- 販売開始日: 2023/01/17
- 出版社: エクスナレッジ
- ISBN:978-4-7678-2977-7
シャーロック・ホームズの建築
シャーロック・ホームズは英国の名探偵である。アーサー・コナン・ドイルの小説のキャラクターで、世界中で探偵の代名詞として知られている。探偵であるからには様々な事件を捜査する...
シャーロック・ホームズの建築
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商品説明
シャーロック・ホームズは英国の名探偵である。アーサー・コナン・ドイルの小説のキャラクターで、世界中で探偵の代名詞として知られている。探偵であるからには様々な事件を捜査するわけだが、果たしてその現場となった建物や作中に登場する建物は、具体的にはどのようなものだっただろうか、という疑問がわいてくる。そこで原作の描写や建築用語などを拾い上げ、それらを分析して、できる限り記述に則って「このようなものではなかったか」を考察してみよう――というのが本書の目的である。(「はじめに」より)
ホームズがとワトスンが暮らした「ベイカー街221B」
不気味な魔犬の呪いが続く「バスカヴィル館」
社交嫌いの人間が集う「ディオゲネス・クラブ」
それらは一体どんな建築だったのだろう?
シャーロック・ホームズ研究家の北原尚彦氏と一級建築士の村山隆司氏が17の事件を題材に、物語の中に登場する建物を徹底考察。
コナン・ドイルの書いた文章を分析し、解読し、間取りの細部に至るまで緻密に建築を設計した。
この本を読めば、ホームズの生きたヴィクトリア朝の英国建築が分かる。
建築が分かればシャーロック・ホームズ・シリーズはもっと面白い。
さぁ、この本を読んで謎解きの旅に出かけよう。
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小説から建物を考察
2022/04/22 00:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず建物の外観のイラストと建物の簡単な説明。それからその建物が登場したストーリーの説明、建物の歴史的な背景や建築用語の説明、小説での描写、シャーロッキアンとしての考察と建築家としての意見などが文章で綴られる。上から見た間取り、屋敷の俯瞰図、特にポイントとなる場所、などのイラストあり。建築以外にも小物などの説明イラストあり。
過剰すぎない、いかにも建築畑のイラストで、「細かいところは各自好みを反映させて物語を楽しんで」といった感じで好もしい。
現代のミステリでは舞台となる場所の地図や間取りを設定してトリックを考えたりしていると思うけれども、多分、ミステリ黎明期はそれほどでもなかったんじゃないかな?でもまあ突詰めて考えたらいけないよね、ここがどうなっているかいまいち分からないけども…………
というヌルい読書ではイカン!!
小説を完全に成立させるように建築してみようではないか!
ということだと思う。
ボンヤリとイメージしてヌルく考えていたので、この本の図を見ながら読んでみようと思う。
詳しいです
2023/05/18 23:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の方、本当に、シャーロキアンなんだなぁ~と熱の入れようが、伝わって来ます。図面ガ詳しいだけでなく、それぞれの事件があらすじというか、内容までていねいに、書かれています。一度、原作読んでからこちらをオススメ
Holmes
2022/03/15 22:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シャーロック・ホームズシリーズに登場する建築17箇所を紹介する一冊。タイトルどおりの内容です。建築の図面があるのは楽しいですが内容の大半は小説のあらすじでした。期待したぶん残念。