悪魔の傾聴

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「傾聴」のHowto本。
・否定しない
・比較しない
・自分の話をしない
この3点が最重要項目。
とにかく、「傾聴」のスキルを磨くためには、90分間相手の話を聞くこと。
自分のフィルターをいかに薄くできるか、ということ。
そのためには、自分を律して「受容」する。
経験を積むことが大切。
とても勉強になった。

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自分(聞き手)の欲望と感情は邪魔になる
そして心のセンタリング(中立的)

車の中は本音がこぼれやすい
=BARでも良いんだろうか

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第3部が個人的には面白かった。

テクニック的な話というより、話を聞くスタンスを説かれているようで新鮮だった。


これからの社会で生きていくために、「傾聴すること」の大切さ、難しさ、必要性を教えてくれる。


とても読みやすくてタメになる本だった。

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・人には、「話したい」「伝えたい」という願望が常にあるためそれを逆手に取り、相手の話している内容からキーワードを拾い、それに対して、「聞く」「質問する」ということが効果的な傾聴に必要。（ピックアップクエスチョン）
・HHJ（否定／比較／自分の話）は傾聴においてご法度。
・質問は基本的にオープンクエスチョンで行う。質問しても返答がなかった時に限り、クローズド・クエスチョンを行う。（Yes／No）
・相手の身なり／行動／非言語メッセージから、その人の趣味／職業／その日の気持ちなどに対してアプローチをかけ、最初のアクションを行う。ファーストコンタクトが重要。
・「質問」→「返答」→「質問」→「返答」…流れをもって、会話と傾聴を成立させていく。（自分の感想・意見・アドバイスなどは求められるまで言わない。「サシスセソ・リアクション」だけで十分。）とにかく相手の話した内容に対して、質問する＝興味を持って聞いている。という姿勢を示す。
・自分の話は底辺と思い、話さない。
・話を聞くときは、一定の距離感を保ち、心理的安全性を確保する。
・相手の話しているときは、相手のリズムに合わせて対話する。傾聴中のメモなどは、リズムがつかめなくなるのでNG。
・傾聴する際は、信頼されてたい／人に好かれたいなどの欲望は一切捨てる。
・沈黙しても、相手が会話を始めるまで待つ。
・中立／対等なポジションに常態する。
・「成長」「学び」などのポジティブワードは相手を圧迫する可能性があるので、NG
・相手の気持ちを理解しようする気持ちを排除する。とにかく聞くことが重要。
・会話のキーワードからも相手がどんな人なのかを推察できる要素は多いため、集中して聞く（聞く時間は最大でも90分を目途にする）

相手の本音を限界まで聞き出すための手法が、場面場面で切り取られて書かれています。どちらかというとカウンセリングやライター目線で書かれいていることが多い印象を受けたので、ビジネスでは限られた範囲での活用になりますが、聞き手の姿勢・聞き手が会話の舵を握っているということを認識できました。

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勉強になりました。
欲求を捨てて傾聴する。難しいですね。
聞き手に回る事で対話にどれくらいの時間を要するのか、少し不安に感じますが、チャレンジしてみようかと思います。

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勧められたので読んでみましたが、うーん…笑
筆者の方は本当に傾聴が得意なのかな…？と思ってしまうくらい、自分語りのような部分が多く途中からは流し読みでした。
テクニックもだいたい当たり前のことしか書いていないので、本当に壊滅的に人間関係を作るのが苦手！という人向けかなと思いました。

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冒頭で、話をつぶす三大悪として「否定する」、「比較する」、「自分の話をする」が挙げられています。これを守るだけでも充分に効果が得られると思います。後は色々と書かれていますが、相手に興味を持つことが重要であると感じました。

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基礎編の知識は非常に役立つと思うが、それ以降は非常に極端なシチュエーションでの話になっているので、一般人としては必要ないかもしれない。聞くことを仕事にしている人向け。

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とても良い。内容は記者やライター向けの部分も多いが、純粋にビジネスでも通用する「聞き方」のテクニックを網羅している。アクティブリスニングやコーチング、1on1などに関心のある人は読むと有益だと思う。

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なかなかヘビーな本。本音を引き出すスキルが33、上級編のテクニックが11掲載されてて、すぐにでも真似できそうではある。
が、聞いてる内容が重い。死にたいみたいな話が多い。
部下とのコミニケーションに役立たせようと思う。まずは自分の話をしない、成長とかマジックワード使わないところから始めます。

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相手の話を否定しない、アドバイスしない、
自分の話に持っていかない

当たり前だけど意外とできてない人が多いよね

作者が取材関係のお仕事されてるので、
日常会話のテクニックというより、取材のテクニックって感じがした。

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傾聴は簡単ではない

傾聴って、なんとなく意識していればできるのではないかと考えていたところ、
この本を読んで、自分を律すること、これは簡単にはできないと、
考えを改めた一冊。

内容が相容れない方もいると思いますが、
著者の考えなどもストレートに書かれていて、ある意味、究極に偏った書籍でした。


勉強になった箇所
・HHJ の3大悪。・・の話にすり替わり話し手と聞き手が逆転してしまいました 聞くことを軸としたコミュニケーションで この流れはありえません。
・否定する 比較する 自分の話をする。これらは 会話も人間関係も破綻させる 恐るべき行為だと理解してもらえたでしょうか。筆者はこれらの行為を「HHJ の3大悪」と呼んでいます。三大夜行 絶対にしないと 心掛け 日々 意識して実践するだけで会話の成功率は飛躍的にアップします
・ピックアップクエスチョンとは 既に相手が発言した単語や趣旨を拾い 即時に短い質問を投げかけるテクニックです。自分の聞きたい 知りたい 質問ではなく相手の語りをもっと進めるための質問を投げるのです
・悪魔の傾聴を使うためには 利き手が「情報弱者である 自覚」と第3部で詳しくお伝えする「心の調整」が必要となってきます
・しかし本書では 人の物語はどこにでも転がっていると考えます。「人の行動には必ず理由がある」として会話を進行させてみます
・このような些細な場面でも相手が気になる人だったらその理由を聞いてみましょう。人の行動には理由があり 理由 の中には必ず何かしらの欲望や感情が存在します
・この 第2段落の返答では「かっこいい男の子もいるし」という言葉が欲望に該当します
・質問 返答 質問 返答」によって相手の物語を膨らませていくのは想像できな作業であり その話を転がしていく手法を「（欲望と感情の）雪だるま 術」と名付けることにします
・本心や 本音は慣れ親しんだ リラックスした環境で語られるため 相手がオフの状態であることが望ましくなります
・四人がけテーブル席 どこに座る？・・21がベストポジションなのは距離が若干 離れるくらいが圧迫感なく お互いに心に余裕ができ 消耗が少ないことが理由です
・クローズドクエッションは相手のモチベーションが下がるだけでなく 情報収集の手段として非合理なのです
・聞き手は90分以上のインプットができない
・経験上 聞き手の集中力が持つのは長くて 120分、平均 90分程度です。その時間を超えると自分の容量がいっぱいになって頭に入ってこなくなります
・相手の信頼に応えるために 聞き手に徹する 男 遊び 姉 コレクトの自己開示は一般的には人から怒られる 行動です。相手はリスクを背負って語っています。それは成長する過程で 利き手を信頼したからであ り ま ず 大前提として その信頼には応えなければなりません。自分の意見は言わない否定しないアドバイスしない それは相手の信頼に応える最低条件となります。絶対にやってはいけないことなのです
・いずれにしても相手に対して自分の目的を持ち出すのは相手の方がゴールに達してからになり���す
・さらに③の「部下の幸せを願うこと」もう響は高く 人間味がありますが 悪魔の傾聴の場面では大きな障害となります。何が幸せかはそれぞれでありちゃんと相手の語りを聞いてからでないと その人にとって何が幸せか分からないからです
・福祉系職員の「社会貢献がしたい」という思いも大きな欲望です。誰かを助けてあげたい 支援したいという欲望は根が深いです。「助けてあげたい」という優しい気持ちは必然的に自分が上の立場という意識になります。弱者に対して上の立場になると相手の方に制限がかかり 相手の過酷な現場や SOS を最後まで聞き 切らないことがほとんどです
・悪魔の傾聴の実践に入る前に「欲望の断捨離」と「心のセンタリング」を意識しながら 心の調整
・我々が生きている社会は誰もが意識が高いわけではなくむしろ 低い人の方が多数です。そんな中で「日々、成長」「学びがありました」など軽い気持ちで使っているとそれ以外の大多数の人はどんどんと離れていきます
・話しての語りは理解するのではなく 受容する。そして共感して 情報共有する。それだけのことです。そう考えないと とても 相手の方にのゴールに到達できません。