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投稿者:読書の冬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノウハウ的な箇所がちょっと読んだだけではよくわからなかったので、何度も読んでみたいと思った。読みながらなるほどと思う部分もあった。
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人生が格段に良くなった。
いろいろと頑張っていたつもりなのに、全くと言っていいほど成果がなくてキツかったのが、実践していくうちに、少しずつ楽になった。
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タイムマネジメント手法は手当たり次第やっても意味ないから、自分に合ったものを取り入れましょうね、という話
自分はA-Fタイプだった。紹介されているテクニックが確かに自分に合いそう、と思えてなかなか良き。
エビデンス付きで書かれてるので信頼性がある
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感想
過去の経験と未来への態度から、適した時間管理術を導き出す。時と場合によって方法を使い分けることでより上手に時間を使いこなすことができる。
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これはなかなか良かった。
現代人は生産性を求められ、常に時間に追われている。
そして、生産性を上げてタスクを達成しても、タスクはなくならないし、思ったほどの効果はあげられない。
そんな現実を踏まえながらも、著者はいくつかの時間の使い方を紹介する。人によって適した時間の管理の仕方がある。
著者は、時間の有効活用を肯定しているわけではない。むしろ、人間が人間らしく生きるということがすばらしいのだという立場だ。個人的にもこれはよい。
ブログ「パレオな男」を愛読している。
著者の性質的なところが、自分と被るところがあって、非常に参考になる。
おそらく、日本人の中でこの著者のような悩みや不安を抱えている人は多いのだろう。だから今まではモヤモヤとしていた不安を明確にし、対策をアドバイスしてくれる著者のような存在は必要とされているのだ。
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0 どんな本?
時間と言う概念を見直し、エクササイズする事
により人生の幸福度を上げる事を提唱する本。時
間に対する根本的な所から見直す科学的でありな
がら平易な本
1 何で読んだの?
(1) 効率的に時間を使いたいと思ったから。
(2) 科学的根拠に満ちた時間術を学びたい。
(3) 時間術を日々の生活に落とし込んだ状態
2 構 成
全5章280頁
序章で「時間術のの効果は?」から始まり、時間の
正体、タイプ別エクササイズ、効率化からの脱却と
続き、終章「退屈を追い求める」で終わる。
タイプ別に分けられた科学的なエクササイズが秀逸
だと思う。
3 著者の問題提起
世の中には時間術が溢れているが、時間に対する
悩みを抱えている人が減ら無いのはなぜか?
4 命題に至った理由
サイエンスジャーナリストで有る著者の元にたく
さんの時間に対する悩みが寄せられるから。
5 著者の解
時間では無く時間感覚を気にして、時間感覚の個
体差を把握し、時間感覚を書き換えれば時間を有効
に使えるようになる。
6 重要な語句・文
(1) 時間の正体は変化を確率で解釈したもの。
(2) 容量超過×悲観主義
(3) パーキンソンの法則(仕事の量は与えられた時間
を満たすために拡大する。
(4) タイムボクシング(全てのタスクをボックスに入
れる。自分を最優先)
(5) アンパッキング(タスクの工程を細かく分解)
(6) ビジョンエクササイズ(イメトレ)
(7) エンゲージメント速度を上げる。
(8) 障害・熟慮プランニング
(9) タイムログ
(10) ネガティブ想起改善シート
(11) マイクロサクセス
(12) 利益の為に読書をし、契約の為にパーティを
し、人脈の為にランチをする。(幸せ?)
(13) 生きがいチャート。
(14) 退屈を追い求める。
7 感 想
読んでいて時間感覚を改善したいと感じた。
刺さったのは自分の時間感覚のタイプ。心当たり沢
山ある。
深く知りたい事は時間の概念。確率と解釈を深く
知りたいと思った。
人に勧めるなら時間術は合うものでなければ効果
がないと言う事実。
図で生きがいチャートが解りやすかった。
タイトル通りの時間の本であった。
8 todo
(1) タイムボクシングはしているのでアンパッキン
を取り入れてみよう。
(2) ネガティブ想起改善シートとタイムログを導入
(3) 生きがいチャートをやってみよう。
(4) 退屈を追い求め3時間絵画を見てみよう。
9 問 い
答えは?
10 答 え
なんでもほどほどに。
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この著者の進化論に沿った課題提起はとても納得感がある。今回も時間術が主題だが、時間とは?という根本的な問いや、それを踏まえた対応策が書かれており原因と結果が分かりやすて良かった。
具体策やテクニックについては実際にやってみないと合う合わないかわ分からないが、幾つかは取り組んでみたい。同著者の他の本でもそうだか、テクニックやスキルの数が多く消化不良になってしまう。(これも最適を求めずに〝ほどほど〟にと考えれば良いのかもしれません。)
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僕は容量超過の怖がりみたいだ
・予期が濃すぎる
アンパッキング=要素分解
タスクの所要時間を正確に予測する為の考え方
・予期が多すぎる
ルートが多い
脳の認知リソースが分散
・想起が否定的すぎる
セルフハンディキャップ=言い訳作り
セルフサボタージュ=自己効力感の低さ
マイクロ・サクセス=日々の小さな成功(日記)
アドバイス法=他人へ助言する事により自己効力感の改善
・認知の耐性がない人ほど深い思考ができない
小説(簡単には答えが出せない作品を読む)
これらが記載されていた章が役に立ちそうだ
あとサン人の円形の時間軸が興味深かった
未来という概念なく、過去を繰り返す現在があるだけ
しかし、この考え方は資本主義とは相性が悪いのでクロックタイムとイベントタイムを使い分ける方が良さそう
時間を重視するか、成果を重視するか
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時間術というと、より効率的にというものばかりだが、この本は一風変わっていて、
まず、世に広まっている時間術は、誰しもに効果のあるものはなく、一部の人にしか効果がないことを示し、その理由として、個人の時間感覚の違いを上げている。
時間感覚は、
未来に向かって、起きる確率の高い事象を見積もる「予期」と、
過去に起こった事象を思い返す「想起」がどのような傾向にあるかによって、個人差があり、
本書では、個人の時間感覚に合わせて、予期と想起を調整するための方法論を示してくれている。
さらに、後半では、そもそも時間をうまく使おう、効率化しようという考えが毎日時間に追われるような焦りを生みだしていることにふれ、
そういった焦りを解消していくためのトレーニングも解説されている。
時間をうまく使いつつ、時間に追われない生き方を目指して、しばらく、本書の方法を使ってみたいと思う。
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今までにない時間不足の解決策をまとめた本。今まではきっちりとした時間の管理の仕方、効率の良い仕事の仕方などのノウハウがメインの本が多いが、幾らきっちり時間管理しても、効率を上げても、時間が足りないという感覚は永久に解決しない根本的問題を訴えている。非常に新鮮な考え方がであり、納得感が凄い。人によって2分類(予期、想起)で8種類のタイプがあり、それぞれに対策が述べられている。時間に追われないと感じられるまで、読み返して対策を実践していきたい。
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本書の要点・・・予期と想起で時間術を捉えること
限りある時間の使い方との共通事項も多く。合わせて読むことで、時間感覚の修正に一歩前進。
タイトルと裏腹に時間術という考え方に問題提起されており、冒頭ちょっと拍子抜けした。
活用したいテクニック
リフレクション・・過去の成功体験を想起
デイリーメトリクス・・日単位で予期
パーキンソンの法則・・・タスクは与えられた時間まで膨張する。
ケニアのキクユ族が手に唾を吐く話・・・我々の脳は出来事に対して、瞬時に過去の記憶データベースから確率を見積り、リアクションを組み立てる。
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実行したいこと3つ。
①タイムログ
②アンパック
③他人のために時間を使う
①見積もりが甘々なので、使用時間を記録して、何をするのにどれくらいかかったかを知り、次にそのタスクをするときの参考にしていく。
②やることを小さく分け、少しずつ小さな達成感を味わう。少しずつでも着手していく。
③自分のことにも時間を使うが、他人とために時間を使うことで幸せ倍増。自信もつく。
継続したいことはマイクロ・サクセス。1日の中でよかったことを寝る前に3つ日記に書く。後から見直しても楽しい気持ちになる。
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時間管理をするほど仕事の効率は下がるという奇をてらう出だしに掴まれた。エビデンスベースでの話は終始説得力があり、参考になった。
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毎年、クリスマス、年末が近づいてくるとなんとなく忙しない時間を過ごしている気がします。
一年があっという間だったと思うのは、この時期に様々なイベントが集中して落ち着かないのと、環境的に日照時間が短くて冬季鬱気味のメンタリティで過去を振り返ってしまうからだと思っています。
この時期を社会人として生き延びなくてはならないのが毎年わりと過酷ですので、たらふく食べて暖かくなるまで眠り続けるタイプの動物の幸せを想像して羨ましく思っています。
さて、例年通りの忙しなさにうんざりしてしまった私は小休止的にポッカリと空いた一日をじっくりと使って敬愛する鈴木祐さんの新刊『YOUR TIME ユア・タイム』という本を熟読し、時間がメンタルをエグる構造と向き合いました。
この本を読んでいて一番重要だったのは「時間の概念」「時間感覚」という言葉によって「時間」というものをメタ認知できたことです。
そして本書の結論は
正しい時間術とは「予期と想起」を調整すること
というシンプルなアイデアに集結されますが奥が深過ぎて途方に暮れます。ですが「ほどほどな答えの追求」をするというのも時間と対峙する上で重要なスタンスであるということも本書で学んだので明確な理解は諦めてふんわりと感覚的な読後の印象をこれからの生活の中で育てていきたいと思っています。
時間に関して自分が普段からやっていて効果があるなと思うのは「書き出す」ことです。とにかくやりたいことを全部書き出してやるかやらないか決める。諦めるものを見極める。やれたことを確認する。これは「予期」というパートの話なんだなと本を読んでいて思いました。
あとは、悪化したメンタルを積極的に言語化するというのもやっていてそれも「書き出す」の一環ですが書き出したものをメタ認知して熟考するというのをよくやります。ほんとにメンタルの核を変えたい時は、あの人は〇〇だ、〇〇すべきで無い、みたいに嫌いな相手を徹底的に批判した文章を作ったあと、「あの人」を「私は」に変えて文章を味わうということをやります。これはむかし学んだバイロン・ケイティという人が言っていたワークですが強烈なので体力使いますが一気にメンタルを反転させたい時には使います。この辺は「想起」というパートの話なんだなと本を読んでいて思いました。
予期と想起を調整した後に、効率と生産の罠から逃れるために「生きがい」を掘り下げていくというワークがきますが、どうやらここが自分的には一番苦しいみたいでしたけど(生きがいとかまじでわかんない)サブワークのようなもので「文学に親しむ」「他人のために時間を使う」というものが紹介されていてそれならイケると安心しました。自分は小説読むのが一番好きですけどそれは生きがいを掘り下げるワークに繋がるんだなあって思ったり、こうやってレビューを書いて公開するのはある意味で他の人のために時間を使っていることでもありますが、確かにこういう活動をしていることで効率に囚われないで充実した時間感覚が育って行くように思います。
そして最後に「退屈を追い求める」というテーマが来ますが、自分はこの部分は得意です。瞑想的なものがだいたい好きだし、めんどうくさいことや地味な作業をあえて丁寧にやってる時間とかはむしろ無心になれて没頭できます。最近は、家事や筋トレをしながらお笑いの深夜ラジオやビジネス系の動画を流し聴くことに幸せを感じていて、部屋も片付くし体調もよくなるしカルチャーも脳に入ってきて結果的に思考やメンタルが成熟してる気がして時間の使い方としてはいい感触があります。(あと、ギター弾いたりなにか創作してる時の充実度は別格な気がしますがそこらへんはあまり書かれていなかったな)
最後に。時間について深く考えるというのは人生そのものについて考えることだし根本的な部分の概念にじっくりと時間をかけて向き合うというのは有意義なことだと思います。ただ自分の思考だけで考えることは難しいけれど、鈴木祐さんの本はメタ分析された科学的な知見が散りばめられているので生活を見直す時に骨太な参考書となっています。
長くなってしまいましたが感想は以上です。また折に触れて読み返し、使い倒したい一冊です。
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時間について書かれた本は「効率的な時間の使い方!」について書かれていることが多いですが、この本は、「効率化を求めることが間違ってます!」と考察し、「時間についての捉え方を変えましょー」という新しい視点で問題解決を図っていて、とても面白いと思いました。
ただ実践すると時間不足がかいしょうされるのか?については、疑問ですが。。。
ぜひぜひ読んでみてください。