以前の家族理念
- 6 「家族が仲睦まじく暮らしてきた日本人」バージョン
- 7 「家制度の復活ではない」という言い訳
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