ここから世界が始まる―トルーマン・カポーティ初期短篇集―(新潮文庫)
著者 トルーマン・カポーティ , 小川高義/訳
差別の激しい土地に生まれ、同性愛者として長じ、「八歳で作家になった」と豪語したという天才はデビュー前から天才だった。ニューヨーク公共図書館が秘蔵する貴重な未刊行作品を厳選...
ここから世界が始まる―トルーマン・カポーティ初期短篇集―(新潮文庫)
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商品説明
差別の激しい土地に生まれ、同性愛者として長じ、「八歳で作家になった」と豪語したという天才はデビュー前から天才だった。ニューヨーク公共図書館が秘蔵する貴重な未刊行作品を厳選した14篇。ホームレス、老女、淋しい子どもなど、社会の外縁にいる者に共感し、仄暗い祝祭へと昇華させるさまは、作家自身の波乱の生涯を予感させる。明晰な声によって物語を彫琢する手腕の原点を堪能できる選集。(解説・村上春樹)
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総合的には、凄くいいと思います
2024/03/10 00:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここには14篇の初期作品(習作)が収められている。正直完成度は低い。ただ、カポーティファンなら、とても面白く読めると思う。また、本編以外に編集後記、作品解題、カポーティ略伝、訳者あとがき、村上春樹の解説が収められている。それぞれ大変面白く読めた。総合的には、凄くいいと思います。