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公爵さまが、あやしいです
19世紀英国。幼い頃に両親を亡くしたベアトリス嬢は、叔母の家に身を寄せる居候。内気で読書好きな性格も災いして、すっかり婚期を逃していた。だからその日も、肩身の狭いハウスパ...
公爵さまが、あやしいです
公爵さまが、あやしいです (コージーブックス 行き遅れ令嬢の事件簿)
商品説明
19世紀英国。幼い頃に両親を亡くしたベアトリス嬢は、叔母の家に身を寄せる居候。内気で読書好きな性格も災いして、すっかり婚期を逃していた。だからその日も、肩身の狭いハウスパーティーが一刻も早く終わることを願っていたのに、事件は起こってしまった。頭部を殴打された男性の死体を図書室で発見してしまったばかりか、そこであろうことか公爵と鉢合わせ。彼は頭脳明晰で美しいけれど、とても高慢な人物だ。案の定ベアトリスを体よく現場から追い出し、「男性は自殺だった」と嘘を吹聴した。公爵さまが犯人だからなの? しかし嘘の真意を知ったベアトリスは公爵と協力して事件の真相を探ることに。誰にも注目されずに情報を集められる冴えない令嬢と、絶対的な発言権をもつ公爵――身分違いの凸凹バディの運命は!?
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紙の本
このコンビ最高!
2023/04/01 20:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:moon - この投稿者のレビュー一覧を見る
凄く面白かった!なんといっても聡明なベアトリス嬢が魅力的。高慢不遜で絶対的な高身分と発言力をもつケスグレイブ公爵と共に、殺人事件の真相を探るお話。この二人の会話が本当に楽しい。頭がいい二人だからこそ言い回しが洒落ててユーモアで思わず笑ってしまう。謎解きでも読者を置いてけぼりにしない。ライトミステリーとロマンスのバランスが絶妙で二人の今後が気になります。
行き遅れっていうワードにカチンとくる人は多いと思う。そんな中で、ベアトリス嬢は19世紀初頭の時代ではあり得ない『言いたいことは言う、やりたいことはやる』といゔわきまえない女゙。
身分社会と孤児で養われているという負い目を持ちながらも、うわべを繕いつつ、女性は独自の意見を言ってはいけない控えめであるべし、という当時の世情をぶっ壊してくるのが爽快。
7月に2巻が発売予定とのこと。このシリーズ続編は絶対読む。
紙の本
主人公がちょっと苦手だけど、続きは気になる
2023/05/10 03:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
19世紀初頭の英国。
幼少期に両親を亡くし叔母一家に引き取られた主人公は様々な理由から行き遅れて本の世界に没頭して生きている。
叔母の友人である侯爵家のハウスパーティーに招待された際に、図書室でゲストの遺体を発見し、同じく遺体発見者となったゲストの公爵が自殺だと公表したことで疑念を抱いて事件に首を突っ込んでいく。
互いに自分が賢いと思っている二人が協力したり出し抜いたりしようとするライトミステリー。
主人公の内気設定はどこへ?というくらい人の部屋に忍び込んで捜査したり行動力ありすぎ思い込み激しすぎで驚いた。
主人公の無謀さや、少し妄想癖があるところなど、ハーレクインみあるなぁと思ったり、やっぱ思い込み激しすぎて苛立ったりもしたけど、ミステリーの真相はサイコパスっぽくて予想外。
公爵とは今後身分差ロマンスのような展開があるらしいし、次巻も翻訳されたら読むと思う。
紙の本
最近では珍しい
2023/02/23 18:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭から何故かイライラしている主人公。
公爵が何かやらかしたのか?と思いつつも、いや初対面で話してもいないはずだし、なんなのこの主人公。と、結構主人公に不快感しかなかったけれど、読み進めていくとまあなるほどねと。
ミステリとしては王道路線。恋愛が絡むのも古典的かと。
過去にはそういう作品がたくさんあったけれど最近では珍しく、返って新鮮ではあった。
電子書籍
おもしろかった
2023/02/22 19:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体的には面白かったですが、結構進みが遅く感じるのでちょっと読むのに時間がかかりました。でもおもしろかったです。