- 販売開始日: 2023/03/17
- 出版社: 新潮社
- ISBN:978-4-10-331965-8
花に埋もれる
著者 彩瀬まる
彼氏よりソファの肌触りを愛する女性。身体から出た美しい石を交わし合う恋人たち。憧れ、執着、およそ恋に似た感情が幻想を呼び起こし、世界の色さえ変容させる――イギリスの老舗文...
花に埋もれる
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商品説明
彼氏よりソファの肌触りを愛する女性。身体から出た美しい石を交わし合う恋人たち。憧れ、執着、およそ恋に似た感情が幻想を呼び起こし、世界の色さえ変容させる――イギリスの老舗文芸誌「GRANTA」に掲載された「ふるえる」から、単行本初収録となるR-18文学賞受賞作までを網羅。著者の原点にして頂点の作品集。
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艶やか、艶やか、艶かしい。
2023/10/16 19:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかくこの漢字の言葉が感想になる。花を見てエロスを感じたことがある。彩瀬さんはそれを文章にしていると思う。花そのものになりたいという表現者の最高峰の願いを叶えてしまった後、彼が最後まで花として生きることができたのは、絶望の末、他に望むものがなかったからだと思う。幸福と不幸は表裏一体だ。人間は人間になり過ぎてしまったから、森へ還った方が良いのだと思う。
大人の微妙な恋心
2023/06/01 20:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛とこだわりの間で揺れる大人たちの気持ちが描かれている、ちょっとエロティック、ちょっと不思議な短編集。
男の無神経さに訣別する女や、自分勝手な気持ちを受け入れる女など、力強く逞しくしなやかに生きる姿が心地いい。
しっとりした気持ちになります。
花の香りに包まれたような不思議な気持ちに
2023/05/17 10:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な時期に書かれた6篇が収められた一冊。一冊を通すと(男性の私でも)花の香りに包まれたような不思議な気持ちになりました。個人的には最初2篇「なめらかなくぼみ」「二十三センチの祝福」が奇譚といったどこか浮世離れした雰囲気で良かったです。
美しさと恐ろしさ
2023/06/29 15:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
官能的。
少し恐ろしいような、悲しいような、不思議な感覚に。
雨の日や夜、自然の音しか聞こえない環境でさらさらと読むのが合いそう。
装丁も美しくて雰囲気に合っていた。
気持ち悪い
2024/04/11 11:44
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある意味、非常に気持ち悪い小説。
評価したくなる気持ちも分からなくはないけど。
よくわからないけど、賞を取るほどの小説ではないと思う。