流山市から街の発展の様子を学べる
2024/12/03 22:40
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投稿者:かつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
千葉県流山市の人口が増え子育ても充実、どのようにして
そうなったのかの説明やこの街でビジネスに取り組む方の紹介など
流山のことがわかりどのように発展した街づくりをしていくのか
学べる本です。
流山市のあれこれが盛りだくさんの内容です。
2023/02/14 16:54
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今、首都圏のベッドタウンとして注目の的になっている、千葉県流山市。当書は自ら長年同市に住む著者が、歴代の同市長や住民のエピソードを実名でたくさん取り上げ、なぜ今同市がこうして成長し、注目されるようになったかについてトコトン追求した1冊です。
紙幅から考えて、実に盛りだくさんの内容です。また、表紙をめくった直後に流山市の関東地方上での位置と、同市内の鉄道駅が全て記された2種類の地図が掲載されており、文中で駅名などが出てきたら、この地図に帰ってすぐに位置が把握でき、理解しやすいように工夫されています。
しっかりとしたビジョンを持つ事の大事さを痛感
2023/04/12 06:32
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
流山の勢いがすごい
かつては陸の孤島と言われていたとは信じられない発展ぶりです。
常磐新線(つくばエクスプレス)の開通で各地で開発が進んでいたが、一歩間違えば乱開発になり、負担金ばかりが自治体に重くのしかかる可能性もあったとは知らなかった。
しっかりとしたビジョンも持った首長を持つ事の大事さを改めて感じた
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千葉県流山市が、子育てに優しい街として話題になるまでの過程が綴られている。
交通の便がよくなる、バイタリティ溢れる人が集まるなど、いくつかの要素が重なって、現在の流山市が作られていったことがよくわかった。
特に、市政において、既存の考え方を変えていく過程は、綴られている以上に労力を要したように思う。
こういった事例をもとに、さらなる子育てに適した自治体が生まれてくると非常によいが、既存意識や体制と粘り強く寄り添っていく根性が必要なのだと感じた。
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流山を今の形にした重要人物や、活躍している人たちにスポットライトを当てることで流山の成り立ちがよくわかる。
実際住んでみての満足度をずっとキープするのはやっぱり難しいところもありそう。
作っていく楽しさがなくなったら?
今の子育て世代の子育てが終わったら?
なんか既に盛り上がりのピークは去った感。
これからどうなっていくかも楽しみです。
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<目次>
第1章 保育の楽園を生んだ奇跡
第2章 ヒューストンからやってきた市長~井崎美治物語
第3章 市議になるなら流山~近藤みほ
第4章 「母になるなら、流山市。」~流山改造計画
第5章 「千葉のニコタマ」はこうして出来上がった
第6章 起業するなら流山~和菓子店の女主人は31歳
第7章 流山は1日にしてならず~角栄を口説いた男・秋元大吉郎
第8章 野菜買うなら流山~有機農法の鉄人・小野内裕治
第9章 天才サッカー少年が球団社長になるまで~流山FC・安芸銀治
第10章 東京ドーム30個分の「EC神殿」が1万人を雇用する
<内容>
近年すこぶる評判の高い流山市。千葉県以外からは今ひとつの知名度だと思うが、つくばエクスプレスがすべてを変え、今は住みやすい街のひとつである。市長の話から、地域で活動する人々を実名で紹介するルポ。もちろん、ひいき目に書かれている(なんで著者も流山市民)ので、なんぼか引いて考えないといけない。それでも、斬新な発想がいくつも隠れていると思う。いわゆる「既得権」や「先入観」を如何に追い払かが大切なのだ。
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流山在住の著者が全国人口増加率No.1の流山市についてルポる著作。同著者の「起業の天才」も読んで面白かったので読んでみたら、リクルートの社員が流山の発展にも寄与していて関連深かった。地方自治体ではなく、国政にも参考になる内容だった。
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前半の駅直結の託児と園への送り施設や緑の多い街づくり、創業スクールなどは他の市区(町村は人口的に難しい)であれば参考になる取り組みだろう。
ただ、中盤の良人材の人的リソースに関しては立地の割に地価が安いという事実がなければ集まらなかったわけで、そういう人に選んでもらえる立地でなければマネはできない。
後半は田中角栄まで出てきてノスタルジーがすぎるきらいを感じます。
東京からの立地の割に地価が安いという良コスパが前提としてあった上で集まった良人材が、正しい方向性の施策を講じたことによって発展した流山市。
駅前の地価がどんどん高くなり、段々とコスパに見合わなくなった時に人口はどうなるのでしょうか。
良コスパを持つ未来の流山市に人口は流れるのか。
それとも開発を続けた流山が名実ともに千葉のニコタマとして発展を続けるのか。
注目です。
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面白い。
まちづくりって何となく地味なテーマですが、著者の巧みな文章構成で、関係者の方々の魅力がひきたっており、どんどん引き込まれます
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一地方自治体が成長するためには,現状維持ではなく成長したい,し続けたい,と思う人々が集まることが必須条件.思う内容は個人と同じだが,個人で完結せずチームを作らねばならない点に,より困難さがつきまとう.どうして,そのような人々が流山に集まったのか,偶然か必然か知りたいところ.少なくとも井崎市長がトリガになるまで,大勢だった出る杭を打つ勢力をねじ込めた原動力は,そのような人々によるものだった.人々がいなければ井崎市長は誕生しなかった.
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関西からは、流山はひどく遠いところにある。どういう土地なのか、イメージが湧きづらいのだが、この本が描くイメージはビビッドだ。
街クリエーターやイベンターの手柄話ではないのが良い。ジャーナリズムの専門家であり、住民・当事者でもある筆者の自分事としての熱量が伝わってくる。
生き生きとした街を維持するのは、行政と住民のコンビネーション、ビジョンがうまく繋がって回ることが必要だということがわかる。
ただ、流山も、今は良いかもしれないが、全ての世代、全ての生業にとって、幸せな街なのか、今後もそうあり続けるのかどうか。今のインフラ・アセット、住民はやがて変性していく。CITYは時間的に連続した実体だ。そのとき、街はどうなるのか、を考えておくほうがいいだろう。
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流山の発展に都市計画のプロが関わっていたというのは興味深かった。(TX開通とともに勝手に栄えたものと思っていた。)
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送迎保育ステーション
人口を増やすには子育てしやすい環境整備→保育スタッフの厚遇が必要
耕作放棄地で農業
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今年から知見を広めるため馴染みのない新書も手に取ろうと決めて読んだのがこの本。千葉にゆかりのある人間なので、
流山はすごいという噂はなんとなく聞いていたし、おおたかの森駅前には平日休日関わらず、人がたむろしていて、新しくショッピングモールもでき、どんどん開発が進んでいて、漠然と「人口が増えて栄えてきてるんだなぁ」と思っていたけれど、この本を読んで、様々な能力の高い人たちが集まって力を結集させたからこそ、(あと時代の流れや地形なども味方して)ここまで「すごい」と言われる市になったのだなあと驚いた。
街を一つ作り上げ、栄えさせるためには、様々な専門知識や横との繋がり、何より「この街をより良くしたい!」という強い意志を持った同志であり仲間がいないと実現不可能なものだと思わされた。
流山がここまで来るのにどれだけの人間の協力があったのだろうと思うし、その恩恵を今受けられることに感謝したい。
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千葉県流山市。多くの人にとっては千葉県にある市の一つくらいのイメージしかないだろう。しかし、少子化の時代にあって、人口増を成し遂げている。子育て世代に手厚い援助をしていることが理由である。
西日本の明石市でも子育て世代に優しい政策を行うことで人口増加、商店街の活性化、税収増を果たしている。
子育て支援以外にも、流山で頑張る人たちを取り上げている。
子育て世代、日本全国の自治体の公務員や首長、議員、首都圏で家やマンションを探している多くの人に読んでもらいたい本である。