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佐渡鉱山と朝鮮人労働
著者 竹内康人
佐渡金山をユネスコ世界遺産に登録すべく,国・自治体をあげた取り組みが加速している.しかし,そこが古から過酷な労働の場であること,とりわけ戦時の朝鮮人が苦しんだ「負の歴史」...
佐渡鉱山と朝鮮人労働
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佐渡鉱山と朝鮮人労働 (岩波ブックレット)
商品説明
佐渡金山をユネスコ世界遺産に登録すべく,国・自治体をあげた取り組みが加速している.しかし,そこが古から過酷な労働の場であること,とりわけ戦時の朝鮮人が苦しんだ「負の歴史」を否定する声がその伝統賛美を後押ししている.埋もれかけた貴重な史料や戦後の証言から,鉱山に生きた人たちの苦しみを活写する.
目次
- はじめに
- 第1章 近代の佐渡鉱山と朝鮮人の動員
- 1 新潟県での朝鮮人連行
- 2 近代の佐渡鉱山
- 3 佐渡鉱山への朝鮮人の動員
- 第2章 史料からみた強制労働
- 1 「産業報国」「決死増産」
- 2 坑内への集中配置・強制貯金
- 3 甘言での募集と争議
- 4 指名手配・逮捕・処罰
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