満月珈琲店の星詠み～メタモルフォーゼの調べ～

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いつも温かいストーリーで癒されていましたが、今回は少しピリッとしたテイストでした。

印象深かったのは「クラムチャウダー」
セレブのお嬢様から一転、何もかも失った光子。自分の居場所を無くして自暴自棄になっていた所へ現れた満月珈琲店。
『元には戻れなくても必ず再生する』と言う言葉がとても印象深かったです。

満月珈琲店が現れるキッカケも判り、また誰かの願いを聞いているのだと思うと、温かい気持ちになれました。

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満月珈琲店、今回は札幌の大通公園に。
お馴染みの風景の中に満月珈琲店というのが嬉しい。
作者の方、北海道出身ということもあってか、しっかり描かれているのも嬉しかった。
過去に来店したことで道を開き、転職で札幌にやってきた小雪。
同じ経験をした人と絆を結んでいくのが素晴らしい。
中でもリラの館のマダムのお話にぐっとくる。
ミーコ、、、
いつか、ミーコとマダムが再会する日が来てほしい。
しかし、あとがきのあとに短編という構成はやめてー。
あんなに素敵な「王子様」のお話、あやうく読み逃すところだったわｗ

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今回は北海道が舞台で、大きなエネルギーを持ち「変容」を司る冥王星がメインのお話でした。

2023〜2044年頃は水瓶座世代だそうです。
既存から新しい形へ。同じ思いの仲間と世界を創り上げる時代。物語にも登場したシャボン玉やわらび餅のように、どんなに世の中が変わっても、愛され、残るものもある。

今私たちが生きている世界は変化を繰り返している。そんな変化を受け入れるためにも『自分』というものをしっかり持って生きていこうと思いました。

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２匹のネコに挟まれながらほっこりと読了。
私もこの子達に生かされてるのかなと、ふと考えながら読み耽り、あっという間でした。
涙が自然と溢れ、最後には心満たされる素敵な内容です。
破壊と再生という壮大なエネルギーを持つ冥王星。
自分の足でしっかり立つこと、この大切なことを自分に当てはめて咀嚼したいと思う。
自分にとっての本当の願いとは。

幸せなシモベも感動した。
桜田さんの絵のやわらかさと創造することが愉しくなる料理名が毎度のことながら素敵。

今まで占いを経験したことはないが、月星座の占いをいつかしてみたいなと思う。
いい占い師さん居ないかな。。。

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冥王星というちょっと扱いずらいテーマだからか、ストーリーもちょっと重め。だけど、それを乗り越えた人たちの現在は軽やかで溌溂としていて心地よかった。
あと、ハデスが絶対的な姿ではなく、出会った人によって姿かたち、年齢もバラバラに見えるというのがとても面白い。

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星詠みが詳しくなくとも、今の時代と自分と重なるところもあって、面白かった。
人の死をいつもより扱われているけど、暖かくなるお話。
また、1冊目から読み返してみたい。

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【大好評「満月珈琲店の星詠み」シリーズ第４弾！】どの惑星よりも強いエネルギーを持つ冥王星は社会に大きな影響を与えるが、満月珈琲店の星遣いの猫たちの「変容」にも関わっていた。

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今回もほっこり暖かく読了。

前作との繋がりなどもあり、面白かった。
そして、泣いたぁ(ToT)

私も満月珈琲店に行きたいな。

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久しぶりの満月珈琲店。（イラスト集は見ていたけれども。）
今回は冥王星。占星術に詳しくない私にとっては、「大きなエネルギーを持ち「変容」を司る冥王星」と言われてもそっか、くらいな感じ。でも年表で見ると、時代を反映している様がわかる。

今回も優しいお話だった。舞台は札幌。どうやら音楽会が開かれるらしい。満月珈琲店で繋がれるってすごいことだと思った。小雪が札幌に行くことになったきっかけ。おかげで実家との距離が近づいた感じ。札幌でであった社長の話、マダムのお話。みんな、一生懸命生きてきたからこそ、語れる昔話。

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今回は北海道を舞台に、冥王星にスポットライトが光る一作に。
満月珈琲店の素敵な食べ物が寄り添う作風はそのままに、今までのおさらいも交えられた優しい物語。おまけの短編もすごく素敵でした！