いちねんかん(新潮文庫)
著者 畠中恵
両親が湯治に行く一年間、長崎屋は若だんなに託されることになった。「頼られる跡取り」をめざし奮闘するが、商品を狙ういかさま師や疫病の流行、大坂の大店からの無理難題など困難は...
いちねんかん(新潮文庫)
商品説明
両親が湯治に行く一年間、長崎屋は若だんなに託されることになった。「頼られる跡取り」をめざし奮闘するが、商品を狙ういかさま師や疫病の流行、大坂の大店からの無理難題など困難は次々と降りかかる。おまけに主の留守を知った賊に目を付けられ……妖たちは、あの手この手で若だんなを助けようとするが、はたしてこの一年をぶじ乗り切れるのか!? 痛快でじんわり心に染みるシリーズ第19弾。(解説・ペリー荻野)
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しゃばけシリーズ
2023/09/13 10:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の病弱な息子を置いて湯治に行ってしまう両親。
いつかは、一人でこの大店を切り盛りしていかなくてはならないので、予行練習のように張り切るが、やっぱり、急には難しい。
仲間の妖たちの力を借りながら、踏ん張る一太郎。人間界のしがらみも相まって、また、ドタバタ劇が。どうなるのか気になる所です。
若旦那が店主になる
2022/12/15 19:16
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも病気で寝付いていた若旦那が、とうとう長崎屋の店主として、店を切り盛りする日がやってきた。きっと若旦那の病死という最後が来るのだろうと、いつもいつも読みながら悲しく思ってたのに、夢のよう。若旦那も店の外では、さすがの貫録さえ感じられる今回の活躍ぶりに、嬉しくて、ゾクゾクしました
いちねんかん
2024/10/06 00:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Qた - この投稿者のレビュー一覧を見る
両親が湯治で一年間も家をはなれ、若だんなが留守を守る事に。張り切って新しい商品を考えたりしますが、詐欺やら災難が降りかかります。最後には長崎屋に強盗まで。でも、やっつけ方が妖らしくて楽しかったです。
お試し期間
2024/02/12 14:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルはそういう意味です。
特殊詐欺グループや、京アニ放火犯みたいな自分勝手な胸くそ悪い連中が、大量発生。
何で立て続けに詐欺にあうのか。
貧乏神が店表にいるからか。
コナンの周りで年中殺人事件が起こるのと一緒か。
太田神社ウンヌンは、文京区の牛天神北野神社の末社に太田神社があり、元々は弁財天の姉の黒闇天女という貧乏神を奉っていた。(貧乏神て女神だったんだ)
取り付いていた家の居心地がよかったので、貧乏にせずに福を授けたといういわれがあるのだとか。金次も近いか。
羽織の裾が引っかかったぐらいで、薬湯の入った重い釜がひっくり返るというのは、ちょっと無理がある。ひっくり返るのは、か弱い若旦那の方だろう。
若だんなの成長
2022/12/20 11:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ホント - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろん何事もなく終わる訳がない若旦那のいちねんかん。これまでもシリーズを通して若だんなの成長は感じていましたが、今回はその責任も相まってますます立派になったなーと感じました。心なしか周りの妖たちも立派になってきたような?