知ってたのしい!鉄道の信号
あらゆる交通手段のなかで、とくに安全性が高い鉄道。それを支える「信号」のうごきを見て、大前提になっている仕組みを知ると、鉄道と安全への理解が深まるだけでなく、鉄道への趣味...
知ってたのしい!鉄道の信号
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商品説明
あらゆる交通手段のなかで、とくに安全性が高い鉄道。それを支える「信号」のうごきを見て、大前提になっている仕組みを知ると、鉄道と安全への理解が深まるだけでなく、鉄道への趣味的な興味も大いに広がってくる。月刊誌『鉄道ダイヤ情報』(小社刊)の「信号大集合」特集(2021年7月号)を加筆・再編集した本書では、知るとたのしくなる、基本的な鉄道信号の知識をご紹介。
目次
- ■目次序章:鉄道の信号 気にしてみよう・見てみよう
- 第1章:鉄道の信号と「閉そく」について
- 第2章:鉄道の信号を支えている「保安装置」
- その1:停止・制御の自動化が高めてきた「安全な鉄道」
- コラム1:伝説時代の「無茶な!?」運転方法
- その2:信号・保安システムの進化の背景にある教訓
- 第3章:鉄道の信号を実際に観察しよう
- その1:ローカル線の信号機と閉そくシステム(1)
- 津軽鉄道 全国でもここだけの「腕木式信号機」
- その2:ローカル線の信号機と閉そくシステム(2)
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鉄道信号の概要はわかるが・・・
2022/12/18 16:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、月刊誌『鉄道ダイヤ情報』2021年7月号における「信号大集合」特集の内容を大幅に加筆・再編集したもので、3名の共著である。ATSの開発経緯、マイコンを活用した明知鉄道の特殊自動閉そく式対応集中連動システム、ICカードを使用した北条鉄道の票券指令閉そく式、東武鉄道のSLでは、ATS車上設備を搭載できないためSLの後ろに必ず車掌車を連結などの興味深い内容がある。一方で以下に示すように、若干、説明不足あるいは誤りと思われる点も散見される。◆名古屋鉄道築港線の棒状のスタフの説明がスタフ閉そく式の箇所で行われているが、築港線は票券閉そく式であり、誤解を招く。◆出発反応標識は<進行に信号が変わると点灯する>とあるが、進行(警戒現示以上)もしくは停止信号以外の解説が適切ではなかろうか。◆<デジタル式ATCは、従来の固定された閉そく区間に依存しない保安装置であり>とあるが、これでは、移動閉そく式と誤解を招く解説ではなかろうか。◆踏切反応灯はすべての鉄道事業者に設置されているように読み取れるが、JR線では一部例外を除き、踏切反応灯は設置されていない。