日本型「談合」の研究

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図書館新刊コーナーから。

たくさんある本の中から、興味が全く惹かれないものを読んだらどう感じるだろう、と思って借りてみた。
ただ、借りた時点で、多少心が動いてはいたのだろう。

そもそも、談合がどういう流れなのか、よくわかっていなかった。
悪い人が悪い話を悪い場所でするんだろうな、と。
事例がたくさん書かれていたので、談合が何なのかわかったのが収穫の一つ。

もう一つの収穫は、談合によってどんな不利益があるのか、ということ。
競争力が失われる、というのが一番のダメポイント。

結局、それほど心惹かれなかったので、ザーッと流し読みにしておいた。

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「談合」の研究との題名だが、何も研究などしていない。談合はダメ、こんな酷い談合が一杯と挙げつらうだけ！
談合を追及し過ぎて、業界として破綻してしまい、国の競争力が無くなった例などもあるでしょう。
全て何でもかんでも、悪として切り捨てるだけなら小学生でもできる！

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値付けの難しさ。これが恣意性により、無限増殖化する余地を発生させている。
税金が、ざるの網目に消えていく。

安倍、菅政権。オリンピック談合に統一教会もある意味、同根。ルールが有名無実化されていくだけ。

真剣勝負を嫌い過ぎると、八百長プロレス、大相撲の興行にしかならない、と。妙に歪曲されるとウクライナになってしまうしな。

最後は、政治家の鶴の一声頼み。計れないものか。

期待値だけが膨らみ、特殊詐欺よろしくの携帯電話が、重宝される時代。

一見必要だけど、その内実は問うていない。その複雑さに対する処理能力の欠如にほっかむりして、先送りのツケだけが、未来に積み上がられ続けていく、か。